
異文化漂う神戸・北野
兵庫異文化漂う神戸・北野
まいどまいど! 山と海に挟まれた地形が特徴の兵庫県神戸市。 また、六甲など高い場所から眺めた神戸の夜景は100万ドルの夜景などに例えられるほど、おしゃれな町として、全国的にも有名でんな。 神戸の街の中には神奈川県の横浜中華街や長崎県の長崎新地中華街と並ぶ繁華街として知られる神戸の南京町。 ここには中国語が飛び交い、餃子や豚まん、焼売、角煮など本格的な中華料理を味わうことができまんな。 そんな神戸南京町から北にしばらく歩いていくと南京町とはまた違った異文化な雰囲気が漂ってくる。 ここにはかつてぎょうさんの欧米人が移り住み、江戸時代から明治時代にかけて賑わいを見せた北野異人館街。 今では神戸市の象徴ともなった風見鶏をはじめ、ドイツやパナマ、オランダ、デンマークなど、海外の雰囲気そのままに立ち並んでまんねん。 また、それぞれの建物の内部にはかつての日常を彷彿させるような部屋やテーブル、チェア、私物などが一般公開され、海外のような体験を身近に感じることができまんねん。 ほんでまた、北野異人館街は山々の中腹や山頂に位置するため、神戸の街を一望することもできまっせ~!
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江戸時代後期から明治時代にかけて、欧米人が多く移り住み、神戸に居住していた。 ここには、居住するための住宅が今も残り、西洋館として保存、一般公開を行っている。 神戸と同様、長崎県長崎市、神奈川県横浜市、北海道函館市なども外国人が多く住んでいた。
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北野の日常
雨の日も風の日も、軽やかなメロディーが今にも聞こえてきそうな場所。 それが、神戸の北野。
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北野の日常
異人館が密集するエリアでは、多くの洋風建築が立ち並び、その一角では、多くの像を設置。 多くの観光客が記念撮影を楽しんでいる。
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神戸市を代表する観光名所の一つ「異人館街」の中心地に位置するお好み焼き店。 店内はカウンター席とテーブル席がある。 また、これまでに数多くの有名人・著名人が来店し、店内の壁面にはサイン色紙が展示。 メニューはお好み焼きやもんじゃ焼き、長田名物のそばめし、神戸牛を使用したステーキなどがある。
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ステーキ丼
神戸牛を使用したステーキ丼は800円から。 暖かいご飯の上にキャベツ、神戸ビーフが乗せられた贅沢な一杯。
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1868年、神戸港の開港に伴い、外国人が増加。 港に近い居留地に邸宅が集中していたが、土地が不足し、北野地区でも邸宅が建てられ、第二次世界大戦前までには200棟以上を数えたとか。 現在も北野地区には約60棟が現存し、異人館街となっており、神戸市「北野・山本地区の伝統的建造物」、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定。 1887年、海外貿易が盛んになり、貿易商を営んでいたスタデニック氏の邸宅として建設。 現在も床張り、窓ガラスやステンドグラスなどが保存され、外観は典型的なコロニアルスタイル。
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1868年、神戸港の開港に伴い、外国人が増加。 港に近い居留地に邸宅が集中していたが、土地が不足し、北野地区でも邸宅が建てられ、第二次世界大戦前までには200棟以上を数えたとか。 現在も北野地区には約60棟が現存し、異人館街となっており、神戸市「北野・山本地区の伝統的建造物」、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定。 1908年、フランス出身のグラシアニ氏が邸宅として建設。 別名、白亜の洋館。 レンガ造のワインセラーは、旧車庫。
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1868年、神戸港の開港に伴い、外国人が増加。 港に近い居留地に邸宅が集中していたが、土地が不足し、北野地区でも邸宅が建てられ、第二次世界大戦前までには200棟以上を数えたとか。 現在も北野地区には約60棟が現存し、異人館街となっており、神戸市「北野・山本地区の伝統的建造物」、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定。 1896年、建築家A.N.ハンセル邸として建設。 ゴシックを基調するコロニアルスタイルの西洋館。 庭園は芝生に石灯籠を配置した和洋折衷、屋根には鯱が設置。 館内はフランス製家具やシャンデリア、暖炉等クラシカルなインテリアで統一。 壁面には明治時代の浮世絵約200点が展示。
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料理をメインとする宿泊施設付きレストラン(オーベルジュ)の洋館風ホテル。 コンセプトは「美食を愛で、心豊かなひとときを過ごしてもらう」。 フランス・ブルゴーニュ地方の名店「ラ・コート・ドール」(現ルレ・ベルナール・ロワゾー)のベルナール・ロワゾー直伝のフランス料理を提供するホテル。 特徴は、赤いレンガの外装。 部屋数は30室で、内装・家具ともすべて異なる。 2011年、「ルレ・エ・シャトー」への加盟が認められる。 シェフの山口氏が「グランシェフ」の称号を得、アジア初となった。 フランス料理が世界無形文化遺産に登録され、ベルサイユ宮殿で開催された晩餐会で「世界の料理人60人」の1人に選定。
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黄綬褒章
