引窓南邸跡
京都府八幡市八幡高坊8-16人形浄瑠璃および歌舞伎の演目の一つ。
双蝶々曲輪日記とも。
1749年、大坂竹本座で初演、京都嵐三右衛門座で歌舞伎として初演。
作者は二代目竹田出雲、三好松洛、初代並木千柳。
全九段。
若旦那山崎屋与五郎は遊女吾妻と恋仲で、八幡の住民南与兵衛は吾妻の姉女郎都と恋仲である。
二人の女郎には侍・平岡と悪番頭権九郎とがそれぞれ横恋慕して、諍いが起こる。
与五郎には父与次兵衛から絶えず意見されるありさま。
そんな二組に、力士の濡髪長五郎、素人相撲の放駒長吉が近づいてくる。