
ちょっとDeep台湾 台中駅周辺の魅力をじっくり探索・散策しながら巡る2日旅
海外ちょっとDeep台湾 台中駅周辺の魅力をじっくり探索・散策しながら巡る2日旅
「台中」は中部台湾の中心都市で、経済や交通等で大変重要な所であり、有名な観光スポット「鹿港」や「日月潭」、「彰化」へも、「台中」を経由して行くのがほとんど。 その歴史も、肥沃な土地で気候的にも1年通じて温暖のため、清時代の1705年ごろから開拓が始まったと言われています。 開拓が始まった当時は商業で発展していた「鹿港」が中部台湾の中心地でしたが、1890年ごろになると台中市は台湾の行政中心地になるほど発展し、更なる近代都市計画が進められます。 日本統治時代になっても、そのインフラ計画は続けられ、現在は、周辺地域にも経済効果をもたらすほどの中心地となりました。 また、多くの貴重な文化遺産が残っている場所でもあり、今もなお歴史建築のリニューアルや街の整備が進められいて、新しいスポットが増え、散策や自転車での移動もしやすい環境になりつつあります。 今回はそんな中部台湾「台中」の、「台鉄台中駅」周辺スポットを散策しながら巡る旅のご紹介です。 気になる所をチョイスしてじっくりご覧下さいね。
このプランの行程
初日
台鉄台中駅から旅の始まりです。
13分
台中駅の表口からならホテルまで徒歩で約10分です。
お荷物がたくさんの場合は先に 宿泊のホテルに荷物を置きましょう。
10分
駅前広場までならホテルから徒歩約10分です。
10分
地元グルメで大変人気のお店。
10分
2分
週末はバザーなども行われていますよ。
6分
15分
純和風建築が残ってます。 一休でティータイムもいいですよ。
7分
3分
タピオカミルクティー発祥のお店です。
5分
11分
台中のシンボルになっている建物。 現在はリニューアル中です。
9分
ミシュランビブグルマンに掲載された老舗の中華料理店で舌鼓。
2分
お時間があったら川のほとりのお散歩もいいですよ。
バス
バス
2日目
20分
地元の人のパワフルな様子を見ることができますよ。
6分
6分
6分
商売繁盛の神様に参拝。
17分
建物の外観が洋風で素敵です。
16分
11分
地元グルメが集まる所です。 いろいろ味わってみて下さい。
4分
5分
かわいいアイスを食べるならここ。 以前銀行だった建物で博物館気分も味わえますよ。
2分
台中のお土産と言えばここ。 パッケージもレトロでかわいいですよね。💕
10分
このプランのスポット一覧
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台中駅鉄道文化園区とは、2016年に引退した「2代目台鉄台中駅駅舎」とその周辺エリアのこと。 台中駅は1905年に開業し、この駅舎は1917年に落成したもので、当時流行した辰野風のデザインが美しい外観。 現在も新しい文化エリアとしての整備が進められています。
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台中駅鉄道文化園区
昔使用されていたプラットホームは現在、ストリートパフォーマンス等が行われてる広場になっています。 柱は当時のままです。
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台中駅鉄道文化園区
旧ホームの横にある線路と枕木は、 休憩できるベンチになっています。 パフォーマンスが行われる際は、客席にもなります。
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台中駅鉄道文化園区
「台中駅鉄道文化園区」のロゴ。 新しい交流の場として、素晴らしい建築が残されていくのはうれしいですね。
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「台鉄台中駅」から徒歩約7分、忠孝路にある大人気の地元グルメのお店。 「爌肉飯」とは、白ご飯に煮込まれた「豚角煮」が載せてある「豚の角煮丼」で台湾のソウルフードの一つ。 2021年のミシュランビブグルマンにも紹介されたお店でもあり、そのことを書いた垂れ幕が、看板の下に吊るしてあります。 味はお墨付きなだけに、お昼前から多くの人が列をなし大変にぎわっています。🍚
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陳明統爌肉飯
シンプルながら大変ボリューミー。 「豚の角煮丼」は写真左、手前のどんぶりは「パイコー(豚スペリアブ)丼」。 付け合わせの3種類のお野菜もしっかりした味付け。 私も台中で50年以上愛されている味をしっかりといただきました おいしかったぁ。
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陳明統爌肉飯
店内の壁に貼ってあるメニューは写真付き。 料金も書いてあるので、注文も便利で安心!
