生まれ変わった世界遺産の姫路城。白鷺城の歴史と共に歩んできた姫路駅周辺の見~つけた!
兵庫生まれ変わった世界遺産の姫路城。白鷺城の歴史と共に歩んできた姫路駅周辺の見~つけた!
まいどまいど! 平成の大改修を終え、久々に全貌がお目見えした姫路城は、別名、白鷺城とも呼ばれ、あまりにも白く美しいことから、「しろすぎ城」と揶揄されるほど、全国的に話題となりましたな。 姫路城には、国宝や国の重要文化財、県の指定文化財が多数、現存し、展示されてまんねん。 そんな姫路城の目の前には、市内最大級規模を誇る商店街。 ここの商店街には、姫路おでんやひねポンなど、姫路名物を中心にいろんなお店が軒を連ねてまんねやけど、いっぺんは、おさえておきたいおすすめがありまんねん。 それが、「えきそば」っちゅうもんでんな。 うどんつゆを使用したような味に、中華そばのような麺が使用されたえきそばは、ご当地グルメの一つやっちゅうことで、注目を集め、人気となってまんねん。 その他、姫路市のターミナルとして知られる姫路駅周辺には流行最先端のファッションとグルメが集まる商業施設、美術館、歴史博物館などがあり、姫路のすべてを知ることのできるエリア。 さあ、姫路市のマスコットキャラクター「しろまるひめ」と、姫路ゆかりの黒田官兵衛の「かんべえくん」「ビティくん」と一緒に、姫路駅界隈を散策してみまひょ。
兵庫県姫路市のイメージキャラクター「しろまるひめ」。 姫路市制120周年、姫路城築城400周年、姫路港開港50周年を記念して誕生。 姫路城がモチーフ。 性別は女の子。 誕生日は4月6日(しろの日)。 生誕地は姫路城内。 性格は体と同じく柔軟で優しい。 チャームポイントは、色白のもち肌。 トレードマークは姫路城の帽子、桜の髪飾り。 趣味は城内・城下のお散歩。 特技は歌。 好きな食べ物は和菓子。
かんべえくん
兵庫県姫路市に生まれた黒田官兵衛(黒田孝高、黒田如水)をモチーフに誕生したイメージキャラクター。 白鷺模様の羽織で、左手には采配、家紋入りの朱色の兜姿。 黒田官兵衛と同じ11月29日に生まれた。
ビティちゃん
ごみ一つない、きれいな姫路を目指して誕生したイメージキャラクター。 清潔なという意味のCLEANから。 キャラクターの右手をかざしているポーズは、姫路の街をいつも見守っているところをイメージしているとか。 ネーミングはキャッチコピー「美シティ」の「美」と「シティ」を合せて「ビティ」と名付けられた。
もりりぃ
モチーフは黒田官兵衛の二十四騎の一人として活躍した母里太兵衛。 兜には「はりま」の文字、手には盃、腰には「日本酒のふるさと」の徳利。 日本酒のふるさとである播磨をPR。 趣味は酒蔵巡り。 特技はきき酒。 酒豪であった福島正則の元で使者として仕え、母里太兵衛も酒豪であった。
母里太兵衛
禁酒を言い渡されたが「飲み干せたあかつきには好きな褒美をとらす」と正則から酒を勧められた。 母里太兵衛は断ったが「母里太兵衛が断れば、黒田家は酒に弱い、酔えば何の役にも立たない」等と言われ、仕方なく数杯の酒を呑み干した。 正則は「武士に二言は無い」と褒美に秘蔵の名槍・日本号を差し出した。 この名槍・日本号は元来、皇室所有で、信長や秀吉も手にしたとか。
姫路城は、別名、「白鷺城」と呼ばれる平山城で、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録。 また、大天守・小天守・渡櫓等が国宝、重要文化財に指定されている。 1346年、赤松貞範によって築城。 江戸時代、池田輝政が城主となり、姫路藩の藩庁となった。 西国の外様大名監視のために西国探題が設置された。 明治時代、陸軍の兵営地となった。 昭和時代、第二次世界大戦などの戦火を免れ、現在に至る。 羽柴秀吉の居城となり、その後、出世したことから出世城とも呼ばれている。