2018年、平成30年秋の褒章「黄綬褒章」受賞。
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1868年、神戸港の開港に伴い、外国人が増加。 港に近い居留地に邸宅が集中していたが、土地が不足し、北野地区でも邸宅が建てられ、第二次世界大戦前までには200棟以上を数えたとか。 現在も北野地区には約60棟が現存し、異人館街となっており、神戸市「北野・山本地区の伝統的建造物」、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定。 1894年、ドイツ出身の旧ビショップ邸として建設。 現在は中華料理店として営業。
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神戸ブランドに出会う体験型工房。 コンセプトは、校舎の面影を極力残す事。 1998年、旧北野小学校校舎をリニューアルして開設。 館内には神戸フランツ、神戸南京町皇蘭、亀井堂、灘の酒蔵通りなど神戸ブランドの著名店が営業。 革小物やアクセサリー、豚まん、パン等の製作を体験できる。
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建物は鉄筋コンクリート5階建て。 設計者は置塩章。 建物内のデザインは移民船の内部がモチーフ。 宿泊施設、教習室、診療所、集会所等が設置。 1928年、国立移民収容所開所として建設され、南アメリカへの移住者が渡航前の研修や準備を行う施設として設置。 1932年、神戸移住教養所と改称するも閉鎖。 1952年、神戸移住斡旋所として再開し、1964年、神戸移住センターに改称。 2009年、神戸市立海外移住と文化の交流センターとして開所。
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2013年11月11日、背番号11に因み午前11時11分にオープン。 プロ野球選手・メジャーリーグベースボールで活躍するダルビッシュ有選手の展示・保存を行っている。 ダルビッシュ有選手は大阪府羽曳野市出身として知られ、1986年生まれ。 父・イラン・テヘラン出身ダルビッシュセファット・ファルサ氏は米国留学中に日本人女性と結婚。 ファルサ氏は元サッカー選手でイラン「イラン野球連盟」顧問に就任。 ダルビッシュ有選手は日本国内の国籍法の規定(多重国籍者の国籍選択制度)に基づき日本国籍を選択。 父親が経営するジャイレックス(大阪市住之江区)が「ダルビッシュ」の名称の商標を出願し登録。
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ダルビッシュ投手
施設内では過去に使用していたグラブや春の高校野球甲子園でノーヒットノーランを達成した時のボールなど、約100点が展示。 コンピューターグラフィックスのダルビッシュ投手とバッティングセンターのように対戦もできる。 ダルビッシュ有選手は幼少期、父に連れられ、神戸・北野にあるスポーツクラブに通ってサッカーをしていたとか。
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兵庫県神戸市に鎮座する生田神社の周辺に点在する生田裔神八社の1社。 近年は「港神戸守護神 厄除八社」とも呼ばれ、数字の順に巡ることを八宮巡りといい、厄除けになるとも。 祭神は田心姫命。 福岡県宗像郡沖ノ島の宗像大社より勧請。 神功皇后が三韓からの帰途巡拝された一社。 1947年、奈良県大柳生村の戸隠神社の境内社である山口神社を模して社殿を再建。
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1907年、米国出身のM.J.シェー邸として建築。 木造2階建て。 1995年、阪神・淡路大震災により被災し、取り壊す予定であったが神戸市が建物の寄贈を受け、解体・部材保管。 2001年、民間事業者に部材を譲渡し、現在地に再建・移築された。 現在、スターバックスの北野物語館として営業。
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明治時代、ヒルトン氏の自邸として建設。 戦後、パナマ領事館として使用された公開異人館。 カルロス領事の執務室、ダイニング、ベッドルーム、ライブラリー、サンルーム等を公開。 マヤやアンデスの土器・土偶等が随所に展示。
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明治時代、ロシア出身で貿易商のパラスティン邸宅として建築。 現在、喫茶店として営業。
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旧トーマス邸、旧トーマス住宅とも呼ばれる。 国の重要文化財に指定されている。 1904年、ドイツ人の貿易商ゴットフリート・トーマスの個人住宅として、ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデの設計により建設。 ネオ・バロック様式を基調とした建築。 施主のトーマスはこの家をハウス・レナニア(ラインの館)と呼び、ドイツ風の重厚なデザインの中に内装には随所に世紀末のユーゲント・シュティール(アール・ヌーヴォー)様式を取り入れている。 NHK連続テレビ小説「風見鶏」をきっかけに全国的に知名度を上げ、現在も多くの観光客が訪れている。
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風見鶏
風見鶏の館は神戸を象徴する建造物の一つとして知られる。 風見鶏の館の尖塔と風見鶏は、観光ガイドブックやパンフレットなどに使用され、テレビ番組などでも使用されている。
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祭神は菅原道真公。 1180年、平清盛が福原に遷都するにあたり、禁裏守護・鬼門鎮護の神として京都の北野天満宮を勧請して祀ったと伝わる。
