
🌸京都 "きぬかけの路"桜回廊
京都🌸京都 "きぬかけの路"桜回廊
寒かった冬がまもなく終わろうとしています。 毎年この季節になると春が恋しくなり、街のあちこちで春を探してしまいます。 あと、1ヶ月ほどで南から徐々に桜前線が北上し、京都にも桜の季節がやってきます。 今回は、京都の西にある"きぬかけの路"沿いに咲く桜を巡るプランを立ててみました。 駐車場の少ない京都…市営バスや嵐電でのんびりおでかけしてみませんか? 2025年春、京都で心に残る桜と出会えることを願って🌸✨
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地元では“釈迦堂“と呼ばれている浄土宗知恩院派のお寺です。 嵐山の渡月橋からまっすぐ北に歩いてくるとどんつきがこのお寺になっています。 王門は和様と禅宗様の折衷になっており、室町時代作の赤い仁王像が睨みをきかせています。 すぐそばのソメイヨシノはそろそろ散り桜となりそうです。
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その前に…きぬかけの路とは❓
世界遺産となった仁和寺から龍安寺を経て金閣寺に至る全長およそ2.5Kmの衣笠山の麓を抜けるルートをさします。 今回はもう少し西の嵯峨から出発してみました。 並木道の桜、民家の枝垂れ桜、病院敷地に咲く早咲きの河津桜…。紹介した以外にもたくさんの桜に出会える桜回廊です。ゆっくりと歩いて巡るのもおすすめです。
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本堂(釈迦堂)
では、最初は嵯峨にある清涼寺からまいりましょう。 正面に見えている本堂にはご本尊の三国伝来の"生身釈迦如来"(国宝)が安置されています。 北宋代の木造彫刻で、奝然(ちょうねん)上人が寛和元年(985年)に宋で模刻させ日本に持ち帰ったとされています。その胎内には絹でできた五臓六腑が入っていたそうです😳このことから「生身仏」と呼ばれるようになったとか。 こちらは毎月8日と春、秋に特別公開されます。
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多宝塔
源氏物語にゆかりがあるお寺としても知られる釈迦堂。光源氏が造営したとされる“嵯峨の御堂“のモデルになったと言われているそうです。 毎年3月15日に開催される京都三大火祭の一つに数えられる“お松明式“は一見の価値あり!
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紅枝垂れ桜🌸が見頃でした
早春には梅や川津桜も咲き、ひと足早く春を満喫できますよ。
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梅もキレイですよ
梅の香りは春を待ち望む活力になるような気がします。
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見どころたっぷりの釈迦堂へぜひ
春もきれいですが、秋の紅葉時期も素晴らしいんです。 弁天堂の渡り廊下から見る池遊式庭園や、京都三大狂言のひとつ“嵯峨大念仏狂言“が行われる狂言堂などもゆっくり見学したいものです。
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この世の春
嵐山の界隈から少し離れていることもありゆっくりと過ごせるエリアです。周辺にも春の花が咲いていますのでそぞろ歩きを楽しんでみては?
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嵯峨で桜の名所…といえば必ず名前が上がる大覚寺。 貞観18年(876年)、嵯峨天皇の離宮だった嵯峨院を寺院とし門跡院となりました。 桜を愛でるなら境内の東に広がる大澤池がおすすめです。 平安時代に唐の洞庭湖を模して造られた日本最古の林泉式庭園です。
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大澤の池
ここはよく時代劇のロケ地になっているところです。 本当にタイムスリップしたかのような景色が広がっていますよ。 周囲1kmの池の周辺には桜やカエデが約700本ほど植えられ四季折々美しい風景を見ることができます🌸
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この門の外で入場料を納めます
桜のトンネルをくぐって進みます。
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ぐるりお散歩できます
朱色が美しい心経宝塔、名古曽(なごそ)の滝など、池のほとりは見どころ満載。ぜひゆっくり歩いてみてください。足元が悪いところもありますので歩きやすい靴でね。
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茶室「望雲亭」
裏千家の設計で昭和50年(1975年)に再建された茶室。 お茶会や華展などが開催されています。 普段は入れません。
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息を飲む美しさ
山々や木々が池に映り込む様子はまるで絵画のようです。 夏の新緑、秋の紅葉も捨て難いですが、私はこの柔らかな色彩の春がいちばん好きだなぁ。
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観月の夕べ
