🍶山本本家直営「鳥せい本店」
伏見七名水・白菊水(しらきくすい)
🍶キザクラカッパカントリー
京菓子司 富英堂
坂本龍馬襲撃事件「旅籠・寺田屋」
🍶家守堂(やもりどう)
竜馬通り商店街
西岸寺(油掛地蔵さん)
🍶月桂冠 大倉記念館
🍶くつろぎ処「伏見夢百衆」
弁財天長建寺(島の弁天さん)
伏見十石舟&三十石舟
🍶伏水酒蔵小路
🍶北川本家 お米とお酒の専門店「おきな屋」
サラダの店 サンチョ 伏見店
大手筋商店街
🍶吟醸酒房 油長
🍶藤岡酒造
🍶キンシ正宗 新常磐蔵
御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)
幸福とスタミナの「大黒ラーメン」
撮影スポットとして有名・松本酒造
🍶斉藤酒造
🍶玉乃光酒造株式会社
増田徳兵衛商店
藤森神社
方除けの神さま「城南宮」
京都・伏見の酒蔵界隈で昼間から飲む!
京都京都・伏見の酒蔵界隈で昼間から飲む!
京都の南の玄関口にあたる伏見(ふしみ)…ここは、鴨川、宇治川、桂川の3つの河川に沿った平野部と、桃山丘陵を南端とする東山連峰の山なみから構成されています。 平安期には、数々の皇族や貴族が別荘を建て、安土桃山時代には豊臣秀吉が伏見城を築きました。幕末には、おなじみの坂本龍馬をはじめとする志士たちの活躍で、近代の夜明けの舞台となったのも記憶に新しいのではと思います。 また、伏見は質の高い伏流水が豊富な土地でもあります。桃山丘陵をくぐった清冽な水がそこかしこで湧き出ています。カリウム、カルシウム、などをバランスよく含んだ中硬水は、酒造りにもってこいの水質なのだとか。 安土桃山時代に、酒造りの伝統が花開き、以来脈々と受け継がれ今や日本を代表する酒どころとなったわけです。そんな伏見で酒造りに励む蔵元が、清酒の素晴らしさ、旨さを知ってもらおうと工場見学や、試飲ができる企画を数々 展開しています。今回、酒蔵巡りしつつ真昼間からいただいてきちゃいました! 皆様にも奥深い日本酒の世界をご紹介できればと思います(*´ω`*) お酒がいただける会社や、お店に「🍶マーク」をつけています。ご参考ください。
1677年創業の山本本家の酒蔵を改装した鶏料理のお店。昭和51年に10代目によって開店しました。この界隈でもかなりの人気店で、ランチタイムは行列ができることもあるんです。
「株式会社山本本家」
延宝5年(1677年)創業。当時は、醤油や味噌を製造販売していたそうですが、明治時代に清酒専業となりました。白楽天の詩より命名した「神聖」を商標とし、名水≪白菊水≫をもとに食中酒を造り続けています。 *神聖、源ベエさんの鬼ころし、 かぐや姫、松の翆など
鶏料理と蔵元の酒を堪能
伏見の名水「白菊水」のすぐ横にあります。 「B」で詳しく紹介しています。
雰囲気のある蔵屋敷
お店は元々、大正時代に酒蔵として使われていたそうで白壁や太い梁が往時を偲ばせいい雰囲気なんです。明るすぎない照明もGOOD✌
タンクから注がれる生原酒
1階中央にある大きなタンク。ここには「たれ口新酒」や、「蔵出し生原酒」が入れられていて注文するとコップになみなみ注がれて出てきます!焼き鳥と生原酒!サイコ~~♪ランチ時も飲めますよ。ここでしかいただけない貴重な味です。
ランチでいただいた「鶏飯(けいはん)」
今回は鶏飯。具材を乗せたご飯の上に鶏のだしがきいたスープをかけ、キュッとレモンをしぼっていただきます。あっさりしてるのでさらさらと食べれます✨ 他にも、とりラーメン、焼き鳥、定番の唐揚げに照り焼き…迷っちゃうほどあります。
お酒買えます
横に小さなショップがあって山本本家のお酒や、お菓子、雑貨などが購入できますヨ。お酒のソフトクリームも食べてみてください(*^^)vアルコール分はありませんのでご心配なく。
鳥せい本店の駐車場入り口辺りに人の行列がしばしばできています。ここに、伏見七名水のひとつとされる「白菊水」が湧き出ているのです。山本本家の酒造りに使われているお水がこれ! 名前の由来は、白菊を愛でる翁が「この地に日照りが続き、稲が枯れるような時、私の愛でた白菊の露のひと雫より清水が湧きだす」と言う伝説からとられたものなのだとか…。 地元の人だけではなく、外国の方々もペットボトルにお水を汲む姿が見られます。清冽でまろやかなおいしいお水ですよ。
ボタンを押すと出ます
ドド~ッ!と勢いよくお水が出ます。ここのお水は後述する御香宮(ごこうのみや)「御香水」と同じ水脈だそうで、酒造りに適したまろみのある清水なのだそう。 わが家ではご飯を炊いたり、コーヒーを淹れるのに持ち帰ります。
鳥せいの中でも…
待合の椅子が置かれていろところで、白菊水が味わえますよ。
白壁土蔵に黒い格子窓…伏見の酒蔵の雰囲気が漂う塩屋町にある黄桜カッパカントリーは、黄桜酒造がプロデュースする酒造りの展示が見られる「記念館」と、河童が学べる「河童資料館」、お酒やビールが味わえる「黄桜酒場」、お土産物が揃う「黄桜商店」からなる酒と食のテーマパーク! 懐かしのあのキャラにも会えますよ。
「黄桜酒造」
大正14年、初代 松本治六郎が伏見の名水の恵みを生かした酒蔵として創業。2代目 司朗氏の時にイメージキャラクターが「カッパ」に定着しました。伝統の日本酒文化を継承しつつ「品質本位の酒造り」をモットーに商品開発を心がけておられる会社です。 *辛口一献、呑、山廃仕込など
カッパッパ~♪懐かし~~
小さい頃見てたCMのキャラクターが!お酒と言えば、このかっぱを思い出すほどメジャーでしたよね。
金の河童?
