祥福寺
兵庫県神戸市兵庫区五宮町22-17臨済宗の仏教寺院。
開山は盤珪禅師。
本尊は聖観世音菩薩。
1685年、もと僧正眼が営んでいた平野五宮神社の小庵で雲巌和尚によって創建。
盤珪禅師は網干(兵庫県姫路市)生まれ。
龍門寺を建立、「西に盤珪、東に白隠」と言われるほどの大徳で、全国47を数え、没後も150にも及ぶとも。
1716年、廬山妙覚和尚が入山。
13世黙伝和尚によって現在地に移転、山号は徳運山から天門山へ改めた。
1868年、神戸警備のため、長州藩兵数百名が駐在し、神戸を護衛。
1872年、大坂高津の少林寺より匡通和尚が法脈を継ぎ、現在地に伽藍を建て、妙心寺派屈指の道場となった。