お城まつり
毎年、姫路城周辺で開催されるイベントの一つ。 お城まつりは歴史あるイベントの一つにも数えられ、第1回目は戦後間もない1948年に開催された。 イベントでは、パレードや総踊りなどが行われる。
お城まつり
大手前公園ステージなど、メイン会場周辺では陸上自衛隊姫路駐屯地の装備品等展示や各種団体PRブースなどがある。
世界遺産に登録された姫路城に隣接する動物園。 1951年、サンフランシスコ講和条約調印を記念して開園。
約120種400点
現在、約120種400点の動物が飼育されている。
園内
園内には遊具があり、飛行機塔や観覧車、マジックハウス、モノレール、ゲームコーナーなどがある。
姫山公園内に鎮座する神社。 祭神は姫路藩を統治した酒井家に縁のある酒井正親と姫路藩酒井家歴代藩主。 1871年、酒井家は10代120年余りに亘って姫路藩を治めてきたが、廃藩置県に伴い、東京に移住。 1879年、旧藩臣・旧領民らは酒井家への思慕の念から、酒井家遠祖の新田義貞の裔、酒井正親を祀る神社を神東郡姫路本町に創建。 1927年、遷座。 1961年、酒井家歴代藩主を合祀。
姫山公園内に鎮座する姫路神社境内にある境内社の一つ。 姫路藩の財政再建や経済発展に尽力した同藩家老で河合道臣(寸翁)を祀る。 姫路市内商工人の奉賛により社殿が建設。
江戸時代、雅楽頭系酒井家15代、播磨姫路藩第2代藩主として活躍。 1756年、姫路藩世嗣・酒井忠仰の長男。 江戸生まれ。 弟は江戸琳派の絵師・忠因(酒井抱一)。 父が病弱であったため、祖父・忠恭の養嗣子となり、18歳で姫路藩の家督を継いだ。 絵画、茶道、能に優れ、日光東照宮修復を命じられた縁がきっかけで出雲松江藩主の松平治郷と親交を深めた。 姫路藩と松江藩の参勤行列が行き交う際、石州流茶道の手ほどきを受け、石州流茶道皆伝を受け将来は流派を担うとも。 大和郡山藩主の柳沢保光も茶道仲間。 宋紫石・紫山親子から南蘋派を学び、「兎図」「富士山図」等の作品を残した。
将軍の名代として
天明元年、将軍の名代として光格天皇の即位式に参賀。 1783年から1787年にかけて天明の大飢饉で領内が大被害を受け、藩財政は逼迫。 道臣は失脚、改革は頓挫。 家督は長男の忠道が継いだ。
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1989年、姫路市の市制100周年記念行事の一つ姫路百祭シロトピアの会場として整備。 テーマは「美しい城 美しい人 美しい時」。 市民が郷土への愛着を深めること、各地へ魅力をアピールすること、国際化の推進を図ることを開催目的とした。 また同時に姫路城周辺で姫路シロトピア博が開催。 会場内の姫路城、姫路市立美術館、兵庫県立歴史博物館、姫路市立動物園の既存施設も活用され、姫路城では非公開部分の一般公開が行われた。 美術館や歴史博物館では特別展示も。
世界遺産に登録された姫路城に隣接する美術館。 1905年、姫路陸軍兵器支廠(後の第十師団兵器部)の西倉庫として建築。 赤レンガ造りの外観が特徴で、現在、美術館として一般公開されている。 再生事業においては環境色彩10選や公共の色彩賞を受賞した他、国の登録有形文化財に登録された。 施設内では、姫路市がベルギーのシャルルロワ市と姉妹都市関係にあることから、ベルギー美術コレクションを主に展示し、公開している。
世界遺産に登録された姫路城に隣接する歴史博物館。 1983年、武家屋敷跡に開館した。 建物は近代建築家丹下健三により現代の城をイメージして設計されたとか。 常設展示室では原始から近現代に至るまでの兵庫県の歴史を中心に展示している。
