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ちょっとDeep台湾 台湾最古の街・台南安平の歴史と文化に触れる1泊2日

ちょっとDeep台湾 台湾最古の街・台南安平の歴史と文化に触れる1泊2日

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    観光

ちょっとDeep台湾 台湾最古の街・台南安平の歴史と文化に触れる1泊2日

1624年、「オランダ東インド会社」がアジア貿易の拠点として「安平」に上陸し、南部台湾のオランダ統治がはじまりました。 オランダ人が建てた安平古堡を中心に街が形成され、貿易、経済の中心となった台湾最古の街「安平」は、旧地名を「大員」といい、台湾語で「ダイワン」と発音し、これが「台湾」の由来になったと言われています。 1661年、「鄭成功」がオランダの駆逐に成功し「安平」は「鄭氏政権」の首都となるも、32年後「清朝」に滅ぼされてしまい「清朝」の台湾統治が始まります。 その後、1895年からは日本が台湾を統治をするなど、様々な時代を経てきた「安平」は、現在台南の市政府の所在地で開発が大変進んでいるところでもあります。 今回はそんな「安平」の旧市街に今も残る歴史建築と、海岸に沿って伸びる「安億路」沿線の新しいスポットをご紹介いたします。 そして「安平」は、いろいろな「小吃」がありグルメの街としても有名なところ。 一緒に地元飯を一部ですがご紹介いたします! ※「台湾」の名前の由来については諸説あります。

このプランの行程

1日目

台南駅

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バス 約30分

「台鉄台南車站(駅)」から2番のバスの乗り、最寄りのバス停「崇義社區」で下車。 バスの時間が無い場合は、駅前のタクシー乗り場からタクシーで。🚕 タクシーならば、約20分です。

大員皇冠仮日酒店(クラウンプラザタイナン)

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新しく、サービスも充実しているホテルです。 まずは荷物を置いて、観光へ出発です♪

11分

夕遊出張所

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カラーソルトがきれいです!

9分

德記洋行(原英商徳記洋行)

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安平港開港後の貿易についての展示がある、歴史建築の洋館です。

2分

安平樹屋

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ガジュマルの幹が建物を張り付くように伸びて出来た不思議な光景です。

5分

河童町-昭和復古風

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昭和の雰囲気がある、安平名産「エビせんべい」のお店です。

1分

東興洋行・ocean space cafe

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4分

安平小砲台

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2分

盧経堂古厝・首富之家

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2分

安平古堡

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約400年前にオランダ人が建てたお城で、現在は安平を代表する観光スポットです。

2分

熱蘭遮城博物館

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安平古堡の敷地内にあります。

2分

安平開臺天后宮

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台湾本土で最初の航海、漁業の神様「媽祖廟」です。

3分

妙壽宮萬安號王船

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3分

周氏蝦捲

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安平の地元食と言えば「エビ巻き揚げ」。 ここを代表する小吃(量が少なめの一品料理)で、地元の人からも愛されています。

1分

安平老街

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21分

大員皇冠仮日酒店(クラウンプラザタイナン)

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2日目

大員皇冠仮日酒店(クラウンプラザタイナン)

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レンタサイクルのサービスがあります。 2日目の日程は自転車で移動です。

10分

二鯤鯓砲臺(億載金城)

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安平を代表する観光スポット。 大きな大砲が並んでいます。

2分

安平定情碼頭徳陽艦園区

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軍艦が博物館になっているところです。 中に入ることができます。 このような体験はめったに出来ません。

1分

1661台湾船園区

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1分

林黙娘公園

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「媽祖様」の大きな像がある公園です。

2分

慶平海産

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1分

大魚的祝福(クジラのオブジェ)

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最近ではインストスポットとして人気の場所です。

1分

安平漁人碼頭

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7分

NINAO Gelato 蜷尾家 經典冰淇淋

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海外の大会で賞をとっているアイスクリーム屋さん。🍨

2分

大員皇冠仮日酒店(クラウンプラザタイナン)

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バス 約30分

最寄りのバス停「崇義社區」から2番のバスに乗り「台鉄台南車站(駅)」で下車。 台南の道は狭く、渋滞になりやすいので、時間には余裕を持ってご出発ください。 もしくはホテルからタクシーで約20分です。

