日本武尊、弟橘媛命 伝説の地 御所ヶ崎
神奈川県横須賀市走水2丁目4伝説によると日本武尊が東征途上の際、日本武尊が当地上総に渡ったとされ、仮の御所を設けた。
軍旗を立てたことから御所ヶ崎、旗山崎という地名の由来とも。
当地にはかつて弟橘媛を祀る橘神社が鎮座。
上総国に船出した日本武尊は海上で暴風雨に遭い、弟橘媛が海へ身を投じて暴風雨を鎮めた。
7日後、妃の御櫛が浜に漂着、村人は旗山に御陵を造ってその櫛を納めた。
御所ヶ崎には江戸幕府によって台場が築造、明治政府によって軍用地として買収された際、橘神社は走水神社に遷座。
現在、旗山崎公園には明治時代に建設された「走水低砲台」の遺構の残り、加農砲が据え付けられていた砲座跡、弾薬庫などのレンガ積み構造物がある。