中庭の黄金広場にキラキラ光る河童現る?! 悠々と泳いでるのやら、魚と戯れる子ども河童などかわいらしい河童さんに会えますよ。
伏見三大名水のひとつ
金の河童の横に湧くこの清水は「銀名水」と言って日本では珍しい硬水なのだとか。「金名水」、「菊名水」と並んで伏見三大名水と呼ばれています。
無料で観覧できる「黄桜記念館」
酒造りに関する道具や写真、資料が展示されています。江戸時代の貴重なものばかりだそうです。 また、昭和30年代からのCMも流れていて、思わず口ずさんだりなんかして…(*´ω`*)
「かっぱ淵」には…
祈念館の一角にあるこちらは、河童のことがわかる展示がいっぱい!全国の河童や、大小の置物、けっこうリアルな人形など。なんだか愛くるしくなってきます。
出た!
2代目社長が黄桜の酒を「親しみやすい酒にしたい」と願い、某雑誌で連載されていた清水菎さんの<かっぱ天国>に出会ったのがきっかけでキャラクターになったのだとか。以後、この河童キャラが定着し、広く親しまれるようになったと言うわけですね。
黄桜商店でお買い物
黄桜の清酒や、ビールはもちろんぐい吞みお猪口や、お酒を使ったお菓子類、オシャレな酒蔵前掛けなども販売。ショットコーナーでは、1杯100円(60ml)で吟醸生酒と純米樽酒が飲めますよ♡
地ビールの飲み比べできます
京都地ビールの先駆けとなったのがここの「黄桜麦酒」。ショップの奥にある、黄桜酒場では アルト、ケルシュ、蔵のかほりがそれぞれ100mlずつ注がれた地ビール飲み比べセットがいただけます。お好みはどれでしょう~。お食事メニューも充実してます。
地ビール工房が見えます
カウンター越しに醸造の行程が見られます。日本酒の仕込み水で作るビールを醸造すると、優雅で華やかな香りが生れるんですって。酒蔵だからできるビールなんですね。
本当にある「黄色い桜」🌸
前庭に3本ある桜の木にはナント!黄色い桜が咲くんですよ。「鬱金桜」と言う品種だそうで、まさしく「黄桜」ですね。ほろ酔い気分で見上げる黄桜は格別なんでしょうねぇ。
「伏見に来たんやったら、富英堂はんの酒まんじゅう食べとかな!」と誰かに言われたのを思い出したので行ってきました。カッパカントリーのほぼ向かいにお店を構える明治28年創業の老舗京菓子屋さん。 寺社仏閣に奉納する引き菓子や、門前菓子をつくり、現在は生菓子も人気の商品なのだとか。富英堂さんと言えば「酒まんじゅう」!一度ご賞味いただければそんじょそこらのとは全く違う事がわかるかと(^-^)ちなみにアルコール分は飛んでいるそうなので、ドライバーやお子さんも安心して食べれらるようです。
自慢の「酒まんじゅう」
私が訪れた時はちょうど「水無月」の季節でした。でもこれは外せない~と思い購入。ここの酒まんじゅうは、3つの酒蔵から集まる酒粕と、伏見の名水を使用し、お酒の香りにあうように作られた特製餡を入れた<おまん>なんです。一口食べればあの香りが漂い、フワフワの皮に甘すぎない餡がからんでうまーい!何個でもいけちゃいそうです。
歴史を物語る菓子作りの道具たち
ガラスの棚には、ズラリとお菓子の木型が並んでいました。同じようなお花でもちょっとずつ異なるようです。
福々しいお面に見つめられ…
入った正面に掲げられたおたふくのお面がなんとも印象的。そうそう、わらび餅もおいしそうやったな。「えがお」と言う天皇陛下献上菓子も有名だそうですよ
皆さんご存知、龍馬が逗留していたと言う、江戸時代から続く「寺田屋」もこの界隈にあります。と、言ってもこちらは旧宅を模して明治期に建てられた現役の旅籠。(大元の寺田屋は、鳥羽伏見の戦いで焼失したそうです) 東側にある庭園には、薩摩藩士による同士討ち「寺田屋騒動」で戦死した討幕派薩摩藩士の石碑があり、旧宅であることを示す「遺址」の文字が刻まれています。 建屋内は見学が可能になっています。ドラマや歴史で勉強したストーリーが再現されるようでワクワクしますよ。
坂本龍馬襲撃事件
ここで起こったもう一つの事件。1866年(慶応2年)、薩長連合を成し遂げた龍馬が妻のお龍(りょう)の待つ寺田屋に着いた夜半、伏見奉行所の役人たちに襲撃されました。その際、お龍が気転をきかせ窮地を脱したことはとても有名ですよね。
お龍さんが入っていたお風呂
入浴中、奉行所の役人が宿を取り囲んだ事に気づいたお龍さんは…↓
お龍さんが駆け上がった階段
ほぼ、裸でこの階段を駆け上がり、2階にいた龍馬に知らせたと言います。ホラホラ、ワクワクしてくるでしょ?(#^.^#)
生々しい…
刀痕や弾痕なども残っているんですよ。でも、再建されているからこちらは本物の痕ではないでしょうね…ウン。
龍馬が愛した「梅の間」
この部屋を好んで利用していたそうです。高杉晋作から送られたピストルもありました。襲撃事件の際に応戦したもののレプリカ。
気分は幕末❤
倒幕派の定宿として、当時京都では有名だった寺田屋。 宿を切り盛りしていた女将のお登勢(とせ)さんは尊王派の志士たちを匿ったり、蔭から支えたりしていたそうです。自らも命があやういという中、豪胆かつ信頼のきる女性だった彼女を慕い、志を持った若者が集まってきたのでしょうね。
庭園に龍馬さん
こちらには、龍馬や志士たちのゆかりの碑やお社などがたくさんあります。ゆっくり見学できますのでどうぞ。
竜馬通りの入り口にあるクラフトビールが味わえるお店です。以前は明治4年創業の"安本茶舗"という老舗のお茶屋さんがあった場所で、よくお茶を買いに行きました。 趣ある店舗を利用し、お茶の文化や思いを継承しつつリノベーション、クラフトビールの製造所に生まれ変わりました✨✨ 以前と同じお茶が買えますし、ビールもいただける…そんな嬉しいスポットになりました。
老舗茶舗の店舗をリノベーション
安本さんの趣ある町屋の雰囲気を残しつつ、おしゃれでカジュアルになった店舗。 ガラガラと扉を引いて入るのがいいですよね。 右手が竜馬通りになっています。
カウンターでも飲めます
ビールはこちらで注文します。右手はカウンターになっていてさくっと飲みも、じっくり飲みもOK👌🏻
奥にはお庭も
奥はテーブル席。右側はガラス張りになっていて醸造タンクなどが見えます。 奥は小さいながらもお庭があり緑に癒されますよ🌿
うまい❗️
良質な水で作った自慢のクラフトビール。 日本で開発されたホップソラチエースを使ったアメリカンペールエールの"デスティーノ"。 ほどよい苦味が好き☺️ ちょっとずつ試してみたい方には『本日のビール4種のみ比べセット』も。
"春眠〜Syunmin"
暁をおぼえず…。 春にぴったりのバランスの良い苦味😊💓
ランチもぜひ❗️
おじゃましたのはお昼時。 ランチも充実していますよ。 朝はモーニングも用意されているとか。 安本茶舗のお茶を使った茶粥などがいただけます。もちろん、ビールも飲めますよ🍺
お土産にいかが?