台南駅

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このプランのスポット一覧

  • 台南は以前より塩の生産地で、現在も七股区、北門区で生産が行われています。 写真は、夕遊出張所の人気商品「366日誕生塩」。 この建物に入ると、お部屋の中央に366個分並べてあります。 お誕生日によって塩の色が異なり、商品は瓶に入っていて、その日に生まれた人の性格(特徴)が書かれています。 他にも、限定品の「塩入沙士(台湾コーラ)」や「石鹸」等も販売しています。

    • 夕遊出張所

      夕遊出張所

      以前は「台湾総督府専売局台南支局安平分室」だった所。 名前の「夕遊(xiyou/シーヨウ)」とは、日本語の「しお」の発音に近い漢字で、また、この場所は夕陽が美しい場所でもあり、ここに来た観光客に「夕陽も楽しみながら遊覧してほしい」という意味も込めてつけられました。

    • 夕遊出張所

      夕遊出張所

      以前は、塩の試験場や塩工場、その煙突等もこの敷地内にあったそうです。 現在はこの木造の建築が残っています。

  • 「洋行」とは、中華圏人と西洋人とで行う貿易商社のこと。 1858年の天津条約で開港した後、多くの外国の商社が台南・安平に会社を設立、ここ「徳記洋行」は1845年創立のイギリスの貿易会社が1867年に建てたもので、主にお茶の葉を輸出、他にも糖や樟脳を取り扱い、保険と銀行の代理業務も行っていました。 日本統治時代になると、台湾総督府により樟脳などの専売が開始、また、安平港に土砂が溜まり貨物船の停泊も困難となったため、外国の商社は撤退していきました。 その後、この建物は「大日本塩業株式会社営業所」として、戦後も「臺灣製鹽總廠」の宿舎等に使用されました。 現在、博物館として開放されています。要入場料。

    • 德記洋行(原英商徳記洋行) 展示

      德記洋行(原英商徳記洋行) 展示

      中央の廊下には、オランダ東インド会社の、商軍両用の船の模型があります。

    • 德記洋行(原英商徳記洋行) 展示

      德記洋行(原英商徳記洋行) 展示

      当時のリビング・ダイニングルームの様子が再現されています。

    • 德記洋行(原英商徳記洋行) 展示

      德記洋行(原英商徳記洋行) 展示

      輸出用のウーロン茶のラベルです。 この部屋には、お茶の葉の輸出についての紹介がありました。

    • 德記洋行(原英商徳記洋行) 展示

      德記洋行(原英商徳記洋行) 展示

      アジアの貿易地図。 台湾と日本との貿易では、銀、銅を買い、硫黄や鹿の皮、サトウキビなどを販売いていた。と書いてあります。

  • 德記洋行(原英商徳記洋行)の倉庫だった建物で、広さは約1400坪あります。 日本統治時代は「大日本塩業株式会社出張所」の、戦後も「臺灣製鹽總廠」の倉庫となりましたが、その事務所が移転するとこの倉庫は放置されてしまいました。 管理されない間に、ガジュマルの樹が生い茂り、幹が倉庫の壁を這うように、さらに、落ちてしまった屋根を覆うように伸びていき、不思議な光景を生み出しています。 要入場料、徳記洋行と朱玖瑩旧居との共通です。

    • 安平樹屋

      安平樹屋

      壁から枝が伸びています。 元来のレンガの倉庫が見えないほどです。

    • 安平樹屋

      安平樹屋

      上からの見学できるように通路が設けてあります。 倉庫群の裏側にある池まで行くことが出来ます。

    • 安平樹屋

      安平樹屋

      倉庫の内部には付近の観光地の紹介や、ガジュマルに関する紹介もあります。

    • 朱玖瑩旧居

      朱玖瑩旧居

      安平樹屋、徳記洋行の敷地内にあるもう一つの展示館。 「朱玖瑩氏」は、戦後、国民政府がここを接収し「台湾製塩」とした際、社長を務めた人で、政治家でもあり書道家でもありました。 当時、生活していた建物も整備され、「朱玖瑩氏」の紹介や、生前に残した書が展示されています。

  • 「河童の町」は安平の名産、エビせんべいを販売しているお店です。 エビせんべいだけではなく、クラッカーや少量ですが日本のお菓子もありました! 入口上方に描かれている、河童の絵がかわいくてついつい覗いてしまいます。 オリジナルのパッケージがとてもかわいいですよ! お土産にいいですね。

    • 河童町

      河童町

      日本の和菓子屋さんのような雰囲気のお店。 中庭もあり、写真には写っていませんが、日本のドリンクを販売する自販機もあります。 ラムネも販売していて、ラベルはここのオリジナルです!

