戸山公園(交通公園)
東京都新宿区大久保3丁目5江戸時代、尾張藩徳川家の下屋敷があった。
2代藩主徳川光友により、回遊式庭園「戸山荘(戸山山荘)」として整備、箱根山に見立てた築山の玉円峰(箱根山)、東海道の小田原宿を模した建物など二十五景がしつらえられた。
11代将軍徳川家斉ゆかりの場所として知られ、水戸藩徳川家の小石川上屋敷と並ぶ有数の大名庭園であった。
明治維新後、明治政府によって陸軍戸山学校、陸軍軍医学校が開校、陸軍の練兵場などに利用されたが、戦後に廃止。
1949年、戸山ハイツを建設、戸山公園を開園。
公園には、標高44.6mの箱根山がある。
毎年10月、体育の日には、穴八幡宮の伝統行事で新宿区指定無形民俗文化財指定の流鏑馬が開催。