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1962年に建てられた、台湾の化粧品会社の工場跡地で、昨年(2021年)12月にリニューアルオープンしました。 現在は、芸術を中心とするイベントなどが行われていて、2階、3階部分にはクリエイティブスタジオやアトリエ風の店舗が入っています。 英語の名前は「FUSION SPACE」で、制限の無い、いろいろなものを融合して新しい物を生み出せる空間。という理念に基づきつけられたそうです。 ここからいろんな新しい文化や流行が生まれるかもしれませんね。
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富興工廠1962
1階にある「Cuppa FS Cafe」。 この建物の入口の所にあるので、このカフェを通って中に入ります。 カフェはとてもモダンなデザインで、落ち着いた雰囲気。 ひと手間加えてあるケーキが人気のカフェです。
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富興工廠1962
3階部分から見た中庭の様子。 中庭の空間で展示などが行われています。 お隣のこの建物も大変気になったので行ってみましたが、開放されていませんでした。。 残念です。
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富興工廠1962
館内には工場時代の名残りもありました。 薬品研究していた時の瓶や写真など当時の様子がわかります。
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「緑空鉄道」は、2016年に「台中駅」を含め21.7㎞の範囲で高架鉄道となったのをきっかけに、「旧台中駅」を中心に使用しなくなった南北約1.6㎞の「旧路線」を整備した遊歩道。 台湾の鉄道の文化的及び歴史的遺産として保存する目的で整備されました。 名前にある1908とは、台湾の100年以上ある歴史の中で、1908年は「基隆」から「高雄」までの「縦貫線」が開通した記念の年のことで、その「縦貫線開通記念式典」は、「台中公園」で行われました。
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緑空鉄道1908
旧線路も残されています。 枕木部分は、年代別の鉄道の歴史が刻まれた石がはめ込まれています。
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緑空鉄道1908
旧線路沿いのスペースを利用してバザーが行われていました。 アクセサリーやかわいい小物が並んでいます。
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「台中文化創意產業園区」は、以前1916年に創立の「大正製酒株式会社」。 専売制度実施により1922年に政府に接収されてしまいますが、1928年当時には全台最大の酒造工場だったそうです。 戦後、国民政府に接収され造酒は続けれられられますが、1988年に工場が「台中工業区」に移転した後は、台中市の歴史建築に指定され、現在、「文化局文化資産局」の事務所もここに置かれています。 歴史資産としての価値がとても高い所なんですね。。 工場跡地では、文化的な展示やイベント、バザーなどが行われています。
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台中文化創意産業園区
敷地内には歴史建築と創作オブジェがあります。 ちょっとお散歩してみてはいかがでしょうか? 以前お酒工場だったので、工場の紹介・展示コーナーもあり、ビールなども販売しています。 暑い日にはここでの休憩いいですね(笑)。🍻
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台中文化創意産業園区
「旧台中駅」と「台中文化創意産業園区」にあるレンガ建築がオブジェになっていました。 歴史資産がたくさんあるとこなのだど実感いたしました。
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「道禾六芸文化館」は、以前は1937年に建てられた「台中刑務所演武場」で、監視員や刑務官の柔道、剣道の練習道場であった所。 現在も剣道体験のイベントが予約制で行われているんです。 日本の文化体験が行われているなんて、、うれしく思います。 建物は、2004年に台中市の歴史建築の登録されて、 敷地内には、「旧演武場(惟和館)」の他、現在は茶芸になっている「旧倶楽部(心行館)」と展示スペースになっている「 旧宿舎 (傳習館)」もあります。 中庭には樹齢100年以上のガジュマルの樹もあり、イベントステージも設置されています。 現在は、ここ周辺にある付設建築の修復工事が行われています。
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道禾六芸文化館 旧台中刑務所演武場
現在は茶芸館になっている建物「心行館」。 以前は「倶楽部」だったところで、今はお琴や茶道、水墨などの文化交流も実施されています。 大変静かな佇まいで、落ち着きます。
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道禾六芸文化館 旧台中刑務所演武場
台湾茶でティーブレイク。 縁側のお席から日本庭園を見ながらゆったりしたひと時です。
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道禾六芸文化館 旧台中刑務所演武場
週末に、中庭で不定期でのイベントが行われています。 この日は音楽イベントが行われていて、バザーのお店も並んでいました。
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「臺灣府儒考棚」とは清の時代1892年ごろに造られた「科挙(官僚)」の採用試験の時に使用されていた建物。 当初の建物規模はもっと大きかったのですが、日本統治時代「台中庁庁舎」の建設などの伴い大部分が解体され、現在はこの部分しか残っていません。 その残っている構造を保存しようと、これを包むように新しい建物を建て2019年に完成、芸術や写真の展示が行われる空間に生まれ変わり一般公開されています。
