長建寺

御朱印を頂きました

大豊神社へ訪れた際、伏見五福めぐりのポスターが目に止まってしまったのが運の尽き。半日もあれば回れそうなので行ってみることに。最初は京阪中書島駅で下車して歩く事5分。無事長建寺に到着。まず最初に御朱印台帳となる大型色紙を求めます。

豊臣秀吉の没後、徳川３代まで使用された伏見城は廃城。
伏見は衰退し、１３代目伏見奉行 建部政宇は壕川を開拓するとき、深草大亀谷の即成就院の塔頭多門院を分離して現在地に移築。
建部姓の一字と長寿を願いと名づけたのが寺の起こり。

八臂弁財天は本尊。

長建寺は月桂冠大倉記念館の裏手、十石舟の乗り場の対岸にある小さなお寺です。
1600年頃（江戸時代）に建立されました。

竜馬商店街を抜け、濠川を渡って川沿いを十石船が行き交うのを眺めながら歩いていると、この朱と黒の長建寺さんの竜宮造りの山門にたどり着きます。ドーンと酒樽が置いてある辺りが、さすが伏見！と言った風情です。
地元では「島の弁天さん」と呼ばれている真言宗醍醐派の寺院。かつて、この中書島にあった遊郭で働く人々から篤い信仰を受けていたそうです。