宇宙博2014からおおいに宇宙に想いを馳せましょう!(〜2014/09/23)
千葉宇宙博2014からおおいに宇宙に想いを馳せましょう!(〜2014/09/23)
宇宙が好きでもちろん「宇宙兄弟」も何度も読むし上野の科博もしょっちゅう通うわけなのですが、今回の初のNASAとJAXAの共同展示イベントの宇宙博2014はかなり見逃せないイベントです。今回のはこの手の展示でいえばロンドンの科学博物館クラスの楽しさでした(スミソニアンには行ったこと無いので)。
今回の初のNASAとJAXAの共同展示イベントの宇宙博2014はかなり見逃せないイベントです。「この夏、幕張メッセが宇宙になる。」という言葉は嘘ではないくらいのスケールでした。
スペースシャトル機種部分レプリカ
スペースシャトルアトランティスの機種部分が置かれています。運転席までのぼり覗くことが出来ます。
ソ連製人工衛星スプートニク
人類初めての人工衛星スプートニクのレプリカです。
ロケットエンジン開発
大戦中のドイツでの軍事開発からアメリカのロケット開発に加わり活躍したフォン・ブラウンによってロケットエンジンは飛躍的に発展します。
ロケットの進化
Vロケットからマーキュリー、ジェミニ・タイタン、サターン、スペースシャトルと短期間にもの凄いシッンかを遂げて行きます。
サターンVロケット
打ち上げでは重量を次第に軽くしていく段階ロケットが大事だそうです。切り離しの形がよくわかります。
宇宙服/宇宙食開発
有人宇宙飛行で船外活動を行うには宇宙服の開発がマストですし、長期にわたるなら当然宇宙食の開発も必要になります。
アポロ月面着陸
ケネディ大統領の”We choose to go to the moon in this decade and do the other things, not because they are easy, but because they are hard.”の言葉。人類はアポロ計画で月に行くことを目指し、1969年7月これを実現します。すごいですよね。本当に。
着陸船
月面着陸の方法で月軌道ランデブー方式(月軌道上に司令船と機械船を残す)というのを採用したため、着陸船は小型化し、3人の宇宙飛行士のうち2名が月に行く形になっています。その着陸船の操縦部分がみられます。
ローバー
月面を走る月面車です。アポロ15号から使用されたということです。これにより活動範囲が飛躍的に広がります。ここではレプリカがみられますが、結構感動です。 ちなみにアポロ15号から17号の計画はこの月面車の開発がなければ中止されていた説もあるくらい大事な開発でした。
アポロ司令船
最終的に司令船のみになり大気圏に再突入します。パラシュートが開いて降りてきます。ここにあるパラシュートはアポロ17号の実物3つのうちの1つ。ちなみに司令船自体はシミュレーターとして使われていたものだそうです。焼けてないですからね。ロンドンのは落ちて来た奴なので焼けてました。
ユーリ・ガガーリン
人類初の有人宇宙飛行を実現した宇宙飛行士。「地球は青かった」の言葉で有名です。
8Kスーパーハイビジョンシアター
5分間の8Kクオリティの宇宙映像が観れます。恒星の誕生や終わりにまつわる映像です。
日本のロケット開発
JAXAが提供する資料をもとに日本のロケット開発の歴史が展示されています。
はやぶさ
はやぶさのレプリカがあります。あと、ハヤブサが持ち帰った小惑星イトカワの粒子を電子顕微鏡で観ることも出来ます。正直はやぶさのトラブルの歴史を観るとドン引きしますが、この粒を持ち帰るあまりに長い年月をかけた関係者の努力は半端ないですね。
きぼう
日本の独自開発実験施設である「きぼう」のレプリカに乗れます。ISS国際宇宙ステーションに取り付けられている施設ですので、ほんの少し雰囲気だけですがISS暮らしを体験できます。
火星探査樹キュリオシティ
火星の無人探査期キュリオシティのレプリカがあります。映像も含めてこれは結構かっこいいです。
ドリームチェイサー
短時間の宇宙旅行やISSへの人員輸送のために開発されている宇宙飛行機です。これは7人乗りです。
宇宙エレベーター
たまげたのは宇宙エレベーター。理論的には可能だそうで、宇宙まで紐を伝って行くんだそうです。まじですか。
成層圏からのスカイダイブ
レッドブルストラトスのアスリートが、アメリカ合衆国上空38,969.4 メートルの成層圏からジャンプし、フリーフォールの世界新記録の樹立した際の気球船と服が展示されています。気球で上って行くんですね。落下は時速1357キロ、時間は4分20秒だそうです。もう驚く以外ないです。
グッズショップ
NASA、JAXA、スターウォーズ、その他2000点もあるグッズショップです。これでもかって感じです。JAXAのワッペン買ってしまいました。
JAXAワッペン
買っちゃいました。
そう人類最初の有人宇宙飛行を実現させたユーリ・ガガーリンが乗っていた宇宙ロケットの名が「BOCTOK」(ボストーク)です。その名を冠したBARが西麻布にオープンしました。宇宙に思いを馳せて飲むならこちらですね。
ユーリ・ガガーリン
人類最初の有人宇宙飛行を実現させた人物です。「地球は青かった」の言葉で有名ですね。
BOCTOK(ボストーク)
打ち上げ後地球を1周し、大気圏再突入後ガガーリンを座席ごとカプセル射出。パラシュートにて降下、帰還。打ち上げから帰還までは108分という短い宇宙旅行だったようです。
BOCTOK店内
非常に暗いです。大きめの箱なので結構沢山入ります。奥に個室もあります。個室も結構大きめです。
Amrta
この場所は西麻布で17年も続いた名店Bar Amrta(アムリタ)の場所です。BOCTOKが長く続くかはわかりませんが、同系列のTHESEも長いです。
宇宙博2014の家での予習か復習は「APOLLO 13」ですね(予習を強く薦めます)。トム・ハンクスとケビン・ベーコン、そして最近ではCSIニューヨークのケーリー・シニーズあたりの名演が光ります。とにかくこれ実話だってのがビビります。
「APOLLO 13」
感動の実話に基づくNASA全面強力の映画です。アポロ計画と言えば月面着陸初成功の1969年の11号が有名ですが、次に有名なのはこの感動の失敗計画13号ですね。