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臺灣府儒考棚
館内は書店になっていました。 奥に進むと展示スペースになっています。 上を見ると造られた当時の構造が、建物の内部全体に広がっています。
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臺灣府儒考棚
当時の木造の柱や梁を見ることが出来ます。 歴史を感じる空間です。
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臺灣府儒考棚
館内にはカフェも入っています。 一息つくのもいいですね。
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初めて「タピオカミルクティー」を販売したと言われているところで有名な、1983年創業の「春水堂」本店。 日本にも支店があるので「春水堂」をご存じな方も多いと思います。 もともと、当時のここの店長さんだった方がタピオカをミルクティーに入れ、お店スタッフの間で飲んでいたのが始まりで、その後常連客にも提供し好評だったため、1987年ごろより販売を開始、今では世界的に愛されるドリンクとなりました。
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春水堂創始店
お店入り口のところには、「タピオカミルクティー発祥のお店」と書いてありますよ。
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春水堂創始店
台湾茶の香りが残るミルクティーに、弾力あるタピオカがたくさん。 甘味はサトウキビの自然な甘さで癖になります!
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春水堂創始店
ここはドリンクだけでなく、麺類や大根餅などのメニューもあります。 実はここの「功夫麺」や「牛肉麺」は地元の人からの人気メニューなんです。 お腹が空いたときには、ぜひどうぞ。 写真は「台湾そうめんの胡麻油和え」です。
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台中は、日本統治の時代から文学や芸術が盛んなところでした。 台湾文芸連盟や台湾文化協会は台中を中心とし、当時の作家や芸術家の活動の場所となっていました。 戦後もそれは続き、現在も、台湾文学の発展の中心地として「文化都市」と呼ばれています。 台中文学館では、文学、芸術の魅力を発信する拠点となり、子供たちが文芸に触れられるスペース、文芸セミナー、展示などを行っています。 月曜日休館。
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台中文学館
台中文学館は日本統治時代の旧警察宿舎で1932年に建てられました。 歴史建築に指定された後、6棟が改修され文芸スペース、レストランなどとして利用、2016年に台中文学館がオープンしました。 外観はまるで日本ですね。
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台中文学館
敷地内にあるガジュマルの木。 ここを整備するときに、この木を傷つけないように、以前の塀などもそのままにされています。 何年もここを見守ってきたんですね。。
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台中文学館
ガジュマルに絡まれて、身動きが取れなくなった自転車。 なんとなくアートに見えます。
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約20年間かけて建設された旧台中州庁舎。 1913年より5段階に分けて造られ、1934年に今の姿となりました。 戦後も、台中市政府と使用され、近年新しく台中市庁舎が造られてからは、環境保護局のみがここを使用し、週末は内部の一般開放が行われ参観もできました。 2020年7月にその環境保護局も新庁舎にお引越しをしてから、現在は今後の利用計画が行われています。
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台中州廳
当時の威厳ある建築。 中庭も広く、南国らしく大王椰子が建物より高くそびえ立っています。 また、早く内部の参観ができるようになりますように。
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旧台中市役所
台中州長のお向かいにある「旧台中市役所」。 1911年に落成した当初は「台中庁公共埤圳聯合会事務所」として使用されていました。 その後、1920年に廃庁置州が行われ、台中庁が廃止された後は、台中市役所として利用されました。 この建物は、台中初の鉄筋コンクリート製の建物で、当時流行した辰野式デザイン。 その裏手には当時の公益質屋の倉庫だった建物も残されています。
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旧台中市役所
建物の内部は、展示スペース等として利用されており、最近まではカフェも入っていました。 建物の参観もできます。
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台中では有名な、江浙料理のレストラン。 72年前からここに店を構える老舗レストランで、今年(2021年)も、ミシュランビブグルマンに選ばれました。 ここは蒸し物(点心類)や、麺類の種類が豊富。 メニューも写真付きですので、注文しやすいです。 地元の人からも大人気なので、お食事時には列ができていますが、台中に来たら少し並んでも食べたいお店です。
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沁園春
お店の入口にある小さなスペースと商品看板。 このスペースでは、シュウマイや小籠包等を包んでいる作業を見ることができます。 待ち時間がある時は、後で何を注文したいか見ることができますね。