    • 河童町

      河童町

      お店の横の壁にある日本の駅を真似て造られた看板。 まるで日本🇯🇵!

    • 河童町

      河童町

      お店の外観も昭和の雰囲気を醸し出す造り。 昭和。懐かしいなぁ。

  • 「洋行」とは、中華圏人と西洋人とで行う貿易商社のこと。 1858年の天津条約で開港した後、多くの外国の商社が台南・安平に会社を設立、「東興洋行」も安平で貿易を行った「5大洋行」の一つです。 「5大洋行」の洋館は、現在「徳記洋行」と「東興洋行」の2か所のみが残っていて、ともに古跡建築に指定されています。

    • 東興洋行・ocean space cafe

      東興洋行・ocean space cafe

      現在は「ocean space cafe」とカフェになっていて、ドリンクやスナックをオーダーすれば無料で入館できます。 オーダーしない場合は入場料が必要です。

    • 東興洋行・ocean space cafe

      東興洋行・ocean space cafe

      少しでしたが、安平港開港後の貿易の歴史の説明や、洋館の模型などがありました。

    • 東興洋行・ocean space cafe

      東興洋行・ocean space cafe

      内部のほとんどは、ドリンクや軽食をいただくスペースになっています。 面白いのが、水槽がたくさん置かれていたこと。 小さなおさかなや、クラゲもぷかぷか泳いでいました。

  • 清とイギリスの間で1840年アヘン戦争が起こり、そのイギリス軍からの攻撃を防御するために造られた砲台。 しかし、時が経つにつれ、安平の海岸線に土砂が堆積し、砲台としては使えなくなり、その後は、長年放置され荒れ果ててしまいましたが、1994年台南市政府が砲台と隣にある城壁跡を補修・整備し、観光スポットとなりました。

    • 城壁跡

      城壁跡

      砲台跡のお隣にある城壁跡。 こちらも補修され、昔の姿を取り戻しました。 この城壁に沿って、サイクリングロードも整備されていています。

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  • イギリスの石油会社の代理店を営み、その後も製糖会社を所有、黒糖などの輸出を行い富を築いた「盧經堂」の住宅兼事務所だった建物で、1900年ごろに建てられたもの。 当時の敷地面積は相当広く、従業員や使用人も一緒に生活していました。 入り口を入ってすぐ、上には当時の屋号の扁額なども残されています。 火曜休館

    • 盧経堂古厝・首富之家 内部

      盧経堂古厝・首富之家 内部

      今だったお部屋。 以前の生活の様子が垣間見れます。

    • 盧経堂古厝・首富之家 内部

      盧経堂古厝・首富之家 内部

      新婚さんのお部屋。 縁起が良い色「赤」に統一されていました。

  • オランダ東インド会社が、東アジア貿易の拠点を築こうと(台湾の離島)澎湖島に要塞等を建設しましたが、明朝による撤去命令のため、1624年に安平に上陸。 1627年、防御要塞として「熱蘭遮城(ゼーランディア城)」の建設を開始し、1934年に完成しました。 1662年、中国大陸から来た鄭成功が、「熱蘭遮城(ゼーランディア城)」を攻撃しオランダ人を駆逐、「鄭氏政権」の居城となりましたが、後の清の時代では政治の中心ではなくなり、火薬庫などとして使われ、イギリス軍からの攻撃を受けた後は廃墟となりました。 日本統治時代に再建が行われ、戦後、「安平古堡」と呼ばれるようになりました。

    • 安平古堡 大砲

      安平古堡 大砲

      1930年、日本統治時代に、台湾文化の誕生300年を記念した、再建工事が行われました。 その際、大砲をここに移転させ観賞用としてレンガの高台のところに設置しました。 その大砲は、清の嘉慶年間(1800年ころ)に造られたものだそうです。

    • 安平古堡 史蹟記念館

      安平古堡 史蹟記念館

      1930年、再建工事が行われた際、レンガの高台を補修、その上に建設された税関舎だった建物。 現在は、歴史や安平の紹介と展示、記念品の販売をするスペースになっています。

