十二所神社
兵庫県姫路市忍町120928年、疫病の流行によって人々が苦しんでいた時、一夜にして12本の蓬が生えた。
そこに、少彦名神が出現し、この蓬で疫病を治癒すべしとの神託があり、里人の病は癒え、感謝した人々は少彦名神を祭祀した。
1175年、現在地に遷座。
12本の蓬にちなみ、社名を十二所神社。
神紋は蓬の葉。
祭神は「菊姫命(お菊)」。
お菊が十二所神社に参詣したという伝承から祀られた為、別名、お菊神社とも。
また、お菊は播州皿座敷の主人公として知られ、お菊の亡霊が井戸で夜な夜な「いちまーい、にまーい、さんまーい・・・」と皿を数える情景として一般的に知られている怪談話の総称。