東京ドームシティ アトラクションズで、2018年7月14日(土) 〜 9月24日(月・休)の期間、今春新たにオープンしたお化け屋敷「怨霊座敷」の恐怖の演出・ミッションをさらにパワーアップし、夏の特別演出として『超・怨霊座敷』が開催される。
「怨霊座敷」は、2018年4月20日(金)に常設のアトラクションとして新たにオープンした、靴を脱いで入るお化け屋敷。足を踏み入れた家では、かつてある男女の間に恐ろしい惨劇が起こっていた。床下に埋められた夜雨子の怨念は、今でもその場に残り、足の下から来場者を狙ってくる。靴を脱ぐことで無防備になった足元が、恐怖心を一層高める。
『超・怨霊座敷』では、ストーリーのアレンジと恐怖演出のパワーアップを行い、新たに重要なミッションが加わる。来場者に与えられるミッションは怨念が強く宿る夜雨子の足首を縄で縛ってくることです。果たして、夜雨子の怨念を解いて無事に戻ってくることができるだろうか…。17時以降の【ハード ver.（夜の部）】は、16時までの【ノーマル ver.（昼の部）】よりも恐怖の演出ポイントがさらに倍増し、恐怖度が何倍にもアップする。夏の暑さを吹き飛ばす恐怖のエンタテインメントを体験することができる。

ストーリー

夜雨子は、蛾の収集が趣味の男とつき合っていました。しかし、男は標本部屋に別の女を連れ込むようになりました。ある雷雨の晩、停電に怯えた夜雨子が標本部屋を開けた時、何か柔らかいものを踏んでしまいます。次の瞬間、男の怒号が響きました。
「大事な蛾を踏んだな！」
その日を境に、男の態度は粗暴になっていきました。ある晩、男は夜雨子の手からアイロンを奪うと、それを彼女の足の裏に当てました。
「お前が憎いんじゃない。お前のこの足が憎いんだ！」
火傷を負った夜雨子の足の裏は壊疽を起こし、その毒が全身に回り始めました。一方、標本部屋からは、楽しそうな女の声が聞こえてきます。夜雨子は、朦朧とする意識の中で、二人の声を聞きました。
「夜雨子が蛾を踏んだなんていうのは、お前との関係をごまかすための嘘だったんだ」
その声を聞いた夜雨子は、強い怨念を抱えたまま亡くなってしまいます。それ以来、この家では様々な怪奇現象が起こるようになりました。夜雨子の怨念を祓う方法はただ一つ。怨念の詰まった夜雨子の足首を、清めの荒縄で縛ってくることです…。