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旧ヴォルヒン邸。 庭には、花の国オランダにちなんだ色とりどりのチューリップや四季の花。 オランダ王国総領事邸として使用され、香りの家オランダ館として一般公開。
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デンマークハウスは、旧W.プリンス邸跡。 北欧バイキングや童謡作家アンデルセンなどのデンマークの歴史や文化を展示、紹介している。
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1900年、レイン邸として建築。 八角形のオペラシートに象徴されるヴィクトリアン様式が特徴。
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東京と大阪とを結ぶ東海道新幹線の延長線上に位置する山陽新幹線の停車駅の一つ、新神戸駅。 新神戸駅周辺には、新神戸オリエンタルシティと呼ばれるホテルと専門店街と劇場が一体となった複合商業施設がある。
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駅弁「味づくし」
新神戸駅構内で販売されている駅弁「味づくし」。
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駅弁「味づくし」
瀬戸内地域を中心とするいかなご釘煮やサワラ西京焼き、エビ塩焼き、姫路レンコンの煮物、淡路タマネギの素焼き、鶏照り焼きなどが詰められた兵庫の名産・特産を生かした駅弁。
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神戸ドーナツ
新神戸駅構内で販売されている「ドーナツ」。 味はプレーン、チョコレート、シナモン、キャラメル、イチゴがある。
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神戸牛ブランド「神戸ビーフ」を中心とした施設。 施設内では神戸ビーフの「知る」「見る」「食べる」など様々な体験のできるエリアがある。 展示ブースでは黒毛和牛のルーツから神戸ビーフについての定義や歴史などの紹介。 「神戸牛」という生きた牛はいない事や、イギリス人に見初められたきっかけなど、神戸ビーフにまつわる様々なエピソードも。 レストランでは神戸ビーフのロースや赤身などを味わうことができる。
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1984年、日本で唯一の大工道具を展示している企業博物館として開設。 2014年、神戸市中央区中山手通から竹中工務店本社跡地に移転。 縄文時代から昭和までの木造建築で実際に使用されていたカンナ、ノミ、ノコギリ、墨掛道具、石斧、鉄斧などの道具や日本の伝統的な木造建築の「木組」などを展示している。 「木組」とは、釘をほとんど使用しない日本の伝統的な木造建築の技術の一つ。 唐招提寺金堂組物は、国宝に指定された唐招提寺金堂の柱や屋根を原寸大の復元模型。 スケルトン茶室は、重要文化財に指定された大徳寺玉林院の茶室「蓑庵」の柱や梁から竹組みまでの骨格を復元。
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体験
木工室では、ベテラン宮大工や木工作家が教える形で木工教室などが開催、木工作業が体験できる。 中庭には江戸時代に使用されていた「だるま窯」が復元、焼成した瓦が敷き詰められている。
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仏教寺院。 別名、徳光禅院。 山号は大円山。 宗派は臨済宗天龍寺派。 本尊は十一面観世音菩薩。 三大神滝の一つ布引の滝の参道付近で、役小角によって創建された修験道の大道場であった滝勝寺(布引山瀧勝寺、生田神社神宮寺瀧寺)があったが廃寺。 1900年頃、神戸川崎財閥の創始者である川崎正蔵が私財を投じて建立。 夢窓国師の法灯を掲げる。 建立当時、天龍寺派管長であった高木龍淵禅師を請じて開山。 正蔵は京都嵯峨に別荘(前の嵐亭。翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都)を有し、天龍寺派管長である高木龍淵、および僧堂師家の高木台岳と親交を深め、両老師に帰依するようになって、天龍寺派としての徳光院を創建。
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徳光菩薩
1897年、雲照律師から菩薩十善戒を受け「徳光菩薩」を授与され、徳光院命名の由来とも。 高木龍淵が徳光院に住山、弟子の関精拙と野田文一郎が神戸高商の学生らと話し合って禅会「遊龍会」が発足。 毎月二回提唱と参禅が行われ、神戸経済大学(神戸大学の前身)学長となった丸谷喜一、石井光次郎らが参加。 丸谷は関精拙を中心とする提唱の禅会を結成し、関精拙が「味道会」と名付け、現在も受け継がれている。
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生田川中流に位置する滝。 日本の滝百選に選定。 和歌山県の那智滝、栃木県の華厳滝と並び、「日本三大神滝」の一つ。 布引の滝は、雄滝・雌滝・夫婦滝・鼓ヶ滝の4つの滝の総称。 上流にある雄滝は高さ43m。
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神戸市の都心部を一望できるプライベートテラスと和食日本料理人が考え上質かつ厳選された食材にこだわった本格的 新感覚バーベキュースタイルと空とぶテントが特長。 茶道、香道、茶事・茶懐石体験も。
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バーベキューエリア
バーベキューエリア「KOBE TERRACE(コウベテラス)」では和牛に活アワビ、アナゴなど料亭と同じ味を味わうことができる。
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