冷蔵庫にはボトルや缶のビールがこれでもかっ❗️てくらい入ってます。 家守堂さんのクラフトビールに加えてゲストビールといわれる他社のビールも充実してます。
安本さんのお茶も買えます。
安本さんにあった古い木箱があった。 封を開けるとふわぁっとスモーキーな香りが満ちる「京番茶」はぜひ味わっていただきたい一品です。 安本のおばあちゃんは何年か前までここに座ってお茶を淹れてくださってたそうです。亡くなられたそうですが…。その思いや足跡はちゃんと残っていました。また来ます☺️
- アプリで地図を見る
寺田屋からほど近くにある商店街です。豊臣政権下、伏見城築城の際に中書島に造られた遊郭で働く遊女たちが、着物や雑貨を買う店が自然発生的に生まれたのが始まりとされています。 1996年に今の姿の商店街となり、名称も寺田屋にちなみ「竜馬通り商店街」と改め、石畳にガス燈風の街路灯の設置、お店も京町屋風に造りかえるなど大変身をとげたのです。 日々、地元の方や観光客の皆さんに親しまれにぎわっています。
安本茶舗
商店街の入り口にお店を構える茶舗。明治4年創業の老舗なんです。 宇治茶や、京番茶など、香り高い様々な茶葉がスタンバイ。今の季節ならではのグリーンティーなどもありますよ。私は訪れたら必ず「番茶」を買って帰ります。香りが違うんです!
年季の入った茶箱がいい雰囲気
お茶色?の茶箱が棚にぎっしり詰まれています。これがまたいい感じなんですよね。 安本さんはハカリ屋さんでもあるそうで、お酒の飲む枡なども販売されていますよ。
併設の「お登勢茶屋」
ものすごいメニューの数!しかもお安いんです。お茶屋さんでいただく抹茶ソフトに、定番のおうす、おしるこに抹茶ババロアなどしばしほっこりするのに最適💗
「龍馬茶だんご」
今回は1串160円の茶だんご、その名も「龍馬茶だんご」をいただきました。噛むほどに香りのする茶だんごでした。また、この冷たく冷えたほうじ茶がサイコー!芳ばしいんですっ!!これだけいただいても価値アリです。
cafe 月のとき
ほっこりできるカフェを見つけました。さすが伏見だけあって酒粕を使ったお料理がいただけたり、京野菜をたっぷり使ったメニューがラインナップしてます。
龍馬館
こちらは、坂本龍馬と新撰組に関するグッズやお土産物がGETできるファンにはたまらないショップです。
寺田屋事件仕様のシャッターart
地元の7つの商店街と、京都造形芸術大学が《幕末維新回廊》をテーマに描いたコラボ作品なのだそうです。外国人の方が足を止めて写真を撮られていました。
鉄板串焼 咲蔵(さくら)
先にご紹介した、「鳥せい」チェーンのお店なのだとか!今春オープンの焼き鳥屋さん。ランチもお手頃価格でいただけますよ。
九里九馬(くりくま)
看板には「コーヒ」と表示。ナント、創業40年の老舗?喫茶店です。昔の造りになっている店内はとっても落ち着ける空間でした。伏見の名水をネルドリップして淹れている珈琲(こっちの方がしっくりきます)はまるくて、すっきり!こういう喫茶店はずっと残ってほしいと願います。
鳥羽伏見の戦いで、この辺り一帯は焼失してしまったそうなのですが、不思議なことに、ここの地蔵堂だけは焼け残ったそうなんです。正式には「油懸山地蔵院 西岸寺」と言い浄土宗の寺院です。高さ170cmの花崗岩にお地蔵さまが内彫りされているそうです。鎌倉時代の作だと言われています。 そのお体には、油がこびりつきコッテコテになっています。なんでも、「ごま油」を掛ける油に少し混ぜると願い事が叶いやすくなる?のだとか。
油売りの絵馬がかけられていました
こんな話が残ってるんです。。。 乙訓郡・山崎から三十石舟に乗って伏見にやって来た油売りが、門前で転んで油を流してしまいます。ケガがなかったことが幸いと残った油をお地蔵さまにかけると…徐々に商売は繁盛し、大長者に!それから、このお地蔵さまに油を掛けると所願成就すると信仰を集めるようになったそうです。
町名も…
「下油掛町」…なんですねぇ。
1982年に誕生した月桂冠の資料館。京都市の有形民俗文化財にも指定されている貴重な酒造道具を展示し、伏見で行われていた酒造りの歴史に触れることのできる場となっています。館内には「酒造りの唄」が流れ、当時の活気づいた現場を彷彿するような雰囲気を作り上げています。 見学は300円ですが、きき酒ができ、ステキなお土産もついてきますよ。ここはかなりオススメです。
「月桂冠株式会社」
寛永14年(1637年)、京都府南部の笠置から、伏見に出て来た初代 大蔵治右衛門が創業。当時の屋号は「笠置屋」だったとか。明治期に酒銘を勝利と栄光のシンボル「月桂冠」に変更し躍進期を迎えます。近年、アメリカにも進出を果たし、名実共に日本を代表するブランドとなりました。 *ヌーベル月桂冠、上撰月桂冠、つき、スパークリングうたかた など
風情ある酒蔵
伏見に来たんだなぁと思わせる酒蔵の佇まい…。 入り口には、お決まりの「酒林(杉玉)」が吊り下げられいい雰囲気です。
月桂冠のお酒の源です
受付けをしたら、見学順路に沿って進みます。展示室へ行く扉を開けるとそこに大きな樽から流れ出る清水が!これは、伏見七名水のひとつで「さかみず」と呼ばれる伏流水です。「月桂冠のお酒になるおいしいお水ですのでご賞味くださいね」とのこと。う~ん、まるい!まろやかな甘みのあるお水でした。
