大龍寺
兵庫県神戸市中央区神戸港地方字口一里山1通称、中風除けの寺。
山号は再度山。
東寺真言宗別格本山。
768年、和気清麻呂によって再度山(摩尼山)山頂に開かれた。
山号は空海が大輪田泊から唐に渡る直前と帰国直後の2度、当寺に参詣したことに由来。
奥の院には空海作「亀の岩」があり、空海が登山した道は大師道と呼ばれ、空海の修行地である再度山公園には修法ヶ原の地名が残る。
1300年代、赤松則村の多々部城の構成要素であったため、戦火を受けて衰亡。
1350年代、善妙上人による中興が行われ、堂宇が再建。