興臨院
京都府京都市北区紫野大徳寺町80普段は非公開ですが、このところ毎年春と秋に特別公開されている塔頭、1つ目です。
室町時代、能登の守護であった畠山氏によって建立されました。
加賀藩主前田家ゆかりのお寺でもあります。
表門、唐門、方丈などは室町期の貴重な遺構です。
興臨院は特別公開の時、希望すると説明を聞くことができます。
方丈とは住職さんの住まいで、普通6室に分かれています。
6室それぞれの部屋の役割など詳しい説明がありました。
ちなみに住職さんの寝室は、仏間である”室中の間”の裏にあります。夜中に地震や火事があった時、仏様と一緒に逃げられるよう、仏間の近くで寝ることにしていたそうです。