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沁園春
写真は「河蝦仁麺」と「紅椒干絲肉絲」。 麺は薄味でさっぱり、お肉の炒め物はピリ辛で味がしっかりとついていて食が進みます。 お料理は1皿は2~3名の分量ですので、何人かでシェアしたらいろいろなお料理がいただけます。
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沁園春
ここのオリジナル饅頭、ローズソースまん。 お店の人に切ってもらうと、甘い香りが漂い、口に入れるとバラをしっかり感じます。 おいしい! デザート感覚でいただく一品です。
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台鉄台中駅の近くには、緑川と柳川が流れています。 この2つの川は2015~2016年に環境改善整備が行われて、夜はライトアップされています。 緑川は台中市の人文の発祥地だと言われていて、清の時代に緑川周辺より開拓が始まったとのことのです。 現在、台湾大道付近の川のほとりは遊歩道となっているので、夕食のあとのお散歩にもいいですよ。
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緑川水岸景観歩道
台中大道の下も整備されていて、ここに少しですが、緑川についての説明が書いてあります。 また、クリスマスや年末年始等、不定期で水と光のイベントが行われ、イベント期間中は大変多くの人でにぎわいます。
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緑川周辺のマンホール
緑川の周辺にあるマンホールは、緑川オリジナルのデザインです。 かわいかったのでつい写真に撮ってしまいました。
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台中で夜市と言えば「逢甲夜市」が有名ですが、ここ「一中街夜市」のエリアは、2つの大学に挟まれているところなので昼も夜も大変にぎわっています。 夜になると屋台グルメも営業をはじめ、いろいろな台湾の「地元グルメ」を手軽に楽しめます。 お洋服や生活雑貨、携帯ケースのお店などもたくさん並び、楽しく散策できます。 写真はたこ焼き屋さんのタコ。 愛嬌ありすぎて撮っちゃいました。
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一中街夜市
夜20:30というのにビックチキンカツのお店に列が出来ています。 お夜食でたべるのかな?🐓
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1934年に創業の製薬会社「明通製藥公司」の関連企業のホテルで、33ルームのこじんまりしていて、「台鉄台中駅」より徒歩8分と立地も便利。 スタッフの方も大変フレンドリーで、お部屋も清潔。 シングルのお部屋で少し狭いタイプのお部屋もあるので、ご予約の際はご留意くださいね。 そして、ここには「明通藥事文化館」という「明通製藥公司」の歴史を紹介するミニ博物館があるんです。 ミニ博物館は入場料が必要ですが、宿泊すると無料で見学できます。 私もちょっと覗いてみました。 月、木、金曜日休館
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明通藥事 文化館
「明通製藥公司」の商標は「ひょうたん」。 中国語でひょうたんを「葫蘆」と言って縁起の良い「福禄」の発音と似ているんです。 「吉祥如意(すべてにおいてうまくいくこと)」の思いを込めて「ひょうたん」の商標にしたそうです。
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明通藥事 文化館
ミニ博物館は、昨年(2021年)にオープンしたもので、館内には台中の歴史動画や今までの「明通製藥公司」のテレビコマーシャル動画、これまで製造されたお薬が展示されています。 1930~1950年代には、西洋医学も取り入れられ病院での診察は高かったため、「置き薬」の文化も始まりました。 当時の置き薬は「箱」ではなく「布袋」だったそうです。
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明通藥事 文化館
見学をしたらこれ↑もらえました。 名刺入れや携帯スタンドとして使える優れものです。 なんといっても、以前の薬のパッケージになっているのが面白いですね。。
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「台鉄台中駅」の横を通る道「新民街」。 「大智北路」から「進徳路」間の約400mに果物や野菜の市場がびっしりと並んでいます。 朝、この道を通ると、地元のパワフルエネルギーを感じることが出来ます。 月曜日お休み
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新民街巿場
ここ「新民街市場」では、オートバイを乗り入れてドライブスルー状態でお買い物をしている人も少なくありません。 ここを歩く場合は十分に注意してくださいね。
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1910年創立の帝国製糖株式会社が建設所有していた建物で、1935年に建てられ事務所として使われていました。 1990年代に生産を終了してからは使用されなくなり、解体の計画がありましたが、歴史的価値のある建物のため2007年にその計画は中止、台中市の歴史建築に登録されました。 その後、整備され昨年一般開放されたばかりの台中の新しい観光名所で、現在、展示やイベントなどが行われています。そのイベントの内容により入場料が必要な場合もあるのでご注意くださいね。 すぐ隣には池もあり生態観察もできますよ。 月曜日休館。
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帝國糖廠
当時の和洋折衷の建築方式。 堂々とした感じが当時の様子を物語っていますね!
