
万博記念公園と西国札所巡礼、変な組合わせ旅!
大阪万博記念公園と西国札所巡礼、変な組合わせ旅!
今回は元々お盆休みを利用して兵庫と大阪の西国三十三観音札所を巡る旅として企画しました。時期が時期ですから渋滞を織り込んで午前2時に自宅を出発し、欲張らない段取りを組んだところ意外にも渋滞に殆ど掛かることなく順調に進行し、昼過ぎには全予定完了。速やかにサブ案として用意しておいた「万博記念公園へ行くプラン」を実行する事になりました。この日の実際の順番は「朝食」→「花山院」→「勝尾寺」→「総持寺」→「万博」の順になります。
ご存知大阪万博のメインシンボル、太陽の塔。この素晴らしい造形を一度実物を間近から見てみたかったのです。場所は名神高速吹田ジャンクションのすぐ横あたり。今迄何度も横を通っていたのに一度も立ち寄る事がありませんでした。実物の塔はとにかく巨大。本物を見ることができて本当に良かったです。 万博記念公園の訪問レポはこちらから→
隣には観覧車
公園は複数のエリアに分かれていて、太陽の塔は自然公園側にあります。今回は観覧車があるエリアは時間の関係でパスしました。
大部分が森
展望櫓の上から眺めると公園内が森だらけということに気が付きます。万博後約50年以上という時間がこれだけの森を育てたんでしょうね。なお、森の中に見える通路は「空中廊下」。下を見ると怖いですよぉ。
森全体が見渡せる展望台
今回は太陽の塔を見る為に万博記念公園にやって来ましたが、二番目の目的が空中廊下。森の中に作られた木の高さがある廊下を通ってみたかったのです。その廊下の到着地点に展望台が建っています。この櫓、木製ですから揺れるんです。風が強い時は怖いかも。
森のなかの散策路
とにかく緑が多いです。しかも木が育っていますから日中でも日陰が出来やすく、夏の暑い日は助かります。また、あちこちに昆虫がいっぱい。昆虫や野鳥の観察天国ですね。
足湯があります
森の中に足湯があり、楽しみにしてましたが残念ながら整備中でおやすみでした。
ところどころに池が
公園南西側の特に杜の密度が深い地域のあちこちに小さな池が点在しています。全部でいくつあるのでしょう。
ひまわりが見頃でした
公園内にひまわり畑が設けられていて、丁度見頃でした。特に太陽を逆光にして眺めるとまるで黄色く光っているようです。
EXPO70パビリオン
ここはかつての鉄鋼館らしいのです。その鉄鋼館を当時の姿で復元したという話でしたが、残念ながら時間切れで見れませんでした。
骨組みの一部を保存
当時太陽の塔を囲っていた骨組みの一部が保存されています。近くで見るとかなりゴツいです。
パビリオン跡の石碑
園内の通路脇には旧パビリオンの跡地を示す石碑が埋められています。万博当時の地図を用意して旧跡巡りが楽しそうです。
大阪モノレールが便利
記念公園がある吹田の周囲は年中車が多く、同時に渋滞の名所でもあります。公園に駐車場があるものの、車で近寄らないほうが余程無難。やっぱモノレールがいいみたい。
グッズショップを忘れずに
万博関係のグッズを取り扱うショップは公園内ではなく、モノレール駅に近く。お気に入りのグッズが必ず見つかると思います。
実際に購入したミニタイプ
大きいタイプは精巧な出来で驚きます。しかし、多分そのうち置き場所に困ったり、飽きる恐れがあります。なので今回はあえて超かわいい最小タイプを購入。これなら邪魔になりません。
一応、万博記念公園にも駐車場があるものの、あの周辺の道路事情がさっぱり解らないのと、下手に渋滞したらどうすればよいのわからずパニクるに決まってます。下手に公園に車で近づかない事が一番だと判断しました。という理由で、これまた一度乗ってみたかった大阪モノレールを利用することにしました。まさに一度で二度美味しい万博記念館です。 実際に乗った体験レポはこちらから→
まるでアトラクション
当然一番前の「オノボリサン専用席」を確保しました。普段モノレールに乗り慣れていないので、動き出すとまるでアトラクションのようでワクワクしました。
彩都西駅が便利かも
駅駐車場を探していたら結局始発の彩都西駅まで来てしまいました。彩都西駅周辺に駐車場が多く、万博記念公園へは大人片道330円。
買い物のついでに
今回利用したのは駅前ロータリーすぐ前にあるこちらの駐車場。モノレールに乗る前に弁当を購入し、帰ってきてから晩ごはんの買い物も出来て便利。
大阪の味とは?