嵯峨天皇が池に船を浮かべて中秋の名月を賞でられたことになぞらえて毎年9月に行われる行事。 龍頭のついた船に乗り優雅なひと時を味わってみませんか? *9月15〜17日頃、17:30〜21:00、 500円(小中高300円)
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嵯峨の野辺を東へてくてく…。この辺りは北嵯峨と呼ばれており陵墓があったり田畑が広がる地区です。 自転車🚲でゆっくり巡るのもいいですね。 まもなく池が眼前に広がります。こちらは広沢池。 古くから「月見の名所」として知られる周囲1.3kmの灌水用のため池で、松尾芭蕉や与謝野蕪村、源頼政、後鳥羽上皇ら歌人がこの地を歌に詠んでいます。
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道沿いの桜が見事
池の南側の道路沿いは桜並木になっています。 池べりで写真を撮られている方も見られますが、さほど人は多くなく穴場かも。
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眺望も素晴らしい👍
池の向こうには愛宕山や小倉山なども望めますよ。 毎年12月には池の水を抜いて鯉やふななどの魚を水揚げする「鯉揚げ」が行われ、すぐそばで量り売りされるんです。 鯉上げが終わると抜かれた水は少しずつ元にもどされ春先にはいつもの鏡のような池となります。
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お盆の「灯籠流し」
毎年8月16日には五山送り火の“鳥居型“が池の奥の山に灯り、遍照寺の灯籠流しが行われます。 ご先祖さまを送り出す京都の晩夏の風物詩の舞台になっておりたくさんの見物の方で賑わいます。
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広沢池のほとりにある茶店。 昔ながらの懐かしい佇まいで桜の時期は観光客で賑わっています。うどんやお蕎麦などの軽食がいただけますよ。夏はかき氷🍧も❗️
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立派な枝垂桜が❗️
お庭にある枝垂桜が見事!かなり大きな木で枝ぶりもよく手を広げているかのようです。かなり見応えがある桜でおすすめのスポットです。
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無料で見せてもらえますよ
お庭から見るのもまたいいものです。 マナーは守りましょうね。
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さらに東へ行くと桜の園のような光景に出会えます。 こちらは、京都の円山公園の桜を手がけられた桜守の"佐野藤右衛門さんの邸宅"に植えられた桜の数々。そう、私邸の桜を無料で開放されているのです。 石の塔が並ぶ庭園には十六夜桜や河津桜、手毬桜など200種類もの桜の木が植えられています。最盛期は桜色がグラデーションとなり圧巻の一言です。
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天保年間創業の歴史ある造園
佐野藤右衛門は「植藤造園(うえとうぞうえん)」の当主が代々受け継いでいる名前。現在の藤右衛門さんは16代目だそうです。 京都の植木職人として長年、仁和寺で桜守として仕えてきました。 14代目の頃からは、日本各地の桜の保存活動にも尽力されているそうです。
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いろいろな桜が楽しめます
多くの種類の桜が植えられています。 ひとつひとつに名前がつけられていますよ。聞いたことのないものばかり!さすがです。
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かがり火がたかれてることも…
夜になるとかがり火が焚かれる年もあり幻想的な雰囲気の中、夜桜を見ることができます。 2025年…今年はどうかな…。 見学や撮影をされる方は善意で見せていただけていることをお忘れなく。
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夜桜も素晴らしい✨
ライトに照らされた桜は儚げで昼間とはまた違った表情を見せてくれます。
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京都では“嵐電(らんでん)“と呼ばれている京福電鉄の北野線。宇多野駅と鳴滝駅の間は桜の時期になると人だかりができます。 線路の両サイド、約200mの間に85本のソメイヨシノが咲き競うのです。
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まさに桜のトンネル
お天気の良い日はこんな風に桜のピンクと緑、そして空の青が最高にきれいですよ。 遮断機が降りて電車が近づいてきたら撮影はやめましょうね。
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夜はライトアップされ幻想的な光景に
見ごろは例年、3月下旬から4月上旬。 嵐電はこの時期、区間を走る電車の車内灯を消して ゆっくり走行します。昼間とは違う世界を見ることができます。 (桜のメンテナンスのため2020年度より当面はライトアップが休止されています)
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散り桜も風情あり
電車に乗って散る桜が舞う姿を見るのもいいですね。
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空高く
