森鴎外旧居 橘井堂跡
東京都足立区千住1丁目30-8
森鴎外とは、小説家、評論家、翻訳家、陸軍軍医(軍医総監=中将相当)、官僚(高等官一等)。
本名、森 林太郎。
島根県津和野町出身で、東京大学医学部を卒業。
1879年、父・静男が南足立郡医となり、千住に転居。
鴎外も移住し、橘井堂医院を開院して医療活動に従事。
三宅坂の東京陸軍病院に転勤し、人力車で通勤。
陸軍軍医となり、陸軍省派遣留学生としてドイツで過ごし、帰国後に小説や翻訳、文芸雑誌等を創刊。
結婚後、根岸に移住、両親も千駄木に移住。
日清戦争出征や福岡県北九州市の小倉への転勤後も、執筆した。
「鴎外」という号は、隅田川の白髭橋付近にあった「鴎の渡しの外」のことで、千住を意味する。