
ちょっとDeep台湾 親しみのある街・嘉義の魅力を感じながら巡る1泊2日
海外ちょっとDeep台湾 親しみのある街・嘉義の魅力を感じながら巡る1泊2日
北回帰線が通る街「嘉義」は、熱帯と亜熱帯の境目で、年間平均気温は約23度と過ごしやすい所。 台湾最大の平原「嘉南平原」のほぼ中央に位置し、約400年前より開墾が始まり、台湾で最初に城壁が築かれた所です。 以前より農林業が盛んで、特に、日本時代に入り阿里山森林の台湾ヒノキの開墾が始まると、「阿里山林業鉄路」の重要な拠点となり木材輸送や物流の集散地として大変賑わう街となりました。 今も、「嘉義駅」、「北門駅」周辺にはその当時の面影を多く残していて、近年の再開発プロジェクトで整備され、嘉義の新しい観光スポットとして生まれ変わりました。 また、以前は「画都」と呼ばれていたころもあり、アート的な広場や、美術館などにも整備された所もありますよ! 今回は、そんな「木材の都」である「嘉義」の知られざる魅力を1泊2日で巡る旅をご紹介いたします。
このプランの行程
初日
台鉄 特急 約150分
台鉄の特急列車で朝に1本、約2時間半で嘉義に到着するのがあります。 新幹線の嘉義駅は市内へは車で約30分かかるので、その移動時間を考慮すると、この台鉄の特急列車も便利ですよ。
嘉義の重要な交通の拠点です。
4分
3分
リニューアルオープンしたばかりの美術館です。
16分
嘉義のソウルフードです! 昼食にどうぞ食べてみて下さい。🍚
10分
カラフルな花タイルが所狭しと並んでいます。 デザインが可愛いいです💕。
5分
観光する所に近いので、先にチェックイン。 荷物を置いて、再出発するのがいいですね。
5分
アーティストの方が設計し、整備された公園広場です。
7分
歴史的遺産建築です。 嘉義が木材の都として栄えた重要な場所でした。
3分
鉄道ファンの子供たちが集まる所。 以前活躍した車両の展示もありますよ。
8分
木造の駅舎が印象的な駅です。 現役で使用されています。
3分
以前の日本人宿舎で木造の建物が29棟残っています。 今はカフェ、記念品などを販売する店舗になっていて、「日本に来たみたい」と現地の人に人気のスポットです。
16分
行列のできる店。 本当においしいので、並んででも食べたくなります!
1分
嘉義を代表する夜市。 プラプラ散策してみてくださいね。
6分
2日目
2日目の観光は、ホテルでレンタサイクルをしてから。 歩くとちょっと距離があるので自転車なららくらくです。🚲
3分
歴史建築旧、刑務所跡です。 使用されていた時をリアルに残しています。
3分
4分
映画「KANO」にまつわるオブジェがたくさんあります。 興味がある方はどうぞご覧ください。
4分
お隣には市場が隣接していて、地元グルメも楽しめます。 13:00くらいまでなのでここでの昼食はお早めにどうぞ。
3分
33分
ここは時短のため、タクシーで移動しましょう!
