
梅は咲いたか桜はまだかいな!安八の百梅園
岐阜梅は咲いたか桜はまだかいな!安八の百梅園
安八という、ある意味田園地帯が広がるエリアに梅の名所があると言います。 開園されてからまだ10年足らずなのでまだまだ岐阜市の「梅林公園」ほどの知名度はありません。 正直、この場所に本当に梅の公園が存在するのか疑ってましたが、ごめんなさい、ちゃんとありました。 駐車場はそれなりにあるので大丈夫かと思いますが、足りなくなった場合は路駐ですかね。 安八はとても長閑な場所で、歩いていると昔ながらの風景がそこに展開しています。 観光として行く場合、百梅園だけでは足りません。 まず最初に百梅園を訪れ、冷えた体を温めるのに近くに存在する温泉を利用するなど、 複数のスポットを掛けることをオススメします。
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こんな田園地帯の道を走って梅の公園があるのか? ちゃ~んとあるんです。私も驚きました。園の広さは約3.9ヘクタール、園内には1200本以上の梅の木が植えられているそうです。毎年2月中旬から3月に渡って安八梅まつりが開催され、うどんやぜんざいなどのバザーが開かれます。
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実は岐阜有数の梅スポット
梅公園としての歴史はそれ程深くありません。面白いのは、周囲の梅一本一本が個人名義になっていていること。周囲の方々が寄贈されたのでしょうか。
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いろいろな色の花があります
梅の花はピンクの基本は変わらないものの、薄い色、又は濃い色、黄色が強い色等様々。何もない枝にいきなり花が咲くのは何とも不思議。
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しだれ梅
花が咲いてたら綺麗だったんでしょうねー。しかしこの時は残念ながらこれだけでした。
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別の日のしだれ梅
花のタイミングが本当に難しい。品種によって花の時期がずれています。
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安八町ふれあいセンター
要は町の施設です。梅まつりの時は施設内で盆栽等の展示があります。
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ぜんざいがオススメ
一つずつ手焼きされた餅が入った熱々のぜんざい。冷えた体がスッと温まります。
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お手軽にみたらし団子を
センター内の売店は総じてお手頃価格。甘酒¥100、芋の煮っころがし¥150、みたらし団子¥80、等
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周囲には店も出てます
普段誰も居ないのに梅のシーズンだけは非常に混雑し、この辺りの周囲だけとても賑わいます。
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このようなイベントです
満開になる日とイベントが重なればベストなのですが、最近は梅の開花が遅れ気味のような。2018年ひな祭りの日の開花はまだ一部という感じでした。
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桜なら隣町の墨俣へ、墨俣桜まつりをどうぞ。墨俣城辺りから始まり堤防沿いに約数キロに及ぶ桜のトンネルは圧巻。数多くのお店も出るし、河川敷には花見客でびっしりになります。大きな駐車場が有りますがすぐに満車になりますので注意を。
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桜トンネルが凄い
両側から空を覆うように伸びる枝に桜が咲き誇ります。季節末期の桜吹雪がまた凄いことになります。
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百梅園の梅まつりとほぼ同時期、墨俣ではつりびな小町めぐりが開催され、期間中は町中が参加者で溢れます。スタンプラリーに参加すると自然に墨俣の町中をくまなく巡ることになりますがさくら会館以外は距離的に大したことありません。25番のさくら会館以外は。二度言いました。
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実際のスタンプラリー用紙
スタンプ数は32箇所+1で系33箇所。このうち20箇所以上で抽選がありもれなく粗品が当たります。
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変わったつりびなを発見
魔女が飛んでいるつりびなを発見、これがなかなか可愛いのです。何処にあるのか探してみて。
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段飾りもいっぱい見れる
それぞれが立派な雛飾りです。せっかく見せてくれるのですからきちんと鑑賞しましょう。
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梅を鑑賞した後は、やっぱり温泉でしょ。この時期はまだ寒いのです。冷えた体を温めるのに最適な温泉が近くにあります。料金も大人一人300円と、リーズナブル。ここは正式には「安八温泉保養センター」といい、安八町の施設。地域の高齢者の方の憩いの場になっています。
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この辺りでは順番にひまわり畑になっています。エリア一面に咲くひまわりを見つけると元気が出てくるようです。しかし、その場所は毎年変わります。今年は何処にひまわりがあるのか。正直な話、行ってみないとわかりません。
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この辺りの基本的な風景
この辺りは基本的に田園地帯です。何処までも田園が続き、空は限りなく大きく。周囲に灯りもないので、案外天体観測に最適かも。
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安八の街は、何処を歩いても懐かしい感じがします。ある意味開発が進んでいない、昔ながらの風景がそこにあります。
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地蔵様が多い
街角のどこでも地蔵様の姿を見ることが出来ます。
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何の建物かなと思ったら、旧仁木小学校ということです。古いなと思ったら、明治の建物だそうです。木の壁が良いですね。
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立派な屋根
ここだけ見ると、学校というより立派な寺院に見えますね。
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旧三洋電機のソーラーアークでしたが、現在はパナソニックソーラーアークに名称が変更されています。とにかく巨大。アーチ下の民家が小さく見えますね。
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角度違いで見ると
上の写真は過渡期でメーカー名がありませんが、こちらではしっかりとパナソニックになっています。また、岐阜羽島駅が近いので新幹線速度が遅いので新幹線の写真が撮りやすい場所。
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この辺りを流れる木曽川の治水工事に遠く離れた薩摩藩が指名されたのは有名な話。しかし地元の方は薩摩の方の尽力に対しとても感謝しているのです。
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治水神社
かつての薩摩堤があった場所には現在治水神社が建てられています。
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何故か唐突に巨大乙姫像が池の中に建っています。高さ目測約5メートル。素晴らしい極彩色の像は手入れがいいのか常に異彩を放っています。ちなみに手前は浦島太郎。
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浦島太郎ですね
乙姫も巨大ですが、こちらの浦島もまた巨大。造形的にも思わず笑いがこみ上げるほど見事。
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安八町の北の端にある「結神社」。縁結びのパワースポットとして最近メディアでも紹介されている神社。絵馬は社務所で手に入れて下さい。
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この辺りで一番秋を感じることができる場所。シーズンになると銀杏を収穫するほど境内中に銀杏が植えられいます。場所は墨俣桜堤防の長良川を挟んだ反対側になります。
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落葉の時期は凄い事になる
これだけの銀杏が一斉に落葉する時期があり、運良くこの時に行くと地面はまさに銀杏の絨毯。上も下も黄色い世界になります。
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寺喫茶でお茶をどうぞ
境内に設けられた寺喫茶「亜伽」では軽食と喫茶を楽しむことが出来ます。ゆったり座りながら境内の銀杏を鑑賞する贅沢な時間をどうぞ。
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