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帝國糖廠
「帝國糖廠」の建物前に広がる池。 台中駅からほど近い所に、自然生態を見ることが出来る池があるなんで素晴らしいですね。 実は、もともと2000年からここにショッピングモールを建設をしていたんです。 しかし、台風により建設途中のビルの構造が崩壊、そのまま放置されましたが、建設の時に掘り当てた地下水が上昇し、現在は緑も茂る池となったのです。 ほとりは整備されていますので、お散歩も出来ますよ。
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1931年に造られた「干城町消費市場」。 日本統治時代に台中で第四番目に造られた市場のため、「台中第四市場」と呼ばれています。 開業当時「台中第四市場」の付近には「帝國糖廠」や「台中步兵第三大隊」があり、大変活気がある市場でしたが、「帝國糖廠」生産終了とともにここの活気も失われていきました。 販売業者がすべて移転してしまった後、そのまま放置されたしまいますが、2014年に台中の歴史建築に指定、修復工事が行われ、現在は不定期でバザーなどが行われる新しい空間となっています。 水曜日休館
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台中第四市場
屋内にはカフェが入っています。 市場時代に使用されていたタイル張りの台が、カフェのカウンターと作業台になっていて、なんとなく味がありますね。 カフェの横には、記念品が購入できるギフトコーナーも設置されています。 他のスペースでは期間限定の展示などが行われています。
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台中第四市場
カフェのテーブルと椅子も台湾の市場内の食堂ならではのもの。 卓上の観賞植物がここの空間をおしゃれにしています。
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台中第四市場
市場の時代に、生鮮や魚介を並べるために使用されていたタイル張りの台。 その台もカフェのテーブルになっていました。 こちらも市場の雰囲気がありますね。
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台中第四市場
メニューはコーヒーやお茶類の他に、ケーキと特製トーストサンドなどで、種類は多くはありませんが、軽くいただくにはちょうどいいボリュームです。 素朴な雰囲気が心地いいのでずっと座っていたい気分です。 休憩がてらちょっと腹ごしらえです。
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台中第四市場
以前使用されていた「台中市第四市場」の看板が展示されていました。 時代を感じますね。
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1953年に建立した「関聖帝君」を祀る「南天宮」。 「関聖帝君」とは、中国の小説三国志に登場する「関帝(関羽)」で、伝説上、義理人情に大変厚く、塩売にもかかわっていたことから、台湾でも各地で商売の神として祀られています。 ここで大変特徴的なのは、大変大きな「関聖帝君」が建物の上に鎮座して、みんなを見守っていること。 「関聖帝君」の赤いお顔が大変印章的です。
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台中南天宮関聖帝君
この廟は6階建てで、主神の「関聖帝君」の他にも金運の神様「財神爺」、土地の神様「福德正神」、「觀世音菩薩」等たくさんの神様が祀られています。 台中のパワースポットですね。
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台中南天宮関聖帝君
内部には、台湾の著名人からの「書額」や「扁額」がありました。 中には現在の台湾大統領「蔡英文氏」のものや、「李登輝氏(写真)」などもありました。 すごいですね。
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「台中放送局」は台湾で3番目の放送局で、この建物は1935年に造られたもの。 その建築は今までのとは少し異なるデザインで、当時の建築設計の移り変わりが感じられます。 なんとなくリゾートホテル風の外観が大変印象的。 放送局としては1998年まで使用され、翌年の921大地震により破損、2002年に台中市の歴史建築に登録された後、修復工事が行われました。 現在は、芸術、文化の交流の場となり、展示会やイベントなどが行われています。 月曜日、木曜日、旧正月期間休館
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舊台中放送局
建物の後ろ側はなんと和風で瓦屋根も! 和洋折衷建築なんですね。
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舊台中放送局
この建物が建てられた時の棟札が展示されていました。 昭和十年二月四日と記されています。
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台中公園の池上ある「湖心亭」。 1908年に台湾縦貫鉄道の開通式典が行われたところで、台中市のマークのモチーフにもなっています。
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台中公園
夜にはライトアップされています。 池に反射される光が神秘さを醸し出しています。 夜のお散歩もいいですよ。🚶♀️
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台中公園
