蘇我入鹿首塚
奈良県高市郡明日香村飛鳥写真の後ろが蘇我入鹿の邸宅があった甘樫丘。
蘇我入鹿を暗殺して談山神社へ逃げる中大兄皇子と中臣鎌足を、切断された入鹿の首が宙を舞い彼らを追いかけた、との話が残っています。
彼ら二人を見失った首は、甘樫丘にある邸宅に残る父・蝦夷を心配して自分の邸宅をめざしまたが、ここ首塚のあると場所に落下した、との言い伝えがあるそうです。
こんな言い伝えに胸をわくわくしながら、学生時代の私は、この辺をさ迷った記憶を昨日の様に覚えています。その時は、とても暑い日でした。
なお、この墓は室町時代の坊さんの墓、との言い伝えがありましたが、近年、蘇我入鹿の首塚と呼ばれる様になったのが真実の様です。