兵庫城跡
兵庫県神戸市兵庫区切戸町2丁目5-26
神戸港の西に位置する兵庫港は、江戸時代まで栄えていた兵庫津跡。
1578年、有岡城の戦いで荒木村重が織田信長に謀反をおこし、有岡城が落城。
荒木村重は花隈城へ落ち延びたが、織田信長軍の武将で池田恒興(信輝)・輝政父子の活躍により落城。
1581年、池田恒興は兵庫津に城を築いた。
兵庫城下は豊臣秀吉の直轄地となり片桐且元が代官として入城。
呼称も兵庫城から片桐陣屋と称した。
1615年、大坂城落城後、尼崎兵庫津一帯は尼崎藩に組み込まれ兵庫城址には陣屋(兵庫津奉行所)が置かれた。
1769年、兵庫城址の陣屋が勤番所に改築。
明治時代、勤番所が初代の兵庫県庁となり、伊藤博文が初代知事として赴任。