台中公園は日本時代台中神社があった所。 公園敷地内には旧台中神社の遺構も残っているんです。
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1917年、日本統治時代に日本人が利用する市場として造られたもので、当時は新富町市場と呼ばれていました。 2004~2005年に大掛かりな改修工事が行われ、現在は、食料品店、食堂、手芸小物点等、約250の店舗が入っています。 蔥油餅や手工潤餅などはここを代表する地元食です。 月曜日休場。
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台中第二市場
この市場は、この六角楼を中心として、3方に放射状に広がる作りになっています。 外側の店舗は、放射状の店舗を周りを囲んでいます。 この六角楼は、火曜~金曜の午前中は開放され、中を参観することができます。
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台中第二市場
市場の外から見ると分かりませんが、中に入ると広場があり、その建物のは建てられた当時の一部、レンガ建築も残され整備されています。
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台中第二市場
道路沿いの外側のお店だけでなく、市場内にも台中の味を楽しむことができるスペースがありますが、地元色が濃いので、まずは、外側の店舗をおすすめします。 蔥油餅や手工潤餅はテイクアウトもできるので、ちょっとお腹がすいたときにどうぞ!
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柳川水岸景觀步道
台中第二市場の近くを流れる川。 台中駅すぐ近くを流れる緑川と同様、柳川も2015~2016年に環境改善整備が行われて、夜はライトアップされています。 近くに行った際は、ちょっとほとりをお散歩してみてはいかがでしょう。
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日本の方にも大人気のスイーツ店。 台中駅からも大変近く、無論商品のチーズケーキ、パイナップルケーキなどとても美味しくてパッケージも可愛いいのが人気の理由! 日本統治時代に眼科として利用していた建物で、戦後は台中市衛生院として利用もされたいました。 1999年の地震で建物の、二階の壁や屋根の一部分が落ち、一時は危険建築に指定されていました。 現在はレトロな内装の人気スイーツ店に生まれ変わり、国内外の人たちの人気を集めています。
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宮原眼科
クッキーや中華式のお饅頭、チョコレートなど種類がたくさん。 商品のパッケージもレトロ感あってかわいい。 お土産にいいですよね。
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宮原眼科 アイスコーナー
「宮原」のもう一つの人気いえばトッピング付きの「アイス」。 「ワッフルコーンカップ」をチョイスしてアイスとトッピングを載せれば、かわいくて映えますよ。 暑い日には列が出来ているのでお時間に余裕をもっていかれることをお勧めします。
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宮原眼科 ドリンクスタンド
「宮原」のドリンクスタンド「宮原珍奶」。 ここのタピオカミルクティーは、甘さ控えめでタピオカも少し大きめ。 お店も漢方薬店の「薬棚」をイメージした棚に、カラフルな茶筒が並ぶデザインおしゃれ。 「昭和レトロ」漂うポスターなども、魅力の一つです。
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以前の銀行の建物を再利用している「宮原眼科」のアイスのお店で、店名はかつての名前「台中市第四信用合作社」のまま。 店内のデザインも銀行にちなんだ遊び心たくさん施されたデザインで、なんとなくワクワクしてしまいます。 「宮原眼科」のアイスコーナーにはイートインスペースがないので、座ってゆっくり食べたいという方にはこちらをお勧めです。
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台中市第四信用合作社
入り口を入ってすぐにある注文窓口。 料金表が、銀行の為替レート表みたいになっていますね。
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台中市第四信用合作社
壁に金庫の扉がはめ込んだデザインで、銀行感が増しますね。 店内には歴史が記された石碑や、当時使用していた金庫、写真なども展示されているので、博物館気分も味わえますよ。
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台中は中部台湾の中心都市であり、交通の拠点でもあります。 現在の「台鉄台中駅」は2016年より利用されている新駅舎で、旧駅舎は1917年に落成した「辰野風」建築で国定古跡に指定されています。
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鉄鹿大街
新しい台中駅の1階にはグルメストリート「鉄鹿大街」があります。 旅の終わりにここでひと休みもできますよ。
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鉄鹿大街
もちろん、台中のお土産店もありますので、列車乗車前にぶらり立ち寄ってみてはいかがでしょう。🎁
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