法華寺
長野県諏訪市大字大字中洲神宮寺856上社本宮に隣接する、一見どこにでもあるようなお寺さんですが。
実はここ、日本史上に重大な役割を果たした寺院なのだそうです。
天正10(1582)年3月、武田家を追討すべく織田家が信濃国に侵攻。
織田方は武田家の拠点となっていた諏訪大明神を焼き払い、唯一焼け残った法華寺に本陣を置きました。
ここで信長は3月19日から4月2日まで14日間滞在し、武田家滅亡に対する論功行賞を実施。
その宴席で、明智光秀がポロッと漏らしました。
「我々も苦労した甲斐がありましたな」
ところが、それを耳にした信長が烈火の如く大激怒!
「貴様如きに何の働きがあったか! このキンカ頭めが!」