    • 安平古堡 展望台

      安平古堡 展望台

      安平古堡を代表する建物ですが、歴史は浅く1945年に見張り台として建てられたものです。 1975年新たに展望室部分が増築されました。

    • 安平古堡 展望台からの眺め

      安平古堡 展望台からの眺め

      展望台からの眺めは結構遠くまで見渡せます。

  • 「熱蘭遮城」とは安平古堡の前身である「ゼーランディア城」のことで、ここでは「ゼーランディア城」等ことについて展示しています。 もともと、この建物は安平税務司公館として1882年に建てられ、日本時代には税関倶楽部、戦後は台南資料館等に使用されました。 左右からの階段の真ん中には、「オランダ東インド会社」のロゴである「VOC」の文字が残されています。 安平古堡の敷地内にあります。

    • 熱蘭遮城博物館

      熱蘭遮城博物館

      「熱蘭遮城」の模型。 以前はこんな感じだったんですね。 お城の向こうに集落もあります。

    • 熱蘭遮城博物館

      熱蘭遮城博物館

      城壁についての説明。 ハサミ型のウォールアンカーを埋め込んで作られています。 この時代の城壁としてはかなりの耐久性があったと書かれていました。

    • 台灣城殘跡

      台灣城殘跡

      「熱蘭遮城」は「安平城」や「台湾城」等呼ばれています。 写真は城壁跡ですが、手前にある石碑には「台灣城殘跡」と書かれています。 城壁を建設する際は、もち米の汁、砂糖水、砂、牡蠣殻を混ぜて繋いでいたそうです。

  • 航海、漁業の神様「媽祖」を祀る道教のお寺。 台湾にはご先祖様が中国福建省から移住した人も多く、「無事に台湾に渡ることができた」と以前より広く信仰されています。 安平開台天后宮は1668年建立の台湾本土で最初の「媽祖廟」で、鄭成功の船隊がこの地に伝えたと言われています。

    • 安平開臺天后宮 天井

      安平開臺天后宮 天井

      建築も大変美しいです。 本堂の天井は大変きらびやかです。

    • 安平開臺天后宮 媽祖様

      安平開臺天后宮 媽祖様

      ここの媽祖様の像は大変珍しく、手足が動させるようになっている媽祖像だそうです。 写真には写っていませんが、媽祖像が祀られている上方には、1875年に清朝11代皇帝「光緒帝」より送られた扁額が掛けられています。

  • 明朝末期(1640年前後)に、「朱府千歳神像」を載せて安平に来た王船、「萬安號」を祀っている所。 祀られている船は、1867年に再現されたて造られた船で、台湾で最古の王船です。 2019年、約150年ぶりに補修工事、お色直しされ、本来のきらびやかな姿に戻りました。 王船をまじかで見ることが出来る珍しいお宮ですので、お時間があればぜひ寄ってみてください。

    • 妙壽宮萬安號王船

      妙壽宮萬安號王船

      妙壽宮は、1755年に建てられた医神「保生大帝」を祀っている所。 1867年にお宮のお隣に「萬安號王船室」を増築しましたが、1980年、道路建設のため「萬安號王船室」は解体されました。 その後は「妙壽宮」にて保管していましたが、窪地のため海水が流入することも多く、また、長期にわたり補修も行われていなかったため、「妙壽宮」の斜め向かいの建物2階部分に、新たに「萬安號王船室」が設けられました。

    • 妙壽宮萬安號王船

      妙壽宮萬安號王船

      「萬安號王船室」は2階にあり、外観もお寺のような建物ではないので、わかりにくいんです。 この看板が目印です。 1階には台南小吃のお店が何軒か並んでいますよ。

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  • 台南は小吃(量が少なめの一品料理)が有名なところで、ここ「周氏蝦捲」は台南を代表する小吃店の一つ。 支店は台中、南投、台南、高雄があり、本店はここ安平。 台北には支店はありません。 看板メニューは「エビ巻き揚げ」で、台湾全土に宅配のサービスも行っています。 安平に来たら立ち寄りたくなる地元グルメです。

