
城崎温泉でくつろぐ豊岡のんびり旅
兵庫城崎温泉でくつろぐ豊岡のんびり旅
まいどまいど! 「冬の味覚」の一つ「カニ料理」の定番「かにすき」は豊岡発祥。 かにの味を堪能しつつ、ドライブ途中で見つけたのは・・・ え?丸々とした岩が岩と岩の間に挟まってるやん? たまたま、通りすがりで見つけた「はさかり岩」と呼ばれる岩は不思議な形で止まっていて、なんでこないなことになってしもたんやろか、などなどと、ついつい考えてしまいます。 ほんでまた、有馬温泉、湯村温泉と並ぶ人気観光地として知られる城崎温泉は、江戸時代、「海内第一泉」と呼ばれ、今も観光地として根強い人気を誇ってはりまんな。 足湯や飲泉場の他、「一の湯」など7つの外湯めぐりを楽しむことができまっせ。 温泉街の旅館の中にあるお風呂のことを「内湯」、外にある共同浴場のことを「外湯」と呼び、「城崎湯めぐりパス」は城崎温泉に点在する7つの外湯が楽しめまんねん。 また飲湯場が3か所あり、それぞれを巡ってみるのも面白い。 温浴施設ホテルの大江戸温泉物語 きのさきでは創作グルメバイキングを味わうことができ、地元但馬産の野菜をはじめ、酒類も和洋中と豊富。 さらに周辺には昔ながらの雰囲気が色濃く残る旅館もあり、風景だけでも楽しめる。
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竹野海岸切浜にある兵庫県指定天然記念物に指定された岩。 山陰海岸国立公園および山陰海岸ジオパークに属する場所に位置する。 付近の但馬海岸は竹野海岸切浜の波触岩礁地帯の海岸線に位置し、その地質は新第三紀中新世の北但層群(約500万年~200万年前)の辻礫岩層に相当するとか。 その地層に沿って形成された海食洞の天井の岩が落ちて洞側壁の岩に挟まった状態が今に残っている。
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付近の但馬海岸は竹野海岸切浜の波触岩礁地帯の海岸線に位置し、その地質は新第三紀中新世の北但層群(約500万年~200万年前)の辻礫岩層に相当するとか。
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津居山港のすぐそばにある直売店。 店内では魚介類を中心にお土産物を販売している。 2021年、リニューアルオープン。 津居山港は日本海に面した円山川の河口に位置し、ホタルイカ、鯛、わかめ、イカ、サザエ、アワビ、カレイ、ハタハタ、かになどが水揚されている。
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おかげさま碑
津居山港にある但馬漁協の津居山直販店「フィッシャーマンズビレッジ」の一角に石碑が建立。 石碑には「おかげさまの碑」と刻まれている。 毎年「津居山かに」の漁期が終わった頃に感謝祭が催される。 「冬の味覚」の一つ「カニ料理」の定番「かにすき」は豊岡発祥として知られている。 大阪・道頓堀のシンボル的存在の「かに道楽」は、水族館「城崎マリンワールド」や「ホテル金波楼」を経営する日和山観光のグループ企業。
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ホテル「金波楼」
1958年、ホテル「金波楼」に客を呼び込むため、道頓堀近くにホテルの案内所を設けた。 そこに「かに道楽」の前身となる食堂「千石船」を併設し、日本海のカニを使った鍋料理を考案し、話題を呼んだ。 当時、大阪で流行していた名物「うどんすき」に便乗して「かにすき」が売り出された。
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津居山港は日本海に面した円山川の河口に位置し、ホタルイカ、鯛、わかめ、イカ、サザエ、アワビ、カレイ、ハタハタ、かになどが水揚されている。
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東京都中央区に本社を置く大江戸温泉物語が運営する温浴施設ホテル。 施設内にある大浴場は源泉名が城崎温泉。 泉質はカルシウム・ナトリウム塩化物泉。 また、城崎温泉は湯めぐり発祥の地と云われ、2020年に開湯1300年を迎えた。 温泉街の旅館の中にあるお風呂のことを「内湯」、外にある共同浴場のことを「外湯」と呼び、「城崎湯めぐりパス」は城崎温泉に点在する7つの外湯が楽しめる。
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創作グルメバイキング
創作グルメバイキングを味わうことができ、地元但馬産の野菜をはじめ、酒類も和洋中と豊富。
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創作グルメバイキング
創作グルメバイキングを味わうことができ、地元但馬産の野菜をはじめ、酒類も和洋中と豊富。
