
ちょっとDeep台湾 景観と歴史の魅力の島・和平島と基隆の東部海岸線を行く2日旅
海外ちょっとDeep台湾 景観と歴史の魅力の島・和平島と基隆の東部海岸線を行く2日旅
「台北」のベットタウンでもある「基隆」は、「高雄港」に続く第二の港街で現在の人口は約37万人。 以前は「雞籠」と呼ばれ原住民が暮らす「基隆」が世界史に登場するのは約400年前からで、1626年にスペイン人が「社寮島(基隆和平島)」に上陸したことに始まります。 間もなくしてがオランダ人が社寮島を占領するも「明鄭政権」が駆逐、18世紀に入ると漢人の移住が増え、原住民も徐々に漢民族文化に融合されます。 19世紀中ごろより鉱業や鉄道建設等が始まり大きく発展、世界にも「豊富な鉱脈と優れた港湾」と知られる所となり、1863年に貿易港として開放、1875年に地名が「雞籠」から「基隆」に改名されます。 日本統治時代には大規模な築港工事が行われ、その後もふ頭整備の増設等を経て、今日では商用、軍用及び漁港をも兼ね備える港湾となっています。 現在、「基隆港」周辺は、歴史建築等の整備も行われ見所も増えており、「和平島」には歴史のみならず素晴らしい自然景観エリアやIGスポット、海鮮料理も楽しめる、台北からの日帰りスポットになっています。 今回は、そんな魅力たっぷりの「基隆」をじっくり楽しむ2日旅をご紹介!
このプランの行程
初日
今回ご紹介の「基隆観光」の範囲はそんなに広くはありません。 タクシーなどをチャーターして移動されることをお勧めします。タクシー。🚕
5分
「基隆」で唯一の5スターホテルです。 施設も充実、港側のお部屋に宿泊すれば素晴らしい景色を満喫できます。
来年2023年にオープン予定のスカイガーデン。 待ち遠しいです。
3分
1分
2022年にリニューアルオープンしたばかりの新しいスポット。
2分
現在、入場は団体の事前予約制なので、外観の見学です。
1分
最近リニューアルされた新スポットですが、現在、イベント開催時の開放となっているので、外観を見学です。
3分
「基隆」でも台湾原住民「アミ族文化」に触れることができます。
8分
「正濱港口彩色屋・カラーハウス」をお向かいから見ます。 お向かいのポイントまでは徒歩約2分です。 (カラーハウスが並んでいるところまで行くのであれば徒歩約8です。)
「基隆」代表するインスタスポットです。
1分
独特の雰囲気を醸し出しているスポット。 インスタでも多く上がっています。
1分
6分
美味しい海鮮料理をリーズナブルにいただけます。🦐🐟🐙
3分
近年では、歴史的大発見の遺跡です。 「和平島」の歴史家が詰まっています。
3分
2分
素晴らしい地形景観に圧倒されます。 ビジターセンターで「和平島」の歴史も知ることが出来ます。
休憩されるならここをオススメ。
13分
夕食は館内ビッフェがおすすめ。 有名な夜市「基隆廟口」までも徒歩圏内の立地です。
2日目
午前中はホテルの施設を利用して、ゆっくりするのもいいですよ♪♪
10分
参加したいクルーザーコースがあれば、午前中に海上観光するのも良いですね! 市場や付近年はレストランがあるので、昼食も取れますよ。
4分
海洋がテーマのサイエンス館。 2〜3時間はじっくり参観することが出来ます。
1分
19分
このプランのスポット一覧
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「基隆港の東ふ頭旅客ターミナル」の拡大工事が行われており、そのターミナルの屋上部分には「麗都蝶客花園・スカイガーデン」も整備されているんです。 2022年6月の「基隆城市博・キールンシティーエキスポ」期間と、夏休みの週末に期間限定で開放され、旅客ターミナルのサービス向上に期待が出来る、と話題になりました。 拡大された「基隆港の東ふ頭旅客ターミナル」は、2023年から使用が開始される予定で、使用開始とともにこの「麗都蝶客花園・スカイガーデン」も開放予定。 「基隆」の新しいスポットがまた一つ増えます! 緑あるスカイガーデンからの「基隆港」は、また違う光景でしょうね。 開放されるのが待ち遠しいです。
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麗都蝶客花園
スカイガーデンには、たくさんの緑の他にも、かわいいオブジェなどもあります。 癒されますね。
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「基隆」で唯一の5星ホテルの「長栄桂冠酒店(基隆)」。 台北から車で来る場合、高速道路「基隆市内方面」の出口から降りて1~2分直進すれば到着、「基隆駅」からもタクシーで約3分の好立地なので、ちょっとしたリゾート感覚で宿泊できるホテルです。 窓が大きな客室はとても明るく、大きなベット2つのお部屋もあるので、台湾のお子様連れファミリーからも大変人気です。 「基隆1泊旅行」の際には「長栄桂冠酒店(基隆)」をおススメします!