中庭にあった大樽
この樽でお酒が造られていたんですね~。あまりのデカさにビックリです! 西側には、会所場と言う 杜氏さんや蔵人さんが生活されていた建物も残っています。
酒造場のレンガの煙突
サルスベリの花に彩られエンジ色の煙突がニョキッ。こちらは、江戸期に建てられたと言う内蔵酒造場。中にある「月桂冠酒香房」は見学も可能だそうです。(要予約)
展示室にて
貴重な酒造道具の数々を惜しみなく見せていただけます。同時に、杜氏さん方のお酒造りに対する情熱も…。
利き酒処
一通り展示室の見学を終えると、入り口近くの利き酒処に案内してもらえます。こちらでは、「レトロボトル吟醸酒」と、「玉の泉大吟醸」、「プラムワイン」の3種類を利き酒(試飲)させてくれます。ほんの少しずつなのですが、それぞれの個性がしっかりわかります。なんておいしいんでしょ!プラムワイン、オススメです💛しあわせ~。
神棚には…
ふと上に目をやると…大きな酒林と神棚が。さすが、京都!お酒の神さま、洛西にある「松尾大社」のお札が祀られていました。月桂冠のお酒が購入できるショップもあります。
コレコレ!お、み、や、げ❤
記念館の図柄入りの限定ワンカップがもれなくいただけますよ~♪ オトク感にあふれる酒蔵見学となり大満足でした。
京の台所 「月の蔵人」
月桂冠が運営する日本酒が楽しめる和食レストラン。100年前に建てられた酒蔵を改装して造られています。 ここの人気メニューは「自家製手作りざる豆富」アツアツの風味豊かなおとふ、お試しください。
ユニークなシステムで利き酒が堪能できます
日本酒の消費を高めるために企画された「利き酒セット(650円)」は、お猪口に入った3種の清酒と、別のお猪口にに注がれた清酒。こちらが当たり酒となりどれが当たり酒かを当てればタダにるというもの!いやいや、これは嬉しい~~。LET'S TRY!
元は、月桂冠の本社だった酒蔵で大正時代の建築なのだとか。どっしりとした趣のある建物です。ここは、お酒も飲めて、カフェ利用もOKと言う嬉しいお店。伏見の様々な清酒や伏見のお土産が揃います。
大正の古き良き佇まい
和洋が入り混じった大正ロマンあふれる店内。スモーキーな色調がとっても落ち着きますよ。奥はカフェになっていてホッと一息つくことができます。
きき酒セット
伏見の17の蔵元のお酒を銘柄をセットした「きき酒セット」(750円)。 銘柄によってこんなにも味や香りが違うものかと気づかされます。好みのお酒が見つかるかも~。
アイスにお酒をかけて食べる?!
枡に入ったバニラアイスにお酒をかけていただく「清酒アイスクリーム」(650)が絶品💛お酒は、古酒≪うなぎのねどこ≫と、リキュール≪柑熟柚子檸檬≫のどつらかを選べます。私は柚子檸檬をセレクト。柑橘の酸味と渋みが甘いアイスとホントよく合います。
日本酒のラベルってオシャレ💗
物販コーナーの壁にずらりと並べて貼られた伏見のお酒のラベルたち!色彩豊かで、それにかっこいいんです!お気に入りを探すのも楽しいかも(^_-)
お酒だけじゃない
これでもか!と言うぐらいたくさんの清酒が陳列されています。また、京都の老舗の和菓子や、雑貨なども取り扱っておられます。酒蔵巡りに便利な観光マップなどもそろっていますよ。
伏見土佐藩邸跡
夢百衆近くには、土佐藩の藩邸があったと言われています。坂本龍馬はもちろん、武市半平太や、中岡慎太郎らが出入りしていたのでしょうね。 伏見にはこのように、幕末を物語る史跡があちこちに見られるんですよ。
竜馬商店街を抜け、濠川を渡って川沿いを十石船が行き交うのを眺めながら歩いていると、この朱と黒の長建寺さんの竜宮造りの山門にたどり着きます。ドーンと酒樽が置いてある辺りが、さすが伏見!と言った風情です。 地元では「島の弁天さん」と呼ばれている真言宗醍醐派の寺院。かつて、この中書島にあった遊郭で働く人々から篤い信仰を受けていたそうです。
山門をくぐると
こんな看板がありました。 なんだかワクワクしますね💗
さわやかな参道です
赤い幟と緑、青いあじさいが絶妙なコントラストを生んでいました。そんなに長くはないのですが見どころがたくさんある参道です。 春には、桜が美しく咲きます。
左手にある鐘楼
弁天さまは、淀川を行き来する廻船の守護神としても崇められていました。ここの鐘は時を知らせたり、三十石船の往来や非常時の知らせなどにも使われていたそうですが、戦争時、供出され失われてしまったようで、今ある鐘は模造とか…。こういうことがそこかしこで起こっていた時代があったんですね。
伏見の名水「閼伽水(あかすい)」
伏見の七名水の一つに数えられる閼伽水。そもそも、閼伽井とはインドの水神の事をさすそうで、仏に供えるお水のことなのだそうですよ。今も昔と変わらず、清らかで清々しいお水が湧いています。
秘仏・八臂弁財天(はっぴべんざいてん)
新年元旦から15日に公開されるご本尊・八臂弁財天は、鎌倉時代作と言われる仏様です。8本の腕を持ち、富、寿命、音楽、知恵、芸事の上達などにご利益があるそうですよ。京都で、ご本尊が弁天様と言うお寺はここだけらしいです。
「マリア灯籠」発見
