大歳神社
山口県下関市竹崎町1丁目13-10
平安時代、源平合戦において、平家追討のため西国へ下った源義経が、武運の守護神・富士浅間神社の御祭神・大歳御祖大神に戦勝を祈願。
義経は平家が布陣する彦島を望む有明山(大歳山・円山)に富士の小松を植え、篝火を焚き、二日二夜の沐浴して潔斎を行い、祈念を込めた桑の弓矢をもって平知盛の率いる平家軍に開戦の矢文を放った。
平家軍は源範頼の軍勢と義経軍に敗れ、義経率いる源氏軍が勝利。
四軒の漁民が義経の祈願のありさまを畏敬して神祠を祀ったことが由来となった。
武運長久の神として親しまれるようになり、明治維新の際には奇兵隊旗揚げの軍旗を奉納。
1862年、大鳥居は白石正一郎が攘夷必勝を祈念して奉納した。