聖徳閣跡
兵庫県加古川市加古川町大野1754-2
日岡山は第12代景行天皇皇后の播磨稲日大郎姫命の陵に治定。
その第二皇子の日本武尊は付近の美乃利村で誕生したとの説も。
1903年と1919年には陸軍の大演習が挙行され、御野立所となって天皇陛下が統監された。
久米次郎の娘婿・三良(多木化学株式会社2代目社長)は御野立所に参じて、「東播平野と皇室の関係」と題した御前講演を行った。
また天皇陛下のために展望台を建設。
日中戦争が勃発し、尾上陸軍飛行場等の陸軍の重要施設が建設され、防諜の観点から聖徳閣に登ることが禁止されるも終戦に。
多木三良は建物補修経費などを加古川市に寄付し、展望台として一般市民に公開。