正式には、兵庫縣姫路護國神社と呼び、世界遺産に登録された姫路城に隣接する。 1939年、かつては武家屋敷であったが、兵庫県西部地区(播州・但馬地区)の英霊を祀る。
世界遺産に登録された姫路城周辺には便利な駐車場が数か所整備されており、そのうちの一つが大手前茶屋である。 ここでは、お買い物に便利なコンビニエンスストア、喫茶スペース、トイレがある。
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世界遺産に登録された姫路城の南側に位置する家老屋敷跡公園では、公園が整備され、主に芝生。 また、「いの屋敷」、「ろの屋敷」、「はの屋敷」、「にの屋敷」の4棟に分かれ、それぞれで飲食店や土産物などが販売されている。 元々、1750年頃に筆頭家老高須隼人が屋敷を構えていた所とされている。
世界遺産に登録された姫路城の南側に位置する公園。 広々とした公園が特徴で、西側には休憩スペースとトイレ。 年中を通じて、多くのイベントが開催され、過去には、全国のB級グルメを集めたB-1グランプリが開催された。
2001年、姫路城は別名、白鷺城とも呼ばれ、その白鷺を意味する「イーグレ」から命名され、開業した。 世界遺産に登録された姫路城の南側に位置している。 高さ約13m、長さ約100m。 屋上は展望台になっていて、姫路城など姫路市内を一望することができる。 また、館内には姫路市国際交流センター、 姫路市男女共同参画推進センター「あいめっせ」、 姫路市民ギャラリーなどの公共施設のほか、商業施設、コミュニティFM局・姫路シティFM21 (FM GENKI)などが入居する。
ソフトクリーム専門店。 2021年、双子の男子大学生が経営する夜パフェ専門店が開業。 コンセプトは、プチ贅沢でお客様を笑顔に。 店内はカウンター席のみ。
メニュー
メニューはクリームブリュレ、国産いちご、宇治抹茶、リキュール入りパフェのモーツァルトなども。
姫路城ソフト
「姫路城ソフト」は世界遺産の姫路城をイメージしたパフェ。 美しさから白鷺城とも呼ばれる姫路城をパンナコッタと練乳で表現し、食感のアクセントとしてミックスナッツを添えた。 姫路城を模した最中もトッピングされ、深みのある濃厚ミルクの味わい。
姫路城など姫路市内の観光案内を目的に開設された施設。 「国際観光・コンベンション都市・姫路」、訪れた方にほっとしていただける「もてなしの街・姫路」を目指しているとか。
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別名、射楯兵主神社と呼ばれている。 ここでは、60年に1度の一ツ山大祭、20年に1度の三ツ山大祭が有名。 祭神は、射楯大神(五十猛尊)、兵主大神(伊和大神、大国主命)。 764年、姫路市山野井町の水尾神社に兵主神を祭祀。 787年、姫路市本町に兵主神を遷座。 1181年、大小明神社を合祀し、播磨国総社・府中社と称する。 1581年、羽柴秀吉が姫路城を築城するのに伴い、現在地に遷座。 境内では、国に指定された重要文化財、重要有形民俗文化財などがある。
時代劇の扮装を楽しむことができる夢織館とカフェが併設。 夢織館では、実際に時代劇で目にするような着物や忍者の衣装を試着することができ、写真撮影や衣装をレンタル(4時間)が可能。 レンタル中は、時代劇の扮装のまま、姫路城周辺を自由に散策することができるとか。 また、衣装の着付けやお子様向けの衣装もあり。 隣接する時代カフェでは、和の空間で、ゆっくりとカフェを楽しむことができる。
ちくわ、かまぼこ、こんにゃくなどを製造販売するヤマサ蒲鉾は兵庫県姫路市夢前町置本327-16に本社・工場を置く食品メーカー。 本社・工場では実際に工場見学、かまぼこ・ちくわづくり体験ができる他、ショッピングコーナー、かまぼこ工房夢鮮館があり、その関連店舗として、大手前店が営業する。
