由良神社
京都府宮津市由良宮本2362
祭神は伊弉諾命、櫛御気命、誉田別命神。
由良神社は霊峰(神体山)・由良ヶ岳の山麓に祀られていたという。
出雲国八束郡八雲村の熊野大社(出雲国一宮)から素戔嗚尊の分霊を勧請。
近世、由良は廻船業で栄え、人形浄瑠璃の演目「由良湊千軒長者」の由来とも。
かつて上宮、中宮、下宮の3社に分祀されていたが、1711年に一社となった。
江戸時代、蘭方医学者として活躍した新宮凉庭氏にまつわる碑も建立。
1888年、京都・寺町鞍馬口にある花御所八幡宮の分霊を勧請、熊野三所権現に合祀、社号を由良神社に改称。
1922年、日本海軍の軽巡洋艦「由良」が進水。
1923年、由良神社から艦内神社に分霊が行われた。