木屋町通三条上る
京都府京都市中京区上大阪町 木屋町通三条上る
木屋町通とは、北にある二条通と南にある七条通までを結ぶ南北方向の通りの一つ。
全長約2.8km。
東西の通り名と合わせて頻用され、通り沿い・高瀬川沿いの二条・五条間の地域は通称「木屋町」。
1596年、角倉了以によって高瀬川が開削され、1611年に開通。
開通当時、樵木町通と呼ばれた。
江戸時代、大坂(大阪府大阪市)や伏見(京都市伏見区)から薪炭・木材が高瀬舟に積まれて運び込まれ、材木問屋・材木商が倉庫や店舗が立ち並ぶようになり、やがて「木屋町」と呼ばれた。
木屋町周辺には材木町、紙屋町、鍋屋町、米屋町などの地名が残る。
料理屋や旅籠、酒屋などが立ち並ぶようになり、酒楼娯楽の場へと発展。