江戸時代、キリシタン禁止令が出された頃に流行した「マリア灯籠」が境内にひっそり建っていました。元々は、お寺の近くにあったお茶屋さん「紅屋」の隠れ座敷の庭にあったものなのだそう。キリシタン大名・高山右近の屋敷もこの近くにあったそうです。
お寺の前の橋に…
弁天さまが持つ琵琶のモチーフが…音楽の神さまですものね。 この橋のすぐ下には、十石船乗り場があります。
- アプリで地図を見る
かつて、水運でにぎわった町、伏見。現在、宇治川派流及び濠川(伏見城の外堀にあたります)沿いは、水辺の涼やかな散策路となり、酒蔵の風景を楽しむことのできる小道となっています。この濠川から酒蔵を眺めるなら「十石舟(じっこくぶね)」や「三十石舟(さんじっこくぶね)」が最適。月桂冠大倉記念館ウラから、三栖閘門までゆっくりのんびり舟遊びが楽しめますよ。 石舟、三十石舟合わせて「伏見の淀川船運関連遺産」として近代化産業遺産に認定されています。
十石舟乗船場
月桂冠大倉記念館の裏にあります。定員20名の屋根付きのお船で約1時間、川をゆきます。音声ガイドによる案内に加え、船頭さん自らもお話ししてくれますよ。折り返し地点となる三栖閘門で一時舟を降り 休憩を兼ねて、資料館で伏見の歴史が学べます。
酒蔵を眺めながら
柳並木の中 川面に映る緑や、白と茶が美しい酒蔵を眺めながら風を感じつつゆらゆら…。港町伏見を肌で感じることができますよ~。
灯籠がいい感じ
夜には灯りが点るのでしょうか。この辺りは少し川が広くなっています。三十石舟はこちらから乗船するそうです。
三十石舟
江戸時代、淀川を渡って伏見・大坂間を往来したのが三十石舟。平安遷都1200年を記念してこの三十石舟が復活。定員は30人と十石舟よりもたくさんのお客さんを運びます。運行数が少なめなのでご注意を。
龍馬とお龍さんの像が
寺田屋近くにある寺田屋浜には「龍馬とお龍 愛の旅路」像が。龍馬たちは、寺田屋襲撃事件の後、ここから三十石舟に乗り、九州・霧島へ旅立ちました。日本初の新婚旅行と言われるやつですね。はるか彼方の希望に向かって進む2人のまなざしが印象的です。
川を彩る夏の花たち~半夏生~
船着き場辺りに咲いていました。川面に白い花が映えてキレイでした。 ドクダミ科だそうです。
川を彩る夏の花たち~ムクゲ~
薄いピンクの八重咲きムクゲ。 八重咲はあまり見られないので嬉しい~。
川を彩る夏の花たち~タチアオイ~
太陽に向かって上へ上へ伸びるタチアオイは、まさに夏の花!次々に花を咲かせます。
川を彩る夏の花たち~紫陽花~
濠川の両側の小道に植えられていました。紫陽花は、この時期の花たちの王様ですね。
川を彩る夏の花たち~紫君子蘭~
この花、よく見るのですが名前がわからなくて…この旅で初めて知りました。薄い紫が優しく群れて咲いています。
今年の春にオープンした、伏見の17の蔵元の日本酒とうまいもんがた~くさんいただけるお店。町屋造りの店内はとっても広く、蔵元毎に分けられた棚に清酒のビンが整然と並べられています。いわゆる複合型の屋台村のような感じでしょうか…20m超えのカウンター席でお好みのお酒を楽しみつつ、もつ鍋、ラーメン、鉄板焼き、洋風料理、日本料理、串焼きの6店舗のお料理まで食べられちゃうと言う画期的なシステム!
酒樽がズラリ!
これを見るだけでもワクワクしちゃいます♥早くも、日本酒好きが日夜集うお店になってます。
他店舗から出前もとれちゃいます
懐かしい雰囲気の漂う各店舗の逸品はもちろん、そこにいながら他のお店の気になるお料理も「出前」スタイルで注文できるんです!全、メニューではないのでもっといろいろ楽しみたい方にはハシゴがオススメ💗
17蔵の利き酒セット「粋酔~KISSUI~」は圧巻!
蔵元の名前が書かれた升目に17杯のグラスが。これはスゴ~イ!!それぞれのお酒の個性が味わえる嬉しいメニュー!仕込み水も付いています。
大手筋通りの濠川東詰めにある、創業350年と言う「北川本家」さん直営の小売り店舗。代表銘柄の「清酒 富翁」と、つきたてのお米のおいしさを味わってもらうために作られたお店なんです。こちらでは、嬉しい生原酒の[量り売り]もあります。こだわりのお米も精米したてを購入することができますよ。
「株式会社 北川本家」
明治時代、10代目 北川三右衛門が、中国の「四書五経」から「富此翁」と言う表現を見つけ、ここから酒銘を「富翁」としたと言います。この「富」は貧富を表すのではなく、精神的な富をさし、「心の豊かな人は、晩年になって幸せになれる」と言う意味を持つのだそうです。全国新酒鑑評会で14回金賞を受賞されている富翁…「心」と「技術」で酒造りをする誠実な酒造会社さんです。 *富翁大吟醸山田錦、富翁金印、美肌など
白い蔵がステキ
濠川沿いの蔵に「富翁」の文字が印象的な北川本家さんです。 「飲む人の心まで豊かになるような酒を作る」そんな思いで酒造りに勤しまれているそうです。
テイステイングも💗
「富翁」、「ふりそで」、「美肌」に「米焼酎はんなり」など北川本家が誇る主要清酒の試飲も可能なんです。いろいろ味わってからお気に入りを購入できるなんて嬉しいですよね。飲みすぎには注意!ですが…。
米がうまいからお酒もうまいんです
お米は玄米のまま売られていました。注文するとすぐに精米してくれます。お酒屋さんが推奨するお米…やっぱりおいしいんでしょうねぇ。
蛇口をひねると!
