毘沙門せんべい 福屋
東京都新宿区神楽坂4丁目2 福屋ビル B1F
神楽坂を間に挟んで毘沙門天の向かい側に立つ、なんてことのないお煎餅屋さん。
…のように見えますが、実は歌舞伎役者の十七世中村勘三郎が贔屓にした、由緒ある煎餅屋なのです。
十七世は2012(平成24)年の暮れに惜しまれつつこの世を去った十八世勘三郎の父親で、現在の中村勘九郎・七之助兄弟の祖父に当たります。
手焼きで作られた煎餅は固いのにサクサクした歯ざわりが特徴。
醤油と米の味わいが絶妙にマッチした、江戸ならではの味わいです。
とはいえ煎餅にしては少々値が張るので、ご進物で頂戴すると嬉しかったりします。