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長栄桂冠酒店(基隆)
地元の人にも大好評の18階のビッフェレストラン。 「基隆」ならではの海鮮料理が種類豊富に並んでいて、日本の方にうれしい、お刺身やお寿司もあります。🍣 もちろんお値段も、台北に比べると大変リーズナブル。 お腹いっぱいいただきます!
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長栄桂冠酒店(基隆)からの眺め
港側の客室やレストランからの景色は大変すばらしく、「基隆港」全体を見渡すことが出来ます。 ホテルのお向かいには、「基隆港務保安警察隊」や「海軍」のふ頭があり、普段なかなか見ることのない海上巡視船や海軍艦艇が停泊している時であれば、ホテル高層階から見ることができ、気持ちも少し昂ってしまいます。
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長栄桂冠酒店(基隆)館内
ホテルの館内は、中華レストラン、カフェ、キッズコーナー、室内プール、サウナ、SPAなど滞在中にリラックスできる設備も充実しています。 特に、プールからも「基隆」の景色を望むことが出来るので、開放感が抜群です。
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この建物は1931年に建てられたもので、建てられた当初は「基隆乗合自動車株式会社」の代表「流水伊之助」の自宅でした。 ここからほど近い所に「基隆要塞司令部」があり、司令官邸も造られていましたが、空襲で一部が破損してしまっていたため、戦後国民政府が接収した後、この建物を「要塞司令官邸」として利用するようになりました。 その後、解体の計画がありましたが、歴史関係者の働きにより解体を免れ、歴史建築として開放されました。 現在は、イベントや展示館の会場となっています。
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旧基隆要塞司令官邸
内部には純和風の畳のお部屋があります。 まるで日本にいるかのようですね。 ここのスペースは不定期でイベント等が行われています。
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旧基隆要塞司令部校官宿舎
1930年前後に建築された基隆要塞司令部の宿舎群だった所。 現在は1戸のみ残っていてリノベーションされ開放されています。 今は埋め立てられ「基隆港コンテナふ頭」になっていますが、以前は宿舎群の目の前には海水浴場があったそうです。
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旧基隆要塞司令部校官宿舎
お隣は家の土台だけが残っています。 なかなか見れないものなので「家の土台はこのようになっているのか」と勉強になりました。
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「基隆要塞司令部」は、1903年に台湾北部の高の軍事指揮機関として設立、写真の「基隆要塞司令部庁舎」は1923年に落成したものです。 その歴史は、1895年に台湾が日本に割譲された翌年、日本軍によって「基隆要塞指揮所」が設置されたのが始まりで、その管轄範囲は、「基隆」を含め「金山」、「淡水」、「新竹」など、現在の「苗栗」に至る北部台湾で、基隆付近では10か所の高台に砲台・堡塁が造られました。 大武崙山堡塁や白米甕砲台等は、跡地が現在でも残っており観光スポットにもなっています。 この庁舎もリノベーションされ、2022年6月より一般開放されています。 月曜日休館
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基隆要塞司令部
館内では、庁舎建築紹介とその歴史や「基隆」の歴史や文化、経済の発展を紹介しています。 写真のこの部屋は、庁舎建築について紹介するお部屋。 戦後、この庁舎は国民政府に接収され「行政院海岸巡防署海岸巡防總局北部地區巡防局」として利用され、基隆市歴史建築に指定された後、海岸巡防署は2017年に庁舎他、建築物と土地を基隆市に譲渡したそうです。