コレコレ!製造元からタンクごと運ばれてくる生原酒量り売り。そのタンクと直結している蛇口からダイレクトに出てくるんです。自分で書いたラベルも作れちゃいますよ。 こんなん、うちにほしいですね~。
美容用の清酒「美肌」は40年ロングセラー
小さい頃、母が使っていたお酒の香りのする化粧水。あの頃はキライだったこの香りが今は芳しく思えるんだなぁ。久々に購入しました。女性の肌に合うように特別な配合で仕込まれたれっきとした純米酒。入浴剤にもなるし、もちろん?飲めるんですよ。
こちらに来たら必ずと言っていいほどサンチョでランチします。こちらのお店では、特製のサラダを食べていただきたい!サンチョとは、ラテン語で「ペット」の意味だとか。いつまでもお客様にかわいがっていただけるようにと命名されたそうです。開業40年のサンチョ…もはや「老舗」です。
築100年の酒蔵を使用した店舗
伏見の玉龍と言う銘酒を造っていた元酒蔵を改装した店内は天井が高く広々とした空間になっています。温かみのあるライトもステキですよ。
定番の「照り焼きステーキ」
コレ、本当においしいんです!甘口のたれにやわらかいお肉がよくあいます。付け合わせにサラダがけっこうたっぷりついているんだけど、
もう一つ注文しちゃいます!
いつもそうです(笑) ドレッシングであえてしんなりさせてあるお野菜にさらにマヨベースのドレッシングがかけてあってこれがおいしい~!!すべて手作りなんですよ。
地元民のみならず、観光客にも人気の商店街。いつも人で賑わっています。豊臣秀吉が、伏見城を築城する際に大手門へ出入りする通りとして造営したことで生れたと伝わります。 京阪電鉄「伏見桃山」駅から、風呂屋町まで長いアーケードが続くんですが、実は日本で初めて太陽光発電パネルが使われ、アーケード内の照明になってるんだそうですよ!
「伏見銀座」発祥の地でもあります
関ヶ原の合戦の後、家康が伏見に設けた銀貨鋳造発行所をこう呼んでいました。伏見の地は当時、日本最大の城下町で、中央政治都市でした。今は、銀座1丁目にあたる場に石碑が建てられています。
からくり時計「おやかまっさん」
銀行所有のからくり時計。 午後1時から7時までの正時になると音楽が鳴って扉が開きます。まずは 「千利休」が出てお茶を飲み、その後も伏見ゆかりのキャラクターが次々登場→ 「饅頭食い」「千利休」「牛若丸」「森の石松」「豊臣秀吉」「伏見城」「千姫」「花笠行列」 「坂本竜馬」「新撰組」「酒造り」 。いやいや、これは楽しい~♫
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大手筋商店街の中にある、伏見酒造組合全蔵元20蔵の全銘柄の清酒や、限定酒を取り揃えるお店。セレクトしたお酒がその場で飲めて、その場で購入できます! 常時80種類以上がラインナップ!ワインや、焼酎もそろっていますよ(#^.^#)
所狭しと並んでいます
驚くほどの種類のお酒が棚に並んでいました。伏見だけでこんなにあるんだ~!!
利き酒カウンターで心ゆくまで
お店奥にあるバー…立ち飲みではありませんよ。イスに座ってゆっくりお酒がいただけます。 ワインのテイステイングもできるそうです。
飲み比べできるシアワセ
お品書きにある数ある種類の中から3つを選び飲み比べ。あてが2つついてます。お店の方が説明しながら味わいやすい順についでくれるのも嬉しい♡ この利き酒用のお猪口の底に書かれた青い二重丸は「蛇の目」って言うんですって。
もっと日本酒を飲もう!
京都市では全国に先駆けて、「乾杯条例」を制定しているんです。伏見に数多くの蔵元があることから、日本酒の普及と共に、日本文化への理解と促進を目指していこうとするものだそうです。 清酒が飲めるお店にはこんなステッカーが貼られたりしているんですよ。健康にも良いとされる日本酒!もっと広めていきたいデス。
「和らぎ水」って知ってますか?
お酒を飲むときの大事なポイントを一つ…。 和らぎ水とは、お酒の合間に飲むお水を差し、こうすることでアルコール分が緩和され、体に負担なく楽しむことができるわけです。二日酔いや、脱水症状を防止してくれるかしこ~いいただき方なのです。
伏見の蔵人の中で最も東に位置する藤岡酒造さん。伏見のお水は地下を東から西へ流れる為、上流のお水に恵まれていることになりますね。 「良い酒は必ずや天に通じ人に通じる」…代々、藤岡家に伝わる家訓だそうです。この信念に基づいてすべてのお酒を手造りで手間隙をおしまず丁寧に醸されている会社です。 空一面の青空を見上げると心さわやかで穏やかになるように、呑んだ人がホッとできる純米酒造りを目指しています。
「藤岡酒造株式会社」
元々、民営の煙草製造と酒造業を経営していたのですが、初代・藤岡栄太郎が酒造業一本にしぼり東山区で創業。のちに伏見へ製造場を移しました。3代目急死で一時期酒造りを休止するも、5代目により再開されました。この時立ち上げたブランドが「蒼空」です。 *蒼空 純米大吟醸酒など
ベネチアガラスのボトルを使用
蔵直発売はすべてこのベネチアガラスの500mlボトルを使用。バーの横にあるショップにオブジェとして置かれているボトルがなんともオシャレ💗
酒蔵Bar「えん」
出来立てのお酒を味わっていただけるようにと作られたバー。カウンターのガラス越しに仕込み蔵を見ながらいただく蒼空は格別ですよね。フードメニューもあります。
お酒がだめな方のために
甘酒や、酒まんじゅう、酒粕アイスなどもスタンバイ。
酒蔵見学できます
予約すれば見学も可能。140坪の小さな蔵で1人でも酒造りができるよう工夫して今の蔵を建てられたのだそうです。5代目当主・藤岡正章さんが一人で大手の酒蔵ではできない丁寧な酒造りをされています。
天明元年(1781年)京都の堺町二条で生れ、その後 良質な水を求めて明治期にここ伏見に進出しました。平成7年に工場を集約化するため「新常磐蔵」を設立。安定的に高品質の酒造り蔵として歩みだしました。蔵の見学者は年々増加し、「酒造り体験蔵」として名をはせています。
「キンシ正宗株式会社」
創業者は堀野家初代・松屋久兵衛。明治29年に配した「金鵄勲章」を代表商標としたとされています。昭和52年、業界にさきがけて紙パック酒を商品化し、日本酒容器のパイオニアと評されました。 *純米大吟醸 祝「金鵄正宗」、辛口「金閣荒武者」