    • 周氏蝦捲 店内

      周氏蝦捲 店内

      「エビ巻き揚げ」のほかにも、「担仔麺」、「つみれスープ」、「イカ団子」、「粽」等メニューは豊富。 お土産には「エビ煎餅」が人気です。 カウンターで注文、代金は先払いです。

    • 周氏蝦捲 店内

      周氏蝦捲 店内

      1965年に創業のお店で、現在は2代目が切り盛りをしています。 もともとはケータリングの料理人をしていた先代が、お仕事のない時に屋台で「小吃」を販売したのがこのお店の始まりだそうです。 店内には創業当時の屋台の写真が貼ってあります。

    • 蝦捲

      蝦捲

      看板メニューの「エビ巻き揚げ」。🦐 衣にもしっかり味がついているので、噛めば噛むほど美味しい。 小さなエビが何匹も入っていて、中はホクホク、エビの風味満点です♪♪ お好みで、わさびや特製ソースをつけてどうぞ!

    • 花枝丸

      花枝丸

      こちらは「イカ団子」。🦑 手作業で作られていて、化学調味料など一切使用していないので、食材の風味が口に広がり、弾力のある歯ごたえがたまりません!

  • 安平老街は、約400年近く前にオランダ人が造ったもので、台湾で初めて作られた道「台湾第一道」だと言われています。 安平老街は「延平街」一帯のエリアで、平日は夕刻から、週末はお昼ごろからたくさんの露天が並び大変賑やかになります。 安平のお土産として有名な「エビせんべい」や「蜜餞(フルーツのシロップ漬け)」のお店が並んでいますよ。 ふらり散策してみてはいかがでしょう。

    • 安平老街

      安平老街

      老街の建物のほとんどが現在の建物に建て替えられていますが、一部で写真のような昔の建物も見ることが出来ます。

    • 海山館

      海山館

      海山館は安平老街の近くにあり、大きな安平の守護神「剣獅」がここを訪れる人を迎えてくれます。 「剣獅」が安平の守護神になったのは、清の時代にここに駐屯してた官兵が、家の玄関に獅子が描かれた盾と剣を掛けていたのが始まりではないかと言われています。

    • 海山館

      海山館

      当時は福建省から3年間の任務で兵士が派遣されていて、この海山館は安平に駐屯していた兵士たちが建てたものです。 故郷の神様にお祈りをしたり、駐屯兵の連絡、交流の場所として使用されていました。

  • 「大員」とは、ここ「安平」の旧地名で、「台湾」の由来となった言葉でもあります。 大員皇冠仮日酒店は、2017年にオープンした比較的新しいホテルで、約230室の客室があり、プール、ジム、サウナ等施設も大変充実しています。 レンタサイクルもあるので、安平の観光には大変便利です。

    • 大員皇冠仮日酒店 ロビー

      大員皇冠仮日酒店 ロビー

      ロビーは大変広く、上の吹き抜けの部分に芸術な演出が施されてあります。 これは、ホテルがある「安平」は以前は小さな漁村だったため、魚かごをモチーフに造られたものです。 「魚かごが満杯になれば、暮らしも豊になる」という意味を表し、ホテルの象徴としています。

    • 大員皇冠仮日酒店 客室

      大員皇冠仮日酒店 客室

      客室はとても広く、窓もウォールガラスで明るい。 浴室のアメニティーもイタリアのものを使っていて、香りもよくリラックスできます。 ベットも心地よくて、ぐっすり眠れました!🛏

    • 大員皇冠仮日酒店 朝食

      大員皇冠仮日酒店 朝食

      朝食レストランは広く約200席あり、テーブルの間隔も十分な配置になっています。 朝食はビッフェスタイルで、種類も大変豊富。 昼食、夕食もビッフェを楽しめます。

  • 清朝が統治していた時代の1874年に築造された、当時、最新の技術を導入した台湾最初の洋式砲台跡。 1874年、宮古島の島民が首里へ年貢を納めた後、宮古島に帰る途中台風に遭い台湾南部に漂着、上陸した後54人が殺害されたため、日本政府は清国に通達せず台湾出兵を行いました(牡丹事件)。 侵略行為を受けた清朝政府は、今後の防御のためこの「二鯤身砲台(億載金城)」を造りました。 要入場料。

    • 二鯤鯓砲臺(億載金城)

      二鯤鯓砲臺(億載金城)