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創作グルメバイキング
創作グルメバイキングを味わうことができ、地元但馬産の野菜をはじめ、酒類も和洋中と豊富。
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西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の停車駅の一つ。 特急の「きのさき」「こうのとり」の終着駅。 2000年、第1回近畿の駅百選に選定。 2005年、駅名を城崎駅から城崎温泉駅に改称。 その際、演歌歌手の細川たかしが一日駅長を務めた。 1909年、国有鉄道により開通、城崎駅として開設。 1925年、北但馬地震が発生し、壊滅的な打撃を受け、駅舎も倒壊した。 翌年、2代目駅舎が落成、改築工事により、瓦屋根を載せた和風スタイルとなった。
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城崎温泉では飲湯場が3か所あり、当所はそのうちの一つ。 泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。 効果・効能として、消化器系や慢性便秘の改善。
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「さとの湯」は外湯のなかでは一番新しい温泉(2022年現在)。 入り口には無料の足湯が整備され、気軽に利用することができる。 ハーブの香りや滝の音に満ちた空間が特長。
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下駄奉納板の下駄は観光客の足に例え、城崎温泉に訪れた観光客の足元と健康を祈願。 下駄は、城崎温泉にある各旅館から奉納された。 旅館によってデザインが異なっている。 年に一回、新品と取り替えられ、温泉寺住職によって供養される。
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城崎温泉の中心部を流れる大谿川沿いにある柳通。 北を北柳川通、南を南柳通と呼ぶ。
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有馬温泉、湯村温泉と並ぶ人気観光地として知られる城崎温泉は、江戸時代、「海内第一泉」と呼ばれ、その周辺の観光案内や情報発信などを行っている。 足湯や飲泉場の他、「一の湯」など7つの外湯めぐりを楽しむことができる。
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城崎温泉の城崎町家 地ビールレストランGUBIGABUで醸造しているビール。 コンセプトはグビガブはビールを「グビグビ」お料理を「ガブガブ」。 1997年、地ビール事業を開業。 チェコ産ザーツホップを使用したクラシックラガーのピルスナー(空のビール)、黒ビールのスタウト(黒のビール)、ヴァィツェン(川のビール)、カニビール(雪のビール)の4種類。 麦芽100%。
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江戸時代、多くの村民が入浴していたことから「里人の外湯」と呼ばれた。 この湯の泉源から地蔵尊が出たので「地蔵湯」と呼ばれるようになった。 また地蔵尊が祀られた。
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城崎温泉にある旅館。 1957年、創業。
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城崎温泉にある旅館。
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旅館前
城崎温泉にある旅館。
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大師山にある仏教寺院で城崎温泉郷の守護寺。 高野山真言宗の別格本山。 山号は末代山。 本尊は十一面観音菩薩。 738年、城崎温泉の開祖の道智上人による開基。 山号と寺号は聖武天皇より賜ったもの。 本堂などは但馬最古の木造建造物で室町時代の建立。
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かに塚など
江戸時代に再建された多宝塔は但馬地方唯一。 境内にはかに塚などがある。
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城崎温泉では飲湯場が3か所あり、当所はそのうちの一つ。
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飲湯場
城崎温泉では飲湯場が3か所あり、当所はそのうちの一つ。