名水100選にも選定「常磐井」
本社蔵内に湧く「常磐井」は毎時70トンを揚水する御香宮に湧き出る御香水と同じ水脈を持つ清水です。この自然の恵みが命の水となり、キンシ正宗のお酒を生み出すのですね。
要予約で酒造りが見学できます
杜氏さんによるお酒造りの行程を見学し、蔵出しの清酒を試飲できます。きちんと白衣に着替え、職人の方が細やかに説明をしてくださる本格的な工場見学のスタイルです。好きな方にはこの上ない幸せな時間になる事うけ合い!必ずご予約を。㈪~㈮、¥300
キンシ正宗堀野記念館
こちらがキンシ正宗創業の地になります。元酒蔵だった京町屋造りの館内は記念館になっていますが、日本酒や、地ビールの試飲、仕込み水となる名水「桃の井」の試飲も可。
平安時代、香りの良い水が湧いていたことから、御香宮と名づけられました。神功皇后をご祭神とし、安産にご利益があるお社です。豊臣秀吉が伏見城を築城する際に守護神として勧請したり、鳥羽伏見の戦い時には、薩摩郡(官軍)の屯所にもなったと伝わります。 この表門は、1622年に徳川家が伏見城の追手門を拝領して寄進したと言われ、特に正面を飾る中国二十四孝を彫った蟇股(かえるまた)と呼ばれる和様建築が見ものです。
御香水
このお水が伏見の酒造りを担っていると言っても過言ではないほどの名水「御香水」。境内から香りの良い水が湧き出たことから清和天皇が命名したと言われています。伏見七名水の一つで、徳川家康の産湯として使われたこともあるそうです。<水かけ占い>もできますよ。
極彩色の拝殿
絢爛豪華を好んだ桃山時代の特色が伺える極彩色彫刻が施された拝殿と本殿は必見。正面の軒に「鯉の瀧のぼり」などのきれいな彫刻があります。ゆっくり見てみるとすごく豪華で美しいです。
本殿の正面
慶長10年(1605年)に徳川家康が建立。麒麟、龍、象に金鶏などが細やかに彫刻されています。 日光東照宮などのきらびやかな装飾建築の先駆けになったそうで、国の重要文化財に指定されています。
本殿の内部
お参りする内部は白木造りでオーソドックスな感じになっています。
伏見城跡から出土した残石
豊臣秀吉は御香宮神社に伏見城築城の成功を祈願したそうです。城中にも鬼門除けの神として勧請し、社領三百石を献じました。こちらの巨岩は、昭和の時代に出土したもの。境内に約300個が保管されています。
小堀遠州ゆかりの石庭
社務所裏にある石庭は、小堀遠州ゆかりの庭。江戸時代初期に旧伏見奉行所内に造った庭園を戦後に神社に移したそうです。鶴亀式の枯山水、枯滝の三尊を連続させた石組や、手水鉢は必見!!
久しぶりに行ってきました。京町通りにある「大黒ラーメン本店」さん。赤、黄、青の3色暖簾が目印のこちらのラーメン店はなんといっても『安くておいしい!!』。一度食べてみてください~~!安心するおいしさなんです。 長年、地元民に愛され続けるお店は、京阪や近鉄の駅からも徒歩圏内と言う嬉しさ。3~4台は止められる駐車場もありますよ。
最高のコストパフォーマンス!
お品書き、見て下さい。 「ラーメン500円」、「ラーメン大630円」、焼き飯にいたっては「220円」ですよ。そう、ここのポイントは何と言ってもこのオトク感なんです。
ラーメン並500円
スープは豚骨と鶏ガラベースの醤油味であっさり食べやすいですよ。ここの細いストレート麺が私は大好き💛チャーシューは薄目で女性にはもってこいかな。もっとチャーシュー!と言う方は「チャーシュー麺」でガッツリどうぞ。
焼き飯220円
ラーメンとのコラボが実にいいんです!シンプルな味付けでラーメンの風味を邪魔しません。そしてこの価格! あ、キムチは100円です。
帰りにいただけるクーポンにビックリ!
必ずもらえるこのクーポン、ナントラーメン100円引きですよ!グループ全員分いただけちゃいます。次来た時にラーメンが400円で食べられます。有効期限がありますのでご注意を。
幸せな気持ちになります(嬉)
いやいや、まさに「幸福とスタミナの」ラーメン屋さんですよ…ごちそうさまでした。
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初代・松本治兵衛により寛政3年(1791年)、東山の八坂で「澤屋」を創業。大正に入り、名水を求めて現在地に酒造場を増設し「日出盛」の拠点とされました。清酒造りに必要な米の使用量を減らすことで、本来の清酒とは異なる新しいテクニックによるお酒造りに着眼。清酒の持つ文化的価値観を高める事こそ蔵元の務めと考え、昭和40年頃から純米酒造りに取り組んでいきました。目先の利益にとらわれず、呑む人の印象に残るような良い酒を造り、適正価格で販売することをモットーにされています。
「松本酒造株式会社」
昭和58年に発売された吟醸純米酒「桃の滴」が大ヒット! *桃の滴五百万石純米大吟醸、 日出盛本醸造上撰 など
八角の煙突と赤れんが蔵が印象的です
通常内部は非公開なので見学などもできません。春には土手沿いに菜の花が咲き、コントラストが美しいんですよ。 この酒蔵は、2007年に「近代化産業遺産」の認定を受けています。
元禄の時代からこの地で呉服商を営んでいた齊藤家でしたが、鳥羽伏見の戦いにより店舗が焼失。明治期に9代目により酒造業に転業されたそうです。 特定名称酒は、一切の妥協を許さない「手造り」で臨み、レギュラー酒は、杜氏さんの後継難を克復すべく姫飯造プラントを導入して省力化をはかっています。 伏見の水の豊かな地下水が、上品なキレと旨みの調和した英薫のお酒を生み出します。私も大好きなお酒です。一度お試しください♡
「齊藤酒造株式会社」
創業当時は、「柳正宗」や「大鷹」と言う商標だったそうですが、大正天皇即位を記念し、現在の代表商標の「英薫」に定めました。全国新酒鑑評会歴代第一位の14年連続金賞受賞の記録を持ち、その品質の高さが認められています。 *一吟純米大吟醸、 井筒屋伊兵衛祝米三割五分磨き など
英薫を味わうなら…
初夏に行われた<チョイ呑み2016水無月>や、秋に行われる<蔵開き>では、有料試飲ができますよ。 HPなどでいろんなイベントのお知らせが出ますのでチェックしてみては?
