
歴史、建築好きは必見の東京大学本郷キャンパス。近くにはおいしいものもたくさんあります!
東京歴史、建築好きは必見の東京大学本郷キャンパス。近くにはおいしいものもたくさんあります!
本郷にある東京大学のキャンパスは平日でも土日祝日でも誰でも入ることができます。基本的に建物内は入れないのですが、ポイントを押さえておけば歩いているだけで楽しい場所なんです!キャンパス周辺には食べるところもたくさんあるので、ぜひ足を運んでみてください!
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東京大学の中で一番有名な本郷キャンパス。江戸時代には敷地のほとんどが大名屋敷で、加賀藩、水戸藩、富山藩、大聖寺藩などが屋敷を構えていました。関東大震災で多くの建物は消失してしまい、現存する建物のほとんどはその後内田祥三教授を中心とした復興計画後に建てられたものです。古い建物が多いですが、最近建てられた現代的な建物もいくつかあり、見応えのあるキャンパスになっています。
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赤門
通称赤門、正式名称「旧加賀屋敷御守殿門」。正門ではない。本郷キャンパス内にほぼ唯一現存する関東大震災前の建造物で、江戸時代に将軍徳川家斉の娘が加賀藩主前田斉泰に嫁入りする際に建てられた。瓦の部分には上側に徳川家の葵の紋、下側に前田家の梅鉢の紋があります。赤門という名前の由来は、当時大名諸侯が将軍家から奥方を迎え入れる時に朱塗りの門を建てるのが慣例になっていたためで、昔は赤門はたくさんありました。
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総合図書館
キャンパス内にある最も大きい図書館。外観は本棚に並ぶ本の背表紙をモチーフとしています。関東大震災により消失してしまったが、アメリカのロックフェラー財団の寄付を受けて再建された。図書館前の噴水には水煙と呼ばれる五重の塔の一番上にあるような飾りがあり、これは関東大震災のような震災が二度と起こらないようにと願いを込められて作られたそう。図書館周辺はピンコロ石で敷き詰められていて古代ローマを感じさせます。
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安田講堂
本郷キャンパスの象徴ともいえる安田講堂。この名前は建設金を寄付した安田財閥の安田善次郎に由来します。関東大震災後に建てられ、その後の学生運動(東大紛争)の舞台となりました。門には当時の火炎瓶による損傷の後も残っています。
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本部棟
総長室や大学事務に関わる部署が入っている建物。丹下健三教授の設計ですが、本人の作品集には載っていません。なぜかというと、建てられた当時は安田講堂より高い建物は建ててはいけないという暗黙の了解があったからだとか。本当は2倍くらいの高さにしたかったらしく、建物の上のほうは中途半端に切れたような見た目になっています。
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情報学環・福武ホール
安藤忠雄設計で2008年にできた新しい建物。ベネッセの福武總一郎の寄付により建てられた。本郷通り沿いにあり、景観を壊さないために高さをおさえて地下に埋め込まれているような形になっています。建物とキャンパス内の道の間にあるコンクリートの壁が、地下空間と既存の大学空間をつなぐ間を表現しています。
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工学部2号館
この建物は元々あった古い建物の上に新しい建物が覆いかぶさるようにして建てられました。増築は必要だったものの、昔からある建物をできるだけ残そうとしてそのようになったと言われています。
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法文2号館
関東大震災後に建てられた内田祥三教授の設計による建物。同時期に建てられた建物は震災に耐えられるものに、ということで柱が大きく多い構造となっています。これらの建物は内田祥三の独特なゴシック建築を称して「内田ゴシック」と呼ばれており、法文2号館のアーケードは内田ゴシックの真骨頂と言われています。外観はレンガ造りに見えますが実際にはスクラッチタイルとなっていて、色がまだらなのはお金がなかったかららしい。
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キャンパス内の農学部エリアにあるレストラン。大学内とは思えないおしゃれさです。木を基調としたオーガニックな雰囲気。佐渡のコシヒカリ「朱鷺米」を店内で精米しているというこだわりっぷり。ご飯は白米、玄米、十六穀米から選べます。
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加賀カレー
もちろん定食も良いのですが、珍しく加賀カレーがあるのでカレー好きの人はぜひ。濃厚な味わいです。
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つけ麺好きな人はぜひここへ。石垣の塩を使った本格つけそばとまぜそば。何度も行きたくなる味。
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石垣の塩まぜそば
定番メニュー。塩を活かしたシンプルながら深い味わいです。
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石垣の塩つけそば
つけ麺好きならぜひこちらも。魚粉がのっていますがいわゆる魚介系とも少し違って、さっぱりとしているのが特徴です。
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定食といえばここ。奥には和室もあり、そこでは疲れた学生が日々癒やされている憩いの場です。昼でも夜でもオススメ。
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ここの唐揚げは絶品。こちらも学生に人気で、昼夜ともに賑わっています。お酒はワインがメインみたいですが、電気ブランも置いてあります。
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唐揚げ定食
唐揚げはとにかく大きい!衣はサクサクで中はジューシー。白いご飯と抜群に合います。
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ここのうどんは最高においしくて行列ができるほど。根津は本郷通りとはまた違う雰囲気があって楽しいです。
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生醤油(冷)
どれもおいしいですが、個人的にオススメなのが生醤油。ネギと大根おろしとすだちというシンプルな具材で、うどんの良さが際立ちます。麺はコシがあって食べごたえがあります。
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