バス
故宮南館から新幹線嘉義駅へ無料のシャトルバスが出ています。 その時間に合わせて博物館を参観後、新幹線嘉義駅へ移動です♪
新幹線 約90分
このプランのスポット一覧
-
1902年開業の台鉄嘉義駅は、阿里山林業鉄の路始発駅でもあり、今の駅舎は1933年造られたもので、90年たった今も現役で利用されていて、駅のホームも造られた当時の面影を残しています。 台鉄嘉義駅は嘉義市と嘉義県で運行されているBRT(嘉義公車捷運・Bus Rapid Transit)や台北、高雄行きの長距離バスが乗り入れているバスターミナルも隣接する、嘉義交通の中心です。
-
阿里山林業鉄路 切符売り場
日本時代に台湾ヒノキなど森林資源輸送のために建設され、現在は観光鉄道となっている「阿里山林業鉄路」。 近年の台風による土砂崩れで、現在、阿里山までの路線は途切れてしまっていますが、途中の「十字路」まで1日1本(土日は2~3本)、嘉義のお隣駅「北門」までの列車も何本か運行されています。
-
阿里山線ホーム
一番ホームの右側の阿里山線専用ホームから発着しています。
-
老楊方塊酥 站前店(駅前店)
嘉義駅の前には嘉義の名産、「方塊酥」のお店があります。 「方塊酥」は、口当たりがサクサクの「台湾式ショートブレッド」。 有名ブランドは「老楊方塊酥」のほかにも「恩典方塊酥」があります。
-
老楊方塊酥
一口サイズの食べやすい大きさ。 パッケージもコンパクトでおしゃれなものもあり、お土産に人気の一品です。
-
-
嘉義駅から徒歩約5分のところにある「嘉義市立美術館」。 嘉義は以前から「画都」と呼ばれていたことにちなみ、歴史建築がリニューアルされ、2020年秋にオープンした新しい美術館です。 期間限定での展示会や、個展などが行われています。
-
嘉義市立美術館外観
以前は「旧台湾総統府専売局嘉義支局」として造られ、1937年落成、2000年文化遺産に指定された保存状態も大変良い歴史建築です。 本庁だった所は現在、本屋さんとカフェになっています。
-
嘉義市立美術館建築
本庁に隣接する倉庫だった所の一部は現代的建築に建て替えられ、嘉義市立美術館の玄関となりました。 右手にある旧倉庫も展示室となっています。
-
嘉義市立美術館建築内部
美術館の中は吹き抜けの広々とした木の暖かさを感じる空間。 木材の都・嘉義らしいつくりになっています。
-
-
嘉義市立美術館のお向かいにある嘉義文創産業園区。 以前は日本時代に造られた旧大正製酒株式会社で、戦後、国民政府に接収された後もここでの造酒は続けられ、台湾で初めて高粱酒が造られたところとしても知られています。 嘉義酒造工場が郊外に移転した後ここでの生産量は減り、1999年に工場としての役目を終え、現在、イベント交流などが行われる場所に生まれ変わりました。
-
嘉義文化創意產業園区
敷地のほとんどの建物がリノベーションされ、場所レンタルも可能なので野外イベントや展示会などが行われています。 話によると、22年前に発生した地震で折れてしまいましたが、50メートルを超える煙突があったそうです。
-
嘉義文化創意產業園区
この建物の中には記念品の販売やDIYのほか当時使用されていたいろいろ場機械の展示もされています。
-
-
ここのご当地グルメと言えば、嘉義のソウルフード鶏肉飯! 戦後まもなく、台湾駐留の米軍が台湾に持ち込んだ七面鳥がきっかけで生まれた「鶏肉飯」。 名前には「鶏肉」と書いてありますが、「七面鳥」の肉を使っていて、お店によっては「火雞(七面鳥)肉飯」と書いているところもあります。 さかれた柔らかいお肉がご飯の上にあり、特製だれがかかっていてとてもおいしいですよ!🍚
-
噴水雞肉飯看板
店舗が、嘉義のメインストリートの噴水池の隣にあるので、店名を「噴水雞肉飯」したとか。。 この赤い看板が目印です。
-
店内の扁額
店内にある扁額には、創業民国38(1949)年と書いてあります。 70年以上愛されているんですね。
-
-
