
高井戸ミニ散歩
東京高井戸ミニ散歩
所用で高井戸に出かけたついでに、周辺を簡単に散策してきました。 駅近くの天然温泉、意外ときれいな流れの神田川、大正時代の建物がある浴風会など、見どころの多い場所でした。
環八通りをまたぐようにホームのある駅で、京王井の頭線では数少ない高架駅です。 今回の散策は高井戸駅徒歩圏内に絞って歩きました。
高井戸天然温泉美しの湯
高井戸駅そば、環八通り沿いにあります。マンションの1階が入口になっていますが、中には露天風呂もあって、なかなか立派な施設です。 できれば入りたかったですが、今回は時間や予算の都合で省略させていただきました。 料金は、平日900円、土休日1200円(いずれも大人)です。
スーパーマーケット・オオゼキ
美しの湯の入口と同じマンションの1階にあります。 店内には回転寿司とベーカリーがありますが、ベーカリーは安く100円コーナーが充実しています。回転寿司も100円からありました。
井の頭公園の池を水源に、東に向かって流れ、最後は浅草橋付近で隅田川に合流する川です。
神田川里程標
これによると、高井戸付近は、源流から3.5km、隅田川合流地点から21kmとのことです。
謎のトンネル
暗渠となった河川や用水路の入口と思われる穴。神田川では何ヶ所かこういうのが見られます。
水浴びをする野鳥
これはアオサギでしょうか?駅前の橋の下に、玉川上水排水口があって、いつも勢いよく水が流れていますが、そこに野鳥が来ていました。
浴風会は、戦前から続く病院や福祉施設を多数運営する団体です。ここには病院と福祉施設が複数あります。
浴風会本部棟
正面玄関に鎮座する建物は、大正15年(1926年)に建てられた本部棟で、東京都選定歴史的建造物です。
浴風会本部棟のドア
戦前の近代建築によく見られる様式ですが、ドアのデザインがなかなか美しいです。
本部棟の裏にある梅の木
裏に回ると梅が咲いていて、春の訪れを実感しました。
礼拝堂
正面から見て本部棟の真後ろには礼拝堂があり、これも同時期の創建と思われます。 礼拝堂というからキリスト教系かと思ったのですが、横に服を着た地蔵があり「?」と思って調べたところ、実は仏教系らしいです。読み方もキリスト教式の「れいはい」ではなく仏教式の「らいはい」なのだそうです。 中に入るとお寺の鐘があるそうで、大晦日には除夜の鐘も行われるそうですから、機会があれば見てみたいですね。
礼拝堂横の地蔵
礼拝堂横には服を着た地蔵があります。
第三南陽園レストラン
名前の通り老人ホームの食堂ですが、誰でも利用可能です。ランチAセット(ヒレカツ&かにコロッケ定食)が550円と安いのはよかったですが、出てきたものは量がやや少なめで値段相応のものでした。また、バレンタインだからなのかチョコが1個サービスでついてきました。