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基隆要塞司令部
写真のこの部屋は「基隆」の漁業の発展について紹介をしているお部屋。 展示されている昔の写真も大変興味ありますが、部屋の天井のつくりや復刻されたランプなども気になります。
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基隆要塞司令部
この部屋は「基隆」の歴史を紹介しています。 日本統治時代に建てられた娯楽施設の写真や当時販売されていた日本のお薬、化粧品の看板等が貼られています。 そのお向かいには、アメリカ軍が駐屯していた時に光っていたBARのネオンが再現され、その時代の写真なども展示されています。
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基隆要塞司令部
写真は司令庁舎横にある、木造の旧補給倉庫。 日本統治時代に建てられた物で、もともとは別のところにありました。 2012年ごろ解体され保管されていましたが、今年、この場所に保存状態のよい木材を使用し組み立てられ、現在は「基隆」オリジナルの産物や釘を使用しない建築方法、「基隆」の歴史について紹介しています。
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今は、建物に遮られ見にくいですが、ここは、以前「基隆港」が見渡せる所だったそうです。 そんな好立地に1932年、当時では大変高級な造りの「台湾土地建物株式会社 基隆支店長宿舎」が建てられ「松浦新平」という方の住居として使用されていました。 戦後、国民政府が接収した後、「基隆市長官邸」となり、1970年まで歴代の「基隆市長」がここで生活をしました。 一時「基隆税関長宿舎」となりましたが、建築木材のいたみが激しかったため大掛かりな補修工事が行われ、2013年に工事が終了した後は、歴史建築として一般開放。 現在、内部参観は事前予約制で10~30名の団体を、また、展示会などの利用も可能です。
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旧基隆市長官邸(松浦新平宅)
「旧基隆市長官邸(松浦新平宅)」のお向かいの少し高台になっている公園から撮った写真です。 道を渡っただけのところなのに、家屋の全体を撮ることが出来ました。 ちなみに、この高台の公園は、日本統治時代は、「巌亭」という芸妓さんのいる高級日本料理店でした。 このあたりの以前の暮らしぶりが垣間見れますね。
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1935年に建てられたこの建物は「旧水産館」で、当時は「基隆漁業管理センター」として、重要な役割を果たしていた所。 建物の内部には水産試験場や郵便局、食堂、標本室などがあり、屋上には気象観測所が設置されていたそうです。 ここのお隣には魚市場や珊瑚市場などもあり、大変にぎわっていました。 戦後は、中華民国海軍に接収された後「基隆漁業組合」の事務所となり、「正濱漁会大楼」に改名、2013年まで使用されていました。 2022年に一般開放され、不定期のイベントや展示会などで利用可能な空間となりました。 「基隆市内」から「正濱漁港・和平島」へ行く場合、ここを通るので、外観を見ることが出来ます。
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あまり知られていませんが、「基隆」にも台湾の原住民「アミ族」の集落があります。 その集落は、「和平島八尺門」というところにあり、花蓮、台東の「アミ族」の方たちが、生計を立てるために1960年ごろここに移り住み形成されたもの。 「基隆市政府」は、公有地を大変安い価格で提供し、安心して生活できる環境をつくりました。 そして、1994年にはこの「基隆市原住民文化会館」がオープンし、民族の伝統文化や芸術などを保存、紹介をしています。 月曜日・台湾祝日休館(FBで事前確認されることをお勧め) ※原住民という名詞は現地の呼称で、ここでもそのまま記載しております。