100年前の日本製タイルを収集して展示している「花タイル博物館」。 台湾の花タイル文化は、日本時代1915年から約20年間流行したもので、裕福な家の外壁や家具、廟(お寺の)外壁などで装飾として使用されていました。 現在、その時代に建てられたの建築の多くが取り壊しされていて、ここのオーナーは取り壊しで失われる花タイルを守るため、いろいろなところへ行き収集をしているんです。 その美しい花タイルを見ようと、今では土日には列ができるほど多くの人が訪れる博物館です。 月曜、火曜休館 要入場料 同時入場人数の制限、お昼休みあり
-
タイルの椅子
私が行ったとき、博物館入り口横に前面にタイルが張られた椅子がおいてありました。 以前、どのような方がこの椅子でくつろいだのでしょうか。。。想像が膨らみました。
-
花タイルがたくさんの店内
壁いっぱいに張られているタイル。 ほとんどが当時、日本(本土)から運ばれてきたもので、タイルの裏には製造元のマークがあります。 製造元のマークの紹介もあり、勉強になります。
-
花タイルテーブル
花タイルがはめ込まれてあるテーブルと椅子。 他にも、花タイルがはめ込まれている踏み台の展示もありました。
-
2階の展示品
2階展示室には花タイルがはめ込まれているキャノピーベットがあります。 なんだかタイムスリップした感覚になりました。
-
記念品
花タイルが出材された小物、マステなども販売しています。 カラフルで、欲しくなってしまうデザインです。
-
-
観光するのによい立地の、文化路にあるおすすめのホテルです。 カフェはもちろんのことジム、ランドリーなどもあり、安心のホテルです。 レンタル自転車もあり、利用すれば観光も便利になりますよ。
-
福泰桔子商旅文化店(オレンジホテル文化店)
文化路の噴水ロータリー近くにあるリーズナブルなホテル。 文化路夜市には目と鼻の先です。 観光に便利な好立地ホテルです。
-
- アプリで地図を見る
-
嘉義出身のアーティストの方が、林務局が提供したレールの枕木や石材、藤蔓などを利用して「阿里山の神木と阿里山鉄道」をイメージして作ったもの。 約15年前の阿里山林業再開発プロジェクトの際に作られ、木材の都・嘉義の新しいランドマークとなっています。 「阿里山林業村」と呼ばれる新しく整備された広場にあり、そのすぐ横を鉄道が走っています。 夜はライトアップされ、幻想的な姿になります。
-
ドームへ続くアーチのアプローチ
自然のぬくもりを感じます。 森林の歌が今にも聞こえてきそうです。
-
ドームの中から空を
ドームのなかではいろいろなアート的な写真を撮ることが出来ます。 空を見上げたら、このような1枚が取れました。
-
-
阿里山の豊富な森林資源が発見され、1914年に木材の加工工場として建てられたもので、伐採が中止された1963年まで使用されていました。 敷地内にはこれまで使用されていた建築群はリノベーションされ、2019年に展示会場などとして一般に開放されました。 月曜、火曜休館
-
旧動力室
当時は、蒸気ボイラー、発電機などが整備されていた、おが屑を燃やして製材所に電力供給をする火力発電所でした。 動力室の横には、排煙道と煙突跡も残っています。 現在は、台湾紅ヒノキの木彫り作品を展示するの展示館となっています。
-
木材運搬列車
阿里山で伐採された材木を運搬する列車。 当時は手つかずの大自然のため、伐採された台湾ヒノキは立派で太く、慎重に運ばれました。 運搬列車の木を載せる台は、固定ではなく回転することができ、鉄道の緩やかなカーブにも対応可能な仕組みになっています。
-
木材運搬のリフト
貯木池から製材工場に木材を運搬するリフト。 残念ながら今は貯木池はありません。リフトと製材所の前に、貯木池の跡のくぼみが残っています。
-
製材工場
当時は最先端の機械が導入された製材所でした。 現在は機械などは残っておらず、コンクリートの土台のみが残っています。 この建物には園内ガイド(中国語)さんの同行がないと入れません。
-
乾燥室
製材後の木材を乾燥するお部屋。 このお部屋に入ると木材の心地良い香りがします。 この建物には園内ガイド(中国語)さんの同行がないと入れません。