      1905年まで使用されていましたが、日本統治時代になると砲台としての機能は果たさなくなり、放置されてしまいます。 築造100周年の1975年に修復工事を行い、砲台(レプリカ)等も置かれ、現在は安平を代表するスポットになっています。

    • 二鯤鯓砲臺(億載金城)

      二鯤鯓砲臺(億載金城)

      大きな砲台がたくさん並んでいます。 現在、二鯤鯓砲臺(億載金城)は国定古跡となっています。

    • 二鯤鯓砲臺(億載金城)

      二鯤鯓砲臺(億載金城)

      週末には、空砲を鳴らすショーが定刻に行われます。 ショーをする人も、当時の兵士の格好をしての登場です!

  • 2010年に「軍艦博物館」として一般開放された戦艦。 もともとは、1945年に進水したアメリカ海軍の駆逐艦でした。 1977年にアメリカでの務めを終え、翌年台湾へ。 台湾では「徳陽號」と呼ばれ、主には、海峡偵察、島外の交通機関の護衛、各種軍用訓練などに使用されました。 2005年にその役目を終え、歴史ある安平に停泊しているのは、昔の歴史と近代の歴史のつながりを象徴しています。 軍艦の他にも戦車、戦闘機の展示もあり、週末は子供たちでにぎわっています。 要入場料。

    • 安平定情碼頭徳陽艦園区

      安平定情碼頭徳陽艦園区

      甲板からの眺め。 その雄姿に圧倒されてしまいました。

    • 安平定情碼頭徳陽艦園区

      安平定情碼頭徳陽艦園区

      操縦室。 大きな軍艦なのに、操縦室はこじんまりしていてちょっと意外でした。

    • 安平定情碼頭徳陽艦園区

      安平定情碼頭徳陽艦園区

      操縦室からの眺め。 遠くまで見渡せます。 下には、ミサイル発射台、魚雷発射管、主砲の砲塔も見えます。

    • 安平定情碼頭徳陽艦園区

      安平定情碼頭徳陽艦園区

      ヘリコプター離着陸場。 ここは、船員の集合場所、訓練場、船上での催しなどでも使用されたそうです。

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  • 2019年にオープンの新しい安平のスポット。 台南市安平港の戶外博物館で、17世紀の中国の木造帆船を模して造られた「臺灣成功號」を展示していて、海洋文化芸術が融合するエリアになっています。 復元された船は「日本平戶市松浦史料博物館所收藏」の1706年「唐船之圖」の絵巻を参考にして造られました。 「1661台湾船園区」の「1661」とは、オランダ人を駆逐した「鄭成功」が安平に上陸した年で、船の名前も「鄭成功」にちなんでつけられています。 月休館 要入場料。

    • 1661台湾船園区

      1661台湾船園区

      実物大に復元され、全長29.5m、幅約7m。 近くで見るとやっぱり大きいですね。 唐船の特徴の「目玉」と目が合っちゃいました(笑)。

    • 1661台湾船園区

      1661台湾船園区

      船の上にも行くことが出来ます。 300年以上前の船の造りはこうだったんですね。 小さな砲台もあります。

    • 1661台湾船園区

      1661台湾船園区

      船上には当時の様子を描いた絵と説明もあります。

  • 「林黙娘」とは、台湾では深く信仰されている航海、漁業の神様「媽祖」の事で、生前のお名前は「林黙」、「娘」は以前の女性に対しての敬称。 2004年に一般に開放された公園で、「林黙娘」の像は、台湾の実業家で「奇美実業」の創立者「許文龍」が寄贈したものです。 お天気の良い日は、子供たちが凧揚げをしている姿も見られます。

    • 林黙娘公園

      林黙娘公園

      媽祖像の高さは約16m。 公園には丘が造られ、丘の上に建てられています。 毎日、安平港の船を見守っています。

    • 林黙娘公園からの眺め

      林黙娘公園からの眺め

      林黙娘の像のある丘の目の前には安平港があります。 すがすがしい眺めです。

  • このエリアでは、地元の人にも人気の海鮮料理レストラン。 安平は小吃の規模が小さなお店が比較的多いので、テーブル数が多いこのレストランは、バスで来る観光客も利用しています。 レストランの前には、安平港が見える公園もあります。 食後の散策もいいですね。