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宗派は臨済宗大徳寺派。 本尊は阿弥陀如来。 1400年頃、禅師の金山明昶が開基(創設)。 江戸時代、沢庵宗彭が中興。 枯山水式石庭「清閑庭」、城崎温泉開祖の道智上人が発見した名水「独鈷水」、薄田兼相(岩見重太郎)が寝泊りした庚申堂などがある。
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大浴場を中心とする宿泊施設。 施設内に桂小五郎直筆の書、西山英雄画伯の作品などを保存、展示。 西郷隆盛・大久保利通と並ぶ維新三傑の一人で長州藩・桂小五郎(木戸孝允)は1864年、長州藩と幕府側連合軍による戦い京都蛤御門の変(禁門の変)で長州藩が敗北。 幕府から追われ、対馬藩邸で知り合った兵庫県出石町出身の広戸甚助が先導役となり京都を脱出、船頭に変装して出石を訪れた。 城崎温泉には1864年と1865年の2度訪れ、京都で芸妓を生業としていたのちの幾松夫人(木戸松子)も滞在。 当時、松本屋という屋号の旅館で寝泊まりしていた。 滞在中、昼は射的や茶屋へ出向き、夜は芸妓を呼んでお酒を楽しんだとも。
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山陰随一の純日本旅館「西村屋本館」と5万坪の大庭園が特長の旅館。 江戸時代、創業。
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ブルーム ケーキ キノサキが設置した自動販売機。 ブルーム ケーキ キノサキは白あん、生クリーム、シフォンケーキで作られたカップケーキやホールケーキなどを製造販売。 白あんと生クリームで作ったオリジナルカップケーキ「あんこの花咲くケーキ」などを中心に販売。
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公共施設、商業施設。 設計は早稲田大学後藤春彦研究室。 2010年度、グッドデザイン賞、土地活用モデル大賞、国土交通大臣賞、日本都市計画学会計画設計賞受賞。 テーマは「和のにぎわい」。 モチーフは四所神社の参道。 施設内では10の店舗が営業。 休憩ゾーンとなる三十三間広場で表通りと木屋町通りを結んでいる。 広場には防火壁「火伏壁」が設けられ、1925年に発生した北但大震災を教訓として設置。 志賀直哉の名作「城の崎にて」の作中に登場する小動物、源氏香「香の図」と呼ばれる江戸時代に流行した図案が描かれている。
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グルテンフリー・スイーツ専門店 2022年、木屋町小路内に開業。 但馬のブランド米「コウノトリ育むお米」を使用したグルテンフリー・スイーツが特長。
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日本で唯一の郷土民芸品むぎわら細工。 全て手づくりが特長。 兵庫県伝統工芸品、城崎町の町指定無形文化財「むぎわら細工」の製作販売。 ブローチ、ネックレス、箸置き、名刺入れ桐箱などを製造販売。
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城崎の伝統工芸である麦わら細工の技術の伝承と作品の保存・展示している博物館。 近世建築の土蔵が活用されている。 施設内では明治時代から昭和時代にかけての作品約200点と、現在の作品約40点を展示。
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江戸時代、温泉「新湯」として開設。 新湯は江戸時代に活躍した名医の香川修徳が書いた「一本堂薬選」で一躍有名となった。
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一の湯
香川修徳は「城崎新湯(一の湯)は天下一」と述べている。 後に天下一の「一の湯」に改名。
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南北朝時代の歴史物語「増鏡」で1267年に後堀河天皇の御姉安嘉門院が入湯されたとのことから、「御所の湯」と名付けられた。 館内は但馬の山をイメージしたキンキマメザクラやミツバツツジ等の植栽、裏山を借景にした露天風呂が特長。
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城崎温泉は700年代、道智上人が開湯したが、「鴻の湯」にも別の開湯伝説が残っている。 昔々、コウノトリが足を怪我して傷を癒やしていた。 その場所は温泉が湧き出していたことから「鴻の湯」となった。
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城崎温泉街と大師山山頂を結ぶ城崎ロープウェイ。 山頂と山麓の途中、中間駅の温泉寺駅が開設。