-
-
阿里山森林鉄道の整備工場として1912年に造られた旧北門修理工場。 2005年に嘉義車庫園区となり一般に開放され、過去に活躍したいろいろな列車の展示がされています。 今も整備工場として使用されているところで、嘉義からの阿里山林業鉄道の観光列車も敷地内を通ります。
-
園内
車両展示エリアのほかにも、機関車や現在使用されている客車、転車台などを見ることができ、週末は鉄道ファンの子供たちでにぎわっています。
-
-
阿里山林業鉄路の阿里線の駅で、1912年開業。 台湾に残る数が少なくなってしまった木造の駅舎でも有名な所。 当時北門駅は、付近に林業事務所庁舎、製材所、貯木池、阿里山鉄道修理工場などが建設され、物資集散の拠点として重要な役割を果たす駅でした。 2014年に上映された「KANO 1931海の向こうの甲子園」のロケが行われたところでもあり、約110年前に建てられた木造の駅舎と映画がヒットしたこともあり、嘉義を代表する観光スポットになりました。 阿里山林業鉄路は日本の黒部峡谷鉄道と姉妹鉄道で、駅の横に記念碑が立っています。
-
駅舎
駅舎は阿里山の台湾紅ヒノキを使っています。 中に入るとレトロ感が漂っています。 なんとなく、懐かしい気がします。
-
玉山旅社
北門駅前にある玉山旅社。 70年の歴史多ある旅館で現在は喫茶店経営もしており、そのレトロ感が大変話題になっています。 ちょっと休憩におすすめのところです。🍹☕
-
2階客室
2階部分は喫茶兼宿泊スペース。 宿泊料は一人500元以下と大変リーズナブル! バックパッカーや若者が多く利用しています。
-
-
以前は1914年から建設が始まった「台湾総督府営林職員宿舎群」で、建材の多くが阿里山で伐採された紅ヒノキです。 約15年前の再開発プロジェクトで嘉義の新しい観光スポットに生まれ変わり、2014年上映の映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」のロケ地になった所で、映画にちなんだものが展示されている店舗もあります。
-
宿舎群
29棟の木造建築が残っており、リノベーション後は、資料館やお茶が飲めるカフェ、記念品などを販売する店舗になっています。 レンタル浴衣で日本を体験出来るところもありますよ。
-
旧營林倶楽部
日本の本土で当時流行していた西洋の建築を取り入れたて造られた「営林倶楽部」。 林業職員たちや来賓の交流の場などとして使用されていました。 1998年に嘉義市定古跡に登録されました。
-
福義軒(旧招待所)
当時は、来賓の休憩や宿泊の場所として使用されていた所。 現在は、嘉義で有名な「福義軒」の販売店舗になっています。
-
福義軒商品
嘉義のお土産といえば「福義軒」。 開業当初は手作りでエッグロールを作って販売していました。 今でもそのエッグロールが大変人気ですが、実はクラッカー類も種類が豊富でおいしいんです。 お土産に購入!お友達にもおすそ分け。
-
エッグロールアイス
もう一つ、エッグロールアイスも今大変人気なんですよ。 エッグロールの空洞部分にアイスクリームを詰めた一品で、 4種類のフレーバーがあります。 今回はタピオカミルクティー味をいただきました。 おいしかったぁ~。
-
- アプリで地図を見る
-
嘉義に来たら食べたい地元飯「沙鍋魚頭」。 毎日10時間以上煮込んだ豚骨ベースのスープに、白菜、豆腐、揚げ湯葉、きくらげ、豚バラ肉などを惜しみなく入れさらに煮込み、林聰明特製ブレンドの「沙茶醤(台湾でお鍋などを食べる際よく使われる調味料)」と唐辛子でピリ辛に調えられたもので、病みつきになる味!! それに、タピオカの粉をまぶし揚げた魚の頭が入っている豪快な料理なのです!! サイドメニューにお野菜の冷菜や鶏肉飯、スープなどもあり何度行っても飽きません!
-
店舗前の行列
毎日行列が出来る人気店。 19:30過ぎ、遅めに来たにもかかわらず、やっぱりこんなたくさんの人が待っていました。 おいしいから、それでも食べたい!