    • 慶平海産 店内

      慶平海産 店内

      明るく、ローカル色満載な店内。 入り口左側には、ドリンクやビールの入っている大きな冷蔵庫があります。 この冷蔵庫に入っている飲み物はセルフサービスで、自分でテーブルまで持っていき、食事が終わった会計時に、飲んだものを申告して精算します。

    • 慶平海産 海鮮食材

      慶平海産 海鮮食材

      入り口を入ると、前方正面に新鮮な食材が並んでいて、ここで注文を取りますが、海鮮の食材は時価。 調理してもらう前に、注文した分の金額も確認したほうがいいですね。

    • 鱔魚意麺

      鱔魚意麺

      台南の地元食を代表するメニューの一つである「タウナギのあんかけ焼きそば」。 「意麺」とは、小麦粉と卵の細ちぢれ麺を揚げたもの。 この料理は、さっぱりな味付けのあんの中に、一口サイズのタウナギが入っていて、それが揚げ意麺の上にかけてあります。 弾力あるタウナギとアンが絡まった意麺のお味は最高です!

  • 安平港沿いにある港濱歷史公園をもっと話題性のある所にしようと2019年に新しく造られた、クジラの輪郭をかたどったオブジェ。 このオブジェは長さが約23メートルあり、水色の波型のベンチも4か所設置されています。 現在は、安平のインスタスポットとなっています。

    • 大魚的祝福

      大魚的祝福

      クジラのオブジェは2階建てで、1階中央部分を見上げるとクジラの胴体には、ステンドグラスの台湾があります。

    • 大魚的祝福

      大魚的祝福

      しっぽの部分に階段があり、2階部分に上ることが出来ます。 中央には1階部分でも見ることが出来るステンドグラスの台湾が、前方の口の部分からは、安平港のハーバーが見え、夕刻になると夕陽の名所になります。 夜になるとライトアップされます。

    • 札哈木原住民公園

      札哈木原住民公園

      大魚的祝福、クジラのオブジェのお向かいにある、台湾原住民の公園。 以前安平地区には、台湾原住民鄒族(ツォウ族)が生活していたという記録があるそうです。 公園内には、台南市原住民文化会館という建物もありますが、不定期でしか開放していません。 写真は、「庫巴・KUBA」という建物で、鄒族(ツォウ族)の政治、経済、宗教活動の中心で、女性、外地の人は立ち入り禁止、葱、魚の持ち込みも禁止されていたそうです。

  • 「立驛國際安平遊港遊運河」という遊覧船の会社が、ここから、安平内港と安平港から安平運河を通り1周する遊覧船が運航しています。 写真は、安平内港から安平運河を1周するボート。 お天気がいい日は、1周してボートから安平の街を見てみるのもいいですね。 夜は、安平運河を進みボートから夜景を楽しむコースもあります。

    • 安平漁人碼頭

      安平漁人碼頭

      主に、午後からの運行です。 週末や台湾の祝日は事前に予約することをお勧めします。

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  • 2012年に台南で生まれたソフトクリームのお店。 2015年 ソフトクリームの大会「Gelato World Tour」の東南アジアの部において2位を獲得したのが話題となり、今では日本にも支店が出来ているほどの人気のお店。 台湾には2店舗あり、もう1店舗は和風の店構えで、台南の繁華街、正興街にあります。

    • NINAO Gelato 蜷尾家 店内

      NINAO Gelato 蜷尾家 店内

      店内は吹き抜け部分もあり、明るく、モダンなデザイン。 2階、3階部分で食べることが出来ます。 ベランダもあるので、外の風景を食べるのもいいですね。

    • ソフトクリームとお店のLOGO

      ソフトクリームとお店のLOGO

      バニラチョコをいただきました。 この日は天気もまあまあ暑い日だったので、あっという間に食べてしまいました。 窓ガラスには、安平の魔除けである剣を加えた獅子「剣獅」をモチーフにしたLOGOが描かれています。

  • 台南は亜熱帯のため冬も比較的暖かく過ごしやすい所。 夏は暑いので散策の際は水分補給を! さて、台鉄台南駅の駅舎は1936年に建てられた国定古跡。 当時は2階部分はホテルで宿泊もできました。 現在、当時同様宿泊、食事が出来るようにリノベーション工事が、また、線路の地下化工事もおこなわれています。

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