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基隆市原住民文化会館
伝統的な民族衣装や装飾品、生活用品など、約200点が展示されています。 また、踊りや楽器演奏のパフォーマンスも行われていますので、そちらの方もご覧ください。 ✳︎ 展示室は2024年6月現在3階部分リノベーション中
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基隆市原住民文化会館
2階にはレストランがあり、原住民料理や海鮮料理などをいただくことが出来ます。 原住民料理の香辛料は、ちょっときつめのものありますが、癖になってしまうかも。
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「基隆」の映えスポットと言えば、港横のカラーハウス。 そのカラーハウスがある「正濱港」は1934年に整備された港で、完成当初は「基隆漁港」と呼ばれる大変活気のあふれる港街でした。 しかし、時代と共にその賑わいは失われていき、ただ、漁船が身を寄せ合うように停泊する港となってしまいます。 そのため、昔の賑わいを取り戻すべく、ここを「観光港」に生まれ変わらせようと、カラーハウスにしたそうで、今では海外でも知る人ぞ知る、北部台湾を代表するインスタスポットになりました。
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正濱港口彩色屋
カラーハウスが、水面に反射している様子も絵になりますね。
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ここ「阿根納造船廠遺址」も現在は、人気のインスタスポット。 以前は「基隆」の鉱業と造船業を支えた所でもあり、その歴史を垣間見ることが出来ます。 「阿根納造船廠遺址」は、日本統治時代に建設されたこの付近で採掘される石炭の貯蔵施設で、後に出荷埠頭になった所。 戦後は、1966年にアメリカの造船会社「阿根納造船・ Agenna Shipyard Relics」がここを借り受け造船所にし、クルーザーやヨットの建造を行っていました。 1987年に造船所は閉鎖、放置状態のままですがコンクリートで造られた造船設備はまだ残っており、その廃墟感がここにしかない独特な風景と歴史感を醸し出しています。
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阿根納造船廠遺址
「阿根納造船廠遺址」の写真は、お向かいの「和平島観光漁市」の前からがおすすめですが、工場跡地の近くからでも情緒のあるショットを撮影することが出来ます。 しかし、工場跡地は耐久年数が過ぎコンクリート が朽ちている所があるので、現在は立ち入り禁止になっています。 近くに行くのも十分な注意が必要ですよ!
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横断橋(和平橋)を渡ってすぐのところにある「和平島観光漁市」。 毎日、新鮮な海鮮食材を販売するお店が何軒か並んでいて、午前中は購入する人でにぎわっています。 その市場のお隣には、海鮮料理レストランも並んでいて、この海鮮料理を目当てに遠くから来る人もいらっしゃいます。 その中でもおススメしたいのは「阿本活海産レストラン」。 「和平島観光」の際には、立ち寄って味わっていただきたいです。🦐
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阿本活海産
お店の入り口には新鮮な海鮮食材が並んでいます。 この食材ケースを見ながら食べたいものを注文します。 お店の人は日本語が出来ませんので、身振り手振りの注文です。
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阿本活海産
エビの蒸したものや海藻の和え物など、おいしいメニューがたくさん。 店内の地元色満載で、都会のレストランにはない雰囲気です(笑)!