-
入場整理券
お店についたら整理券をもらいます。 整理券にはQRコードがついていて、自分の順番があとどれくらいなのかがわかるようになっています。 自分の順番まで時間がある時は、近くにある「文化夜市」を先に散策してもいいですね。
-
看板メニュー 沙鍋魚頭
これが看板メニューの「沙鍋魚頭」。 ボリューム満点で、一人で食べればお腹いっぱい! 他のお料理も食べながら2~3名でシェアーして食べてもいいですね。
-
沙鍋烏龍麺
お魚を食べないというときは、沙鍋菜に「うどん」や「春雨」が入っているメニューもあります。 今回は「沙鍋うどん」をいただきました!🍜
-
聰明ビール
林聰明沙鍋魚頭と北台灣麥酒のコラボビール。 アルコール度6.2%とほんのちょっとお高め。 ラベルのデザインは「沙鍋魚頭」が描かれていて地元感満載。
-
-
中央噴水池の横の文化路にある、嘉義を代表する夜市。 台湾の10大夜市に選ばれたこともある夜市で、19:00以降は車両の乗り入れが禁止されるので歩きやすくなります。 露天は嘉義のソウルフード「鶏肉飯」、台湾スイーツ、フレッシュジュース、洋服、携帯電話備品、雑貨など様々。 食べ歩きも楽しめますよ!
-
噴水池ロータリーにあるKANOの像
日本統治時代、嘉義城の城壁が取り払われ、交通の整備を行いロータリーとして設置された噴水。 夜になると七色に光り綺麗ですよ。 現在は風水の中央に、2014年の映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」の映画の登場人物「あきら」の像が造られました。
-
イチゴ飴屋さん
夜市の定番イチゴ飴。 台湾ではプチトマト飴も大人気です! デザートにどうぞ。
-
クレープ屋さん
日本のようなおしゃれな店舗ではありませんが、屋台でも本格的なクレープを食べることが出来ますよ。
-
-
100年の歴史がある建物「獄政博物館」は、台南刑務所嘉義支所として1922年より使用が開始されました。 1994年、刑務所の役目を終えましたが、建物の保存状態は大変良く、当時使用されていた時とほぼ変わらない形で残されています。 現在は嘉義市の古跡に指定され、2011年に博物館として開放されました。 月曜日休館、入場時間、人数の制限あり
-
嘉義舊監獄
入館は自由にはできません。 入館時間が1日5ー7回で設定されていて、係員同行(人数制限あり)で説明(中国語)を聞きながら参観します。
-
中央見張り所
ここの造りは網走刑務所のように、囚人房が中央見張り所から放射線状に伸びる形になっています。 現在、以前の所長室や休憩室、中央見張り所には関連の品が展示されていて、中央見張り所の天井には神棚もあります。 柱や窓枠は阿里山のヒノキが使用されています。
-
面会室
会話をする電話機なども残っていてリアルです。 鉄格子のデザインがかわいいですね。
-
舎房
房内にも入ることが出来ます。 部屋の隅にある便器や食事受け取りの小窓、天井の監視通路など当時の様子を見ることが出来ます。 1部屋に5~6名が入っていたそうです。 意外に通気性がよく、他にも女性専用の舎房や医療室の役割をする部屋などもあります。
-
作業場
所内には4か所、お勤め中に作業をする工場があります。 ここには当時何が作らていたのかの展示がありました。 他の作業場だった所には、台湾にある刑務所の紹介をする展示などがあります。
-
-
嘉義公園にある嘉義市史蹟資料館。 1943年に建立された嘉義神社の斎館と社務所だった所で、現在、嘉義神社にゆかりある展示やレンタル浴衣を着て日本体験が出来るカフェになっていて、不定期で交流イベントなどが行われています。
-
嘉義市史蹟資料館(嘉義神社跡)
日本に来たみたい。とインスタスポットにもなっています。 この建物の向かいには「手水舎」が、横には「祭器庫」も残っています。
-
孔子廟
学問の神様孔子を祀る孔子廟。 嘉義の孔子廟は1706年、嘉義城西門付近に建てられましたが、1906年の梅山自身で倒壊してしまいましたが、倒壊の際、孔子聖牌は近くのお寺に移され無事でした。 その後、1964年この場所に孔子廟が再建されました。
-
日射塔