英勲蔵元直営「醪音(もろみね)」
大手筋商店街を抜けたところにある醪音さんは、英薫直営と言う事もあり銘柄全種類を取り揃えているとか!蔵から届く出来立てのお酒だ味わえる贅沢と、炭火であぶっていただく「酒の肴」…最高ですね。
酒かすカレー?
このカレー、人気商品なんです!酒粕の風味がしっかりするんだとか。(540円)、齊藤酒造さんでは、この他にも楽しい商品や雑貨がたくさんあります(#^.^#) ネットショップで購入できます。
嵯峨酒づくりの会
齊藤酒造では、右京区嵯峨の米以外の作物の生産が難しい田んぼを利用し<嵯峨酒づくりの会>を立ち上げ「祝米」と言う酒米を生産して、「げっしょう」と言う清酒を造っています。出来上がったお酒は会員に限定で贈呈する取り組みをされています。農家を救うと共に、京都の景観保存のも貢献されてるんですね。
玉乃光の日本酒は田植えの仕方にまでこだわった<米>と、伏見の<名水>、それと<糀>。時代に左右されず、ただただ良い酒を造ると言う心意気を持った蔵人たちによりつむぎだされているのです。 米100%の純米清酒を業界にさきがけて独自に開発し、以降、純米酒の品質向上に尽力されている酒造会社です。
「玉乃光酒造 株式会社」
初代 中屋六左衛門が延宝元年(1673年)、和歌山市にて紀州徳川藩の免許で創業。昭和39年、米100%の「無添加清酒」(純米酒)を発売し、これこそが日本の伝統文化としての清酒の姿と主張してきました。酒銘の「玉乃光」は、代々信仰している熊野の速玉神社の宮司から賜ったものだそうです。 *酒魂、祝、酒鵬など
「和」を重んじる
毎年10月になると杜氏さん方が蔵入りします。酒造りの期間ずっと杜氏さんたちは、寝食を共にするのだそう。「本当にいい酒を造るには≪人の和≫がかかせない」を信条に日夜励んでおられるのですね。なんだか、お酒も幸せですよね。
蔵開き!「玉乃光FESTA」」
毎年3月に本社蔵で開催される企画。お酒の販売はもちろん、利き酒、焼きそばや、かす汁などのお店が並んだり、ステージイベントなどもあり盛り上がります。玉乃光のお酒を知る機会になりますよ♪
元祖「にごり酒」で全国的に有名な<月の桂>は、創業300年余りの伏見の中でも古い蔵元の一つです。(延宝3年、1675年創業) 明治以降、忘れられていた「どぶろく」を13代目・増田徳兵衛が復活させ、醸造学の最高権威の博士から≪元祖≫のお墨付きをいただいたのだとか。
「株式会社 増田徳兵衛商店」
「月の桂」は、古い中国の伝説の「月中に桂あり 高さ五百丈常に人ありてこれを切る…」からとってつけられた名前なのだそうです。季節感と、個性を大切にしつつ≪酒は文化なり≫と言う真髄を示し酒造りをされています。 *月の桂 琥珀光、純米大吟醸にごり酒、柳純米吟醸酒 など
酒蔵見学は冬季のみ
スタイリッシュな酒蔵です。 見学は冬季のみ予約制で行っておられるそうです。お酒の購入はいつでもできますよ。
大吟醸のにごり酒!
京都産の酒造好適米「祝」を用いて醸造しています。これはまさにTHE☆米のスパークリングです!おためしあれ。
平安遷都以前からこの地に鎮座している古社。ご祭神は素戔嗚尊、神功皇后、応神天皇、日本武尊、舎人親王など文武両道に秀でた神々をお祀りしています。 勝運と馬の神社として篤く信仰されており、端午の節句に行われる駈馬神事でも知られています。
躍動感ある神馬像
毎年5月5日に行われる藤森祭で奉納される駈馬神事(かけうましんじ)が馬の神事であることから馬の神様として信仰されています。 江戸時代には毎年、馬が献上されていたとか。
不ニの水
境内に湧き出る「不ニの水」。 二つのない名水と言われているそうですよ。また、「不ニ」が「不死」にも結びつくことから健康長寿などのご利益があるとも。 みなさん、ペットボトルなどに汲んで帰られてました。本当に伏見には良質な湧き水が多いです。
紫陽花苑
開苑期間は6月頃から約1ヶ月開催される紫陽花苑は必見❗️境内に2ヶ所あり、約3500株が次々と花を咲かせます。ガクアジサイやアナベルなどいろいろな品種が見られます。
一方通行で巡るようになっています
期間中の週末はすごいにぎわいです。花手水なども行っておられるのでたくさんの方が来られていますよ。苑内は、一方通行ですべてまわれるようになっています。
神事も見ごたえあり
紫陽花祭の神事が行われる日もあり、期間中の土・日曜日には蹴鞠や雅楽、太鼓などの奉納行事もあります。
幻想的
光の当たり具合で様々な表情を見せてくれるあじさい。初夏の代名詞ですね。
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794年の平安京遷都の際、御所の鬼門にあたるとして、方除けの神さまが祀られたのが始まりとされています。この辺りは、白河上皇が離宮を造営し院政を開始された地で、以後150年に渡り副都心として、政治と文化の中心になったところなんです。 ご祭神は、国常立命、八干矛神、神功皇后。
方除けの大社
建物を建てるとき、引っ越しをするとき、旅に出るとき…方角に関するお願い事はこのお社に!
梅の名所
本殿を取り巻くように神苑「楽水苑」が広がります。毎年2月下旬になると園内の「春の山」に、150本の紅白のしだれ梅が咲き素晴らしい景観を作ります。
「曲水の宴」は年2回開催
平安時代にタイムスリップしたかのような雅な「曲水の宴」。
おせき餅
城南宮のすぐ前、国道1号線沿いにお店があります。 江戸時代、鳥羽街道をゆく旅人ご用達の茶店に「せき女」と言う女性が餅を作って振る舞っていたそうです。その餅は、編み笠の裏に並べて提供されたのだとか。今は、あんこの傘をかぶり、白とヨモギのお餅にたっぷりかけられています。店内でもいただけますよ(^-^)