さっちゃん
店頭では、ヤマサ蒲鉾のキャラクター「さっちゃん」。 さっちゃんは、お父さん、お母さん、双子の弟(やっくん、まーくん)がいる5人家族で、年齢非公表。
ヤマサ蒲鉾の大手前店の他、西二階町にも、アンテナショップを開設している。 基本、ここでは、無人となっているが、店内には、自動販売機が設置され、ヤマサ蒲鉾の関連商品やキャラクターのさっちゃんが販売されている。 また、プリクラも設置され、記念撮影を楽しむことができる。
さっちゃんと記念撮影
さっちゃんの家の奥には、ソファーが置かれ、さっちゃんが左に座っていた。 さっちゃんとの記念撮影が可能。
2階にもさっちゃん
さっちゃんの家には階段がなく、2階に上ることはできないが、2階には、さっちゃんがいて、1階を眺めるように立っていた。
駅の立ち食いそばとして有名な「えきそば」は、まねき所品さんが運営する姫路の名物。 駅構内や地下街、そして、姫路城の目の前にある大手前店など、姫路駅周辺で多数、出店している。
姫路名物のえきそば
「えきそば」とは、うどんのようなつゆを使用した味で、中華そばに近い麺が使用されている。 「黄そば」のようなえきそばは、「姫路のそば」として親しまれている。 1949年に販売が開始され、姫路を代表するロングヒット商品となっている。
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トイレ、授乳・おむつ交換室、キッズスペース、休憩所等を備えた施設。 お店のイチオシ商品やイベント情報等の発信を行っている。
炉端焼きや揚げ物、おでんなどが味わえる居酒屋。
店内
店内はカウンター席とテーブル席がある。
メニュー
メニューは炉端焼き・海鮮のさば、くじら、肉・豚肉、野菜・なすびなど。
1906年、米田徳次が洋品雑貨店米田まけん堂を開業して以来、地元で親しまれてきた百貨店。 屋号のまけん堂は正札制を表したもので、キャッチコピーは、「ねぎっちゃいけねえ まけん堂」。 1946年、やまとやしき洋裁学校が入ったショッピングセンターやまとやしきを開業。 屋号は数多くの商店が仲良くという意味で「やまと(=大和)」、一つ屋根の下という意味で「やしき(=屋敷)」と名付けたとか。 キャッチフレーズは、「播州のお買い物センター」。
メガネの三城総本店に隣接し、「メガネの三城」とコラボしたカフェドミキウィズキティ。 コラボカフェ1号店として知られ、キティちゃんのソファやぬいぐるみ、ソフトワッフルサンド、パンケーキなどが登場する。
JR西日本姫路駅と山陽電車姫路駅の前にある商店街。 みゆき通りと呼ばれ、姫路城までの約550mで店が軒を連ねている。 1903年、播磨平野で軍事演習が行われ、城北練兵場(現在の姫路競馬場)でも、閲兵式が行われたため、姫路駅から城北練兵場へ至る道路を整備し、行幸に因んで御幸通と命名されたとか。
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928年、疫病の流行によって人々が苦しんでいた時、一夜にして12本の蓬が生えた。 そこに、少彦名神が出現し、この蓬で疫病を治癒すべしとの神託があり、里人の病は癒え、感謝した人々は少彦名神を祭祀した。 1175年、現在地に遷座。 12本の蓬にちなみ、社名を十二所神社。 神紋は蓬の葉。 祭神は「菊姫命(お菊)」。 お菊が十二所神社に参詣したという伝承から祀られた為、別名、お菊神社とも。 また、お菊は播州皿座敷の主人公として知られ、お菊の亡霊が井戸で夜な夜な「いちまーい、にまーい、さんまーい・・・」と皿を数える情景として一般的に知られている怪談話の総称。