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阿本活海産
お店の前は漁港。 停泊する漁船などが目の前にあり、潮の香りも漂います。
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「諸聖教堂」は1626年から約16年間、スペインが「和平島」を拠点に北部台湾を統治していた時に、スペイン人によって建てられた教会で、台湾最初のカトリック教の宣教の場所。 2014年に、某造船会社の 駐車場の下から考古学者によって発見された遺跡で、約5年間の発掘調査により、教会の土台の他にも西洋の装飾品や中国との交易があったという証拠となる磁器なども見つかりました。 また、日本統治時代造られた「レンガの浄化槽」やスペイン・オランダ統治時代よりさらに昔の、400~2000年前「鉄器時代」の文化地層、約3000年前の「圓山文化地層」なども発見され、「世紀の大発見」と大変話題となりました。
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西班牙諸聖教堂考古遺址
1642年、オランダ人がスペイン人を駆逐した際、400人もの捕虜をここに収容したという記録もあります。
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西班牙諸聖教堂考古遺址
遺跡の周囲には、「諸聖教堂」の紹介や歴史について書いてあるボードが各所にあります。 携帯アプリで、教会の建物をAR再現できるコーナーもあり、この教会の規模を知ることが出来ます。
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西班牙諸聖教堂考古遺址
このエリアでは、約400年前の人骨や古銭などが発見されたそうです。 「基隆」における、大航海時代の大変貴重な歴史資料です。
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1796年建立の「社寮天后宮」は、道教の航海、漁業の神「媽祖様」を祀る「基隆」最初の「媽祖廟」で、名前にある「社寮」は「和平島」の旧称。 また、北部台湾で一番古い「媽祖廟」でもあります。 記録によると、1600年ころにはすでに、ここで暮らす原住民は、中国や日本と交易をしていましたが、この付近の海上には海賊が多く、交易船の船中には安全祈願のため「媽祖様」を祀っていたそうです。 後に、そのご神体を陸に上げ、草ぶきの小屋に祀ったのが「社寮天后宮」建立の由来だと言われています。
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社寮天后宮
台湾にはご先祖様が中国福建省から移住した人も多く、「無事に台湾に渡ってくることができた。」と以前より、広く信仰されています。 「社寮天后宮」内部の彫刻や装飾はきらびやかで大変美しくので、建築美もぜひご覧ください。
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「和平島」は、本土と横断橋でつながる離島で、かつて「雞籠社」と呼ばれ、400年以上前は原住民の「巴賽・バサイ族」が居住し、中国や日本との交易を行っていました。 1626年になると、スペイン人が「雞籠社」を占領し、「サン・サルバドル城」を築きますが、1642年、オランダ人がここを占拠。 そのオランダ人は1668年に、漢民族に駆逐され、日本統治時代には「社寮島」に改名されるなど、小さい所でありながら、いろいろな歴史があるところなのです。 その「和平島」の北エリアには海蝕地形がみられ、その一帯が「和平島公園」。 近年、再整備され自然生態を観察したり、夏には海水浴も楽しめます。
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和平島公園 ビジターセンター
ビジターセンターは、「サン・サルバドル城」を模して造られた建物。 1階には、「和平島」の歴史と特徴を紹介する視聴覚室やオリジナル商品の販売コーナーなどがあります。 2階と3階にはレストランやカフェがあり、風景を楽しみながらの食事やティーブレイクが出来ます。 また、園内中央の丘の頂上に以前軍事施設だった所があり、現在は改装され「雷達站咖啡」となっています。 そこからは絶景も楽しめます。
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和平島公園
「和平島公園」の説明によると、約2500万年前はこの辺りは、海が広がっているだけでしたが、長い長い年月の間、海蝕と風化作用を受けて、海外沿いに現在のような独特な地形が形成されたそうです。
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和平島公園
様々な形の岩がたくさん並んでいます。 この参観ルートのところどこには、特徴のある岩が分かりやすいように、フォトフレームと奇岩の説明が設置されています。 「豚の頭岩」、「スフィンクス岩」、「キングコング岩」などいろいろな岩がありますよ。 見つけてくださいね。
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和平島公園
ここからの景色も、奇岩と海の風景がとても印象的です。 遠くに「基隆嶼」が見えます。
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和平島公園 ウミンチュの像
1905年頃から琉球人は基隆に移住し560人もの集落を形成、台湾人は琉球人に居住地を提供し、琉球人は漁法・造船・漁具修理などを伝え、共に家族の如く暮らしました。 その後、戦乱と復興の中で琉球集落は消滅し、基隆市民は社寮島(和平島)近辺に散在するスペイン人、オランダ人、原住民、多くの琉球人の遺骨を収集、萬善公に祀りました。 その感謝の意を表し、沖縄の有志達により記念像が建てられました。 ※記念碑より
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和平島公園 萬善公
ここに多くの方が祀られ眠っています。
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「和平島公園」のビジターセンターの2階にあるカフェ。 飲み物の他にも、トーストやパイ、肉まんなどの軽食もあるので、休憩したいときにはおすすめ。 また、カフェ屋外スペースからの眺めも素敵ですよ!