あ〜、春うらら🌸
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〜ねぶたさの 春は御室の 花よりぞ〜 御室桜を詠んだ与謝蕪村の句です。 京都でも名高い御室仁和寺の桜は“御室桜“と呼ばれる遅咲きの桜です。 仁和4年(888年)に創建された真言宗御室派の寺院で、御室桜も同時期に植えられたと伝わります。 五重塔越しにみる桜が有名ですよね。 京都では、御室桜が咲くと「やっと春が来たね」と合言葉のように話したりします。
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仁王門
“京都三大門“のひとつに数えられる仁王門。江戸時代初期の建立だそうで重要文化財に指定されています。 威風堂々とした佇まいに少々圧倒されそうになります💦 仁王門をくぐると真っ直ぐに伸びた砂利道沿いに約10種類の桜が植えられています。
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中門近くのソメイヨシノ
比較的背が低いのが御室桜の特徴ですぐそばでその美しさを愛でることができるのが嬉しいんです。 この門の中、西側一隊に御室桜が咲いています。 2025年3月22日〜5月6日は御室花まつりが開催されます。中門から向こうは拝観料が必要になります。
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大島桜
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紅枝垂桜
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御室有明
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スポット内のおすすめ
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お隣の"蓮華寺"にもぜひ
仁和寺から徒歩でいける“五智山蓮華寺“。 こちらでも桜が見られます。なんといってもこの大きな石仏は一見の価値アリ。 真言宗御室派の別格本山で、夏には宗祖、弘法大師ゆかりの“きゅうり封じ“で有名な寺院です。 大きな5体の石仏“五智如来“が迎えてくれます。左から、釈迦如来、阿弥陀如来、大日如来、宝生如来、薬師如来。迫力ある仏さまです。
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一年中通して観光客が絶えないきぬかけの道沿いでも人気の寺院。応仁の乱の東軍総大将、細川勝元が宝徳2年(1450年)に開創した臨済宗妙心寺派の寺院です。その戦で焼失しましたが勝元の子、政元により再建されたそうです。 境内の鏡容池付近は桜が咲きゆっくりお散歩できますよ。
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漢詩の屏風
庫裡に入るとこちらの大きな屏風が飾られています。 寺西乾山による中国の陶淵明という方の漢詩「飲酒」だそうです。 ぼんぼりに照らされて浮かび上がる様は迫力があります。
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方丈
寛政9年(1797円)に焼失したため、慶長11年(1606年)織田信長の弟、信包(のぶかね)によって建てられた塔頭、西源院の方丈を移築したのだとか。
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石庭(特別名勝)
枯山水の石庭。誰が作庭したのか不明だそうです。 二方を油土塀で囲んだ長方形の平庭で“虎の児渡しの庭“とも呼ばれています。白砂に浮かぶ15個の石は5.2.3.2.3にわけて配されています。 この庭、遠近法が施されていて写真手前左に向かって低くなっているんです。排水しやすいように工夫されているとか。また、奥の塀は右から左に向かって低くなっていて視覚的に奥行きを感じられるように設計されています。
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徳川光圀寄進の蹲踞(つくばい)
方丈の北側にある“知足の蹲踞“。中央の四角い水穴を「口」と読むと周りに書かれた「五」、「隹」、「疋」、「矢」はそれぞれ漢字となり〜吾唯足ることを知る〜 というお釈迦さまの言葉で禅の教えになるのです。 意味は、「不満を持たず満ち足りた気持ちをもつことが大切である」。 感謝して日々をすごしていきたいものですね。 実はこちらの蹲踞は複製で実物は茶室の“蔵六庵“にあり普段は見ることができないそうです。
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静かな鏡容池(きょうようち)
かつてこの地は貴族の別荘地だったそうで池に舟を浮かべて詩歌管弦を楽しむこともあったとか。 ぐるり回っても15分ほど。池に映る桜や木々から春を感じてみてください。
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観光客が多い界隈ですが、こちらは比較的空いていて穴場なんです。静かに参拝できますよ。 臨済宗天龍寺派の寺院で暦応4年(1341年)、夢想疎石(むそうそせき)を開祖とし足利尊氏によって創建。以後、足利家の菩提寺となり尊氏公の墓所にもなっています。 応仁の乱などの戦火に見舞われましたが豊臣家の再興により守られたそうです。 桜はさほど多くはないのですが池泉回遊式の庭を眺めてほっとひと息ついてみませんか?
