徳光院
兵庫県神戸市中央区葺合町布引山2-3
仏教寺院。
別名、徳光禅院。
山号は大円山。
宗派は臨済宗天龍寺派。
本尊は十一面観世音菩薩。
三大神滝の一つ布引の滝の参道付近で、役小角によって創建された修験道の大道場であった滝勝寺(布引山瀧勝寺、生田神社神宮寺瀧寺)があったが廃寺。
1900年頃、神戸川崎財閥の創始者である川崎正蔵が私財を投じて建立。
夢窓国師の法灯を掲げる。
建立当時、天龍寺派管長であった高木龍淵禅師を請じて開山。
正蔵は京都嵯峨に別荘(前の嵐亭。翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都)を有し、天龍寺派管長である高木龍淵、および僧堂師家の高木台岳と親交を深め、両老師に帰依するようになって、天龍寺派としての徳光院を創建。