晴明神社
福井県敦賀市相生町8-20
賀茂忠行・賀茂保憲の親子に学び陰陽道の大家となった平安時代の陰陽師・安倍晴明を祀る。
南北朝時代、晴明神社周辺では金ヶ崎戦、織田信長と朝倉氏による合戦が勃発、今も防火の神として信仰を集めている。
拝殿には、陰陽道の研究に使ったとされる「祈念石」が安置され、天文学・地文学の研究を重ねた。
敦賀は敦賀港があり、古くから海外との交流が盛んで、中国からの情報も届いた。
陰陽道は、古代中国の「陰陽五行説」を基礎にした学問で、長らく当地で暮らしていた。
御神体の「祈念石」は晴明の霊力を宿すといわれ、床下を望む小窓から覗き見ることができ、賽銭を投げいれて石の上に載れば願いが通じるといわれている。