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「達磨図」の衝立
山門をくぐり庫裡に入ると…ありました笑 有名ですね。 インパクトのあるこの図は、禅宗の開祖である達磨大師を描いたもので天龍寺の元管長で等寺院の住職でもあった関牧翁(せきぼくおう)老師の作だそうです。天龍寺にも同じ図があるんですって。 思わず笑ってしまいそうになる表情…クセになります。
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書院
毛氈が敷かれた書院。こちらに座ってお庭を眺められるようになっています。奥の方から眺めると額縁のような光景が広がりますよ。
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お庭が絶景
尊氏公の墓所をはさんで東西に2つの池を有するお庭があります。こちらは西側の“芙蓉池”。夢窓疎石が開創当時に構築したと言われる三大名園のひとつなんです。 こんもりした中島、木々の緑や季節の花…しばし見惚れてしまいました。 東側の池と水路がつながっていて散策できますよ。 かつて、お庭の向こうには衣笠山が見渡せたそうですが、立命館大学の校舎が建ってからは見えなくなってしまったそうです。
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お茶とお菓子いただけます🍵
受付で申し込みをすると運んでくださいます。お抹茶はお番茶にも代えられますよ。 笹屋昌園の等寺院オリジナルのお菓子“芙蓉の月”。 生姜香る生地の中はこし餡💛あっさりしていておいしいです。 お抹茶碗には足利家の家紋「丸に二つ引両」があしらわれてますね。
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見上げた先に…🌸
書院からお庭へはスリッパが準備されています。なんてありがたい✨ 芙蓉池は、豊臣秀頼によって再興時に作られたそうです。中島(蓬莱島)奥の築山には“清漣亭”と呼ばれる茶室があります。 ここには様々な木が植えられておりほら、桜も咲いていました。
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方丈
本堂にあたる方丈は、元和2年(1616年)に福島正則が妙心寺の塔頭に建立したものを文化9年(1812年)に等寺院に移築したのだそうです。 南側には枯山水のお庭が。2017年から3年かけて行った等寺院改修で美しく蘇ったのだそうです。 お庭を望む広い縁側は歩くと鶯張りになっていて美しい音がします。お試しあれ❣️
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霊光殿
奥のご本尊は尊氏が念持仏として信仰していたとされる“利運地蔵尊”。その両サイドには、徳川家康と足利歴代の将軍像が安置されています。 5代と14代の像はないみたいです。 お像に見られながらの参拝はなんたか緊張します💦
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妙心寺には40余りの塔頭がありここ、退蔵院はそのひとつ。桜や紅葉、枯山水庭園がすばらしい古刹なのです。 応永11年(1404年)、波多野重通が無因宗因を開山として市内の千本松原あたりに創建。のちに右京区の妙心寺内へ移築されたそうです。 きぬかけの道からは少し歩きますがこちらの桜ははずせません☺️🌸
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季節の花をあしらった手水鉢
季節が冬から春へと移りゆくさまが感じられますね😌 入り口あたりにありました。
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方丈(本堂)
“退蔵”とは、「価値あるものをしまっておく”という意味があり、「良い行いは人に知られぬように行う」という陰徳を積む大切さを示しているのだそうです。 応仁の乱を経て1597年に再建された方丈。江戸時代にあの、宮本武蔵が修行したことでも知られています。
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国宝「瓢鮎図」(模本)
こちらにはさらっとすごいものが…。 国宝指定を受けている山水画の始祖、如拙(じょせつ)による“瓢鮎図“です。(原本は京都国立博物館) 足利義持の命により描いた水墨画で、「なまずは瓢箪でとらえることはできるのか?」とのお題に対して30人の禅僧たちが答えを書き込んだという掛け軸。
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コレです
「瓢箪でなまずがつかまえられるわけないやん!」 ってなりますよね笑 これ、禅問答なんですって。 将軍サマからの問いかけに対して禅僧らはそれぞれ、ユニークな切り口で答えを出しているようです。 〜とらえどころのない、要領を得ない様子やそのような人〜を“ひょうたんなまず“といいますがこの図からうまれたものなんですねぇ。
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元信の庭
方丈の西側にある“元信の庭“は室町時代の絵師、狩野元信が70歳近くに作庭したと伝わる枯山水庭園です。 元信自身の作品を立体的に表現したものだそうで彼の最後の作品のひとつと言われています。 主にやぶ椿、槇、もっこくや松など常緑樹を植え、変わらぬ美しさ“不変の美“を表したそうです。 なんとも力強さを感じるお庭だな。
