カトリック江上教会 (江上天主堂)
長崎県五島市奈留町大串1131
世界文化遺産「奈留島の江上集落」の構成資産として知られ、国の重要文化財に指定されている木造建造物。
奈留島はもちろんのこと、五島列島で最も有名な建造物の1つに数えられる大変重要なキリスト教の教会として親しまれています。
創建は1906年で、江上集落の4家族から始まったとされています。現在見られるのは1918年に建てられたもので、信者がキビナゴ漁で集めたわずかな資金を元手に完成されました。
教会の建設に必要な費用は2万円(現在の7,000万円に相当)に及んだそうで、少しでも安く抑えるためにステンドグラスの装飾を自ら施すなど至るところに節約の工夫が見られるのが特徴。