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山頂付近からの景色
山頂付近からの景色。 城崎の街並みを一望できる。
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日本で唯一
城崎観光が運営する索道で、交走式ロープウェイでは日本で唯一。
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開業
1963年、関西電力初代社長・太田垣士郎氏の発案により、関西電力、関電産業(関電アメニックス)、阪急電鉄、城崎町(豊岡市)、地元有志によって開業。
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城崎温泉街と大師山山頂を結ぶ城崎ロープウェイの入り口付近に設置された施設。 1963年、関西電力初代社長・太田垣士郎氏の発案により、関西電力、関電産業(関電アメニックス)、阪急電鉄、城崎町(豊岡市)、地元有志によって開業。 当時、「20世紀のピラミッド」とも称された富山県の黒四ダム建設を陣頭指揮していた。
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兵庫県北東部を流れる一級水系の本流。 別名、朝来川。 2012年、「円山川下流域・周辺水田」がラムサール条約に登録。 朝来市生野町円山に源を発して北流、日本海に注ぐ。 下流域にあたる豊岡盆地は旧但馬国では最大の平地。 1922年から1936年にかけて、豊岡町による大豊岡構想のもと、河川改修工事が行われた。
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店内からはそばを眺める円山川を一望することができる。 売店では、お菓子やちくわにかまぼこ、乾物、柴山港直送の松葉ガニを販売などが販売されている。 また、新鮮な海鮮料理が楽しめるレストランも併設。
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カニのはさみが目印
ドライブ途中で見つけたカニの一部が目印の道の駅。
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山陰海岸国立公園の一部で円山川東岸にある玄武洞公園。 公園内には玄武洞、青龍洞、白虎洞、南朱雀洞、北朱雀洞の洞窟が整備。 約160万年前、噴火によって噴出されたマグマが冷却され、玄武岩溶岩の層が形成。 河川による侵食で玄武岩塊がむき出しとなった。 玄武岩はマグマが冷却される際に体積が小さくなることでできる割れ目(節理)が顕著であったことから、人々が採掘し、その採掘跡が洞窟として残った坑道・採掘跡地。 洞窟内では亀甲状の天井や石柱がみられる。 1807年、幕府の儒学者・柴野栗山が訪れ、伝説上の動物玄武の姿に見えることから「玄武洞」と名付けた。
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玄武岩
玄武岩は1884年、東京大学の地質学者・小藤文次郎が命名。 1929年、松山基範は玄武岩の持つ磁気が、現在の地磁気と反対の向きを指していることを発見した。 地磁気の向きが現在と反対の向きであったと判断し、かつて地球の磁場が反転したとする説を発表した。
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日本の地質百選に選定
現在では松山期(松山逆磁極期)として260万年前から78万年前までは現在と反対向きであったことが認められている。 2007年、日本の地質百選に選定。
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玄武洞公園にある石と豊岡杞柳細工の博物館、但馬牛などを味わうことのできるレストラン、豊岡鞄や豊岡杞柳細工をはじめとする地元の特産品を販売するショップが併設。 玄武洞、世界の鉱石、鉱物、化石に関する資料の収集・保管・展示。 1972年、博物館として開館。 世界中から集めた珍しい石を中心に収蔵、1000年以上の伝統を持つ国の伝統的工芸品である豊岡杞柳細工を展示。
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展示
施設内ではアジアゾウ、山陰海岸、但馬地域の5億年の歩み、玄武洞に関する岩石・資料を展示している岩石ゾーン、アマゾナイトや孔雀石、アクアマリンなどの宝石、砂漠のバラや菱マンガン鉱、黄鉄鉱、インカローズ、クリソコラ、オブシディアンなどの鉱石や光る石を展示する鉱物ゾーン、ティラノサウルス全身骨格、シーラカンスやカニ、エビなどの化石を展示する化石ゾーン、豊岡杞柳細工の歴史や技術を紹介する杞柳ゾーンも。
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