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露路門の上部にも…
粋ですね〜。瓢箪になまず、いましたよ😆 ここをくぐると…❣️
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ため息がでるような美しさ🌸
大きな傘のごとく見るものを覆い、天蓋のごとく枝垂れるピンクのカーテン…すごいスケールの紅枝垂れ桜がそこにありました。 平安神宮の紅枝垂れの孫娘だそうで樹齢は50年。 長く垂れ下がる枝の桜と下の白砂のコラボレーションが美しすぎました。
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陰陽の庭
枝垂れ桜をはさんで右が“陰の庭“、左が“陽の庭“になっています。砂利の色、敷石の配置などまったく違う2つのお庭…。写真は陰の庭です。 物事や人の心の二面性を伝えているそうです。 異なるものでありながら実は表裏一体…だったりします。
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売店の飾り窓
余香苑に通じる小径沿いにある売店。 ここにも…笑 奥にある大休庵はお茶席になっていて四季の風景を眺めつつお茶やお菓子をいただくことができます🍵 受付は売店にて。
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余香苑
昭和の時代に3年の歳月をかけて造園家、中根金作氏が作庭しました。 瓢鮎図にちなんで池は瓢箪の形をしているそうです。 桜、さつき、蓮、カエデと一年を通して彩りを添え楽しませてくれる名園です。
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最後に衣笠にある"桜の園"をご紹介したい❗️ きぬかけの道の終着地、衣笠の金閣寺の北西山間部、原谷にある北山杉など木材を取り扱う村岩農園所有の4000坪に及ぶまさに桜の園。 元々譲り受けたこの地は不毛の地だったそうですが、桜の種類だけは育ったのだとか。時が経ち見事な桜の庭園となったのです。 人伝でその評判は広まり、桜の時期だけ一般公開するようになったのだそうです。 山の中なのでとても不便なのですが桜を愛でにたくさんの人で賑わいます。 入苑料:500円〜1800円(予定) *開花状況によって変動します
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🌸どこを見ても桜、サクラ、さくら〜🌸
特に紅枝垂桜の数が多く、京都でもトップクラスなのだとか。他にも、ソメイヨシノ、淡墨桜、菊桜、八重紅枝垂桜などなど20種400本以上もの桜が咲き乱れます。
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ピンク🩷のシャワー✨
花に寄ってくる小鳥のさえずり、 様々な花の香り、 ベンチに腰掛け桜を仰ぎ見る人の笑顔…。 ここは天国なのか❓と思うようなやわらかな美しさに包まれます。 木々の生育のために足元の道は舗装してません。アップダウンもありますので歩きやすい靴でいらしてくださいね。
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ミツマタ
桜の園を彩る様々な花にも注目❗️ 樹皮が紙の原料になるミツマタ。三つの又に分かれた先に黄色の花を咲かせます。
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馬酔木(あせび)
「あしび」ともよばれるそうです。小さな鐘🔔がすずなりになってる姿がかわいい。
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源平咲きのぼけ
1本から2色の花を咲かせるものを“源平咲き“と呼びます。なぜか惹かれる源平咲き…。
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石楠花(しゃくなげ)
高地で咲く花です。こんなところで会えるなんて✨
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山吹
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利休梅
はじめて見ました❗️ よく見る梅とはまた違ったものだ〜。真っ白な花びらが空に映えてキレイです。
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つつじももう咲いてる❗️
薄黄色のつつじ、珍しい❗️
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手作りの花の掲示板に愛を感じる❤️
現在、苑内で見られる花木の紹介が写真付きで掲示されていました。特徴なども書かれていて嬉しくなりました。
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今年はどんな風景に出会えるかな❓
こんな風にあちこちにベンチが設置されていて休憩できますよ。売店にはお団子🍡やお弁当🍙、飲み物などが販売されています。(持ち込みは禁止されていますのでご注意を) 2025年の開苑は、3月20日〜4月20日を予定されているそうです。 アクセスは主にタクシーや市バスまたは徒歩が推奨されています。昨年までは“わら天神前“からシャトルバスが30分間隔で運行していたのですが今のところ未定のようです。
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