買い物時に見つけたキリン一番搾り「大阪づくり」。日本各地ブランドの一番搾りを見つけると衝動買してしまいます。もちろん飲んだのは帰ってから。
西国三十三所観音 第二十二番札所 補陀洛山 総持寺 大阪府茨木市総持寺1-6-1 072-622-3209 車の場合、有料駐車場があります。しかし、ゲートの貼り紙をよーく見ておいたほうが良いです。 総持寺の訪問レポはこちらから→
意外に広い境内
町中の札所なのでこじんまりしてると思ったら大違い。立派な本堂を中心に様々な建物が建てられていました。
鐘が撞けます
どうやら時報の鐘では無いようなので、自由に鐘をつくことが出来ます。鐘自体は少々小振りですね。
本堂真後ろに観音様
よく見ると中央の観音様の他に大使様がいらっしゃいます。どうやらこれは四国巡りですね。
整備された庭
札所全体に几帳面なオーラに包まれています。川をあしらった庭園もきっちりを仕上げられているようです。
西国三十三所観音 第二十三番札所 応頂山 勝尾寺 大阪府箕面市勝尾寺 072-721-7010 駐車場は有料の上に、拝観料が必要です。境内は広いですから効率よく巡らないとあっという間に時間が過ぎてしまいます。 勝尾寺の訪問レポはこちらから→
幻想的な演出
一体何かと思ったら橋の下からミストが出るという演出です。その様は橋がまるで空に浮かんでいるよう。また、暑い夏にはむしろ暑さ対策とも言えます。
鐘撞きOK!
こんな立派な鐘を撞かせて頂けます。注意はただひとつ、鐘の余韻が完全に消えてから次をどうぞ。鐘を撞く際は寸志を賽銭箱へどうぞ。
勝利祈願の達磨
寺の名前に「勝」が入ってることから、勝利祈願や合格祈願のメッカとなっています。
いたるところにミニ達磨
こちらはおみくじのミニ達磨。とにかく境内至る場所に設置されています。屋根の上に置いたら「流れ落ちる」ような気がするんですけどね。
七周回るといいらしい
解説によると、時計回りに回って中心部に到達したら逆周りで戻ってきます。すると心が安らぎます。だそうです。
愛嬌たっぷりな池の鯉
普段から餌を与えられているためか、巨鯉が思いっきり集まってきます。そして大きな口をあけて餌をねだる姿はすっごいです。
西国三十三所観音 番外札所 花山院 菩提寺 兵庫県三田市尼寺352番地 079-566-0125 思いの外山の上です、しかも坂が急。特に先になる程坂の角度がきつくなるような気がします。駐車場代は「参道維持費」という名目なので、徒歩なら無料。 花山院の訪問レポはこちらから→
朝の光が眩しくて
時刻は営業開始前の午前7時過ぎ。石段上から漏れてくる光で地蔵様が後光をさしているようです。
観音堂はこちら
西国三十三ヶ所観音の本堂はこちらです。堂々とした佇まいの建物でした。
山門には仁王様
駐車場脇に建っている山門の両側にはカッと目を開けた仁王様がいらっしゃいます。
びんづる様はツルツル
朝日を受けて只でさえツルツルのびんづる様がますます光っています。皆さん思い思いの箇所をさすっていきます。
こちらは薬師堂
その名の通り薬師如来さまがいらっしゃいます。西国薬師四十九霊場の二十一番札所になっています。
いい景色なんです
あれだけの急坂を登ってきたのですから、眺めが良いはずです。空気が澄んでいたらもっと見えたはずなのです。
お盆時の渋滞を予測してたら意外に早く着いてしまいました。コンビニで朝食を予定していたのですが、たまたまガストを発見。右も左もわからない土地でのファミレスは本当に有り難いのです。朝6時の開店と同時に店内へ。注文は定番のモーニングセットで。スープバーとドリンクバーがついて490円は、まぁまぁですかね。
客が誰も居ない店内
6時の開店と同時に入ったので自分達の他は客が居ません。出る頃になってようやく席が埋まってきた感じ。
- アプリで地図を見る
結局日没近くまで万博記念公園でブラブラしていました。モノレールで彩都西駅に到着する頃には暗くなってきていました。それからは時間に制約があるわけでもないので、帰路はテキトーにナビに任せ、のんびり国道を走り、何処からか京滋バイパスに入った次第。途中のモテナス菩提寺は小さめのパーキングエリア。ここで休憩及び彩都西で購入した弁当で夕食にしました。大きなSAは超混雑するものの、小さめのPAは空いていて穴場ですね。
八ツ橋コーラって何?
色が馴染みないとは思いますが、立派なコーラ。ただ、「八ツ橋」という名前の通り、シナモンのテイストが特徴。それなりに美味しいのです。
飛び出し看板の里
もてなし菩提寺がある滋賀県は、何を隠そう飛び出し看板の聖地でもあります。いつの間にグッズのバリエーションが増えています。卓上型ミニ看板があまりにも可愛いのでお持ち帰りになりました。 ※飛び出し看板についてはこちらをどうぞ。https://haveagood.holiday/plans/2361 <旧豊郷小学校と「けいおん看板」を探索する旅>