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二楼小嶼
夏にはかき氷メニューもあります。 この日は、カラーかき氷とパイをいただきました。
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「八斗子観光漁港」は、日本統治時代に埋め立てて造られた漁港で、戦後も使用されました。 1974年、当時「行政院長(首相に相当)」だった「蔣経国」が「基隆」に訪問視察をした際、「基隆」の漁業の更に発展させたいと考え、また、当時では「基隆」唯一の漁港「基隆漁港(現正濱漁港)」の漁船停泊場所不足と混雑を解消するためにも「八斗子漁港」の大がかりな整備を行い、1979年工事が完成しました。 近年では、リゾートや観光の方でも発展をしていて、観光クルーザー乗り場や海鮮魚市場、海鮮レストランの施設も整備されています。
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八斗子観光漁港
観光クルーザー船のチケット売り場。 海上クルージング、魚釣り、離島(基隆嶼)クルーズ、船上パーティーなどのコースがあります。 参加は要事前予約です。
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八斗子観光漁港
波止場のお隣には、新鮮な海鮮食材や加工品を販売する市場もあります。
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八斗子観光漁港
海鮮料理のレストランもあります。 市場で海鮮食材を購入して、レストランで料理をしてもらうことも出来ます。
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海科館駅から徒歩約5分の海洋をテーマにした博物館。 海洋サイエンスや大海の生き物の紹介、水産加工品、船に関する展示室などがあり地元学生の教育の場所になっています。 常設展と特別展の両方とも、全てじっくり見るなら3〜4時間はかかりそうです。いや、もっと。。、
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國立海洋科技博物館 内部
台湾が島として形成される流れの説明や周辺の気象などについての解説があります。 台湾に地震が多い理由もわかりました!
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國立海洋科技博物館 内部
地球スケールの、海洋サイエンスの展示もあります。 ちょっとむずかしいですが、興味深々で体験コーナーのボタンを押しました。
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國立海洋科技博物館 内部
台湾の先住民族と海との関係や信仰との関係なども展示して有りました。 海と人の密接な関係を再認識しました。
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海科館駅から徒歩約15分のところにある海を見渡すことができる公園。 以前この地はゴミの集積所でしたが、その一部が国立海洋科技博物館の建設用地となり、この一帯の再建計画が行われました。 再建後は海が楽しめる公園に生まれ変わり、休日は子供連れの家族やカップルでにぎわっています。 また、ここは暖流と寒流が交わるところであるため「潮境公園」とつけられました。
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潮境公園
ハリーポッターの飛ぶ巨大ほうきみたい! 飛び上がって写真を撮っている人がたくさんいます。 インスタスポットで有名です。
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潮境公園
ここもインスタスポットです。 水平線に浮かぶ島をバックにパチリ。
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潮境公園
ここから向かいの山の中腹にある九份を望むことができます。 夕刻に来ると、火が灯り始める九份を見ることができますよ。
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潮境公園
潮境公園の入口に続く道脇には、海を眺めながらお食事ができるレストランが何軒か並んでいます。 美しい景色を見ながらのお茶もいいですね。
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台湾の最初の鉄道は基隆から台北間の約29キロで1891年に開通、「基隆駅」は約130年前に「鷄龍火車碼頭」という名称で開業しました。 北の玄関口である「基隆駅」は、「基隆港」からほど近い所のあり、台湾鉄道縦貫線の起点駅でもあるんです。 列車を利用して「基隆」にお越しの方は、ここが旅のスタートです。
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国光客運(バス)基隆ターミナル
「台北」からであれば電車のほかにバスでも移動でき、高速道路を利用するバスは意外と早く便利です。 国光客運の「基隆バスターミナル」は、「基隆駅」の隣にありアクセスも大変便利です。
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