嘉義神社の本堂だった場所。嘉義神社の本堂は1994年に焼失し、その3年後この建物が建てられました。 最上階は、嘉義市内を360℃で眺めることが出来るカフェになっています。 この場所は以前、原住民平埔族の祭壇があった所だったので、原住民平埔族の「日射神話」より「日射塔」という名前になりました。 要入場料 月曜、火曜日休館
-
-
嘉義公園の近くに、「國立嘉義高級商業職業學校」があり、ここは映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」の舞台をなった「嘉義農林高校」があった場所です。 近年、嘉義公園横にも「KANO園区」が整備され、映画にまつわるオブジェや、当時の野球部の様子を紹介するパネルなどがあります。
-
KANO歩道
「國立嘉義高級商業職業學校」の校門横から、「KANO園区」へ続く歩道にある「KANO歩道」。 当時の野球部についての説明パネルが設置されています。
-
KANO園区
野球部にちなんだオブジェがあり、近年では子供たちも集まる、大型の滑り台が造られ、憩いの場所になっています。
-
KANO園区
ここには1913年に完成した野球場もあります。 球場外広場には、1931年の甲子園で、準優勝の成績を収めた栄誉を記念するバット型の像があります。
-
- アプリで地図を見る
-
城市を守る神様が祀られている「嘉義城隍廟」。 1715年に建立されたもので、内部の装飾は芸術的にも優れていると評価されています。 清朝中期と日本時代に大掛かりな再建工事が行われているため、日本とゆかり有るものも残っているんですよ。
-
嘉義城隍廟
6階建ての廟で、たくさんの神様が各階に祀られています。 1階は正殿に主神「城隍爺」、他に「媽祖娘娘」、「城隍夫人」などが祀られています。
-
富士山のタイル
日本時代の再建時に装飾された「富士山」の絵タイル。 これは正殿の祭壇、右側の下方にあります。 左側の下方には台湾で最高峰の「新高山(玉山)」の絵タイルがあります。
-
東門市場
城隍廟のお隣には120年前から東門市場が隣接していています。 お店の数は約200店舗、お野菜、お肉、軽食などいろいろ並んでいます。 写真は人気の春巻きのお店「東市春捲」で、春巻きだけじゃなく新鮮な茹でイカも食べられます。🦑
-
東門市場
写真は蒸しおこわとポークスペアリブスープが人気なお店「袁家筒仔米糕排骨酥」。 美味しくてお値段もリーズナブル。 昼食は軽く東門市場でいかがでしょう?
-
-
国立故宮博物院の南院として2015年年末にオープンした博物館。 台湾から広くアジアを見て、体感できるよう、アジア文化をテーマにしている博物館です。 博物院の建物の曲線が美しく、外観もすでにアートです。 台鉄嘉義駅から車で約25分の太保というところにあり、新幹線駅嘉義駅からは車で約5分。 博物館の正門から、建物入口まで少し歩きますよ!👞👞 要入場料 月曜休館
-
館内
博物院の入口ホールは広くて、ウォールガラスからたくさん差し込む光で明るい! ここでチケットを購入、大きな荷物はコインロッカーに預けます。 参観の人数が多い場合は、入場できない場合もあるので、故宮南院のHPから先に予約することをお勧めします!
-
展示品
海外から借り受けた、普段なかなか見ることのできないものが期間限定で展示されています。
-
展示品
故宮博物院常設展示の国宝級の逸品も期間限定で展示されています。
-
-
嘉義は北回帰線が通過するところでも知られています。 北回帰線は嘉義駅から車で約10分の水上というところにあり、歴代の北回帰線の碑が並んでいます。 写真は、北回帰線の碑の横にある、天体などが学べる「太陽館」です。 もし、興味のおありの方は行ってみてください。
-
台鉄嘉義駅から車で約25分の太保というところにあり、嘉義BRT(嘉義公車捷運・Bus Rapid Transit)を結ぶ駅でもあります。 新幹線での移動は台北から最短約90分、便利になりました。
-
台湾鉄道、台湾高鉄(新幹線)、MRTが乗り入れており、バスターミナルも隣接。 駅の2階フロアーと駅横の地下街にはグルメストリートがあり大変便利!
- アプリで地図を見る