小田県庁跡
岡山県笠岡市笠岡1870現在の岡山県西部、広島県東部の前身にあたる小田県の県庁跡。
1871年、備中国および備後国東部の管轄を目的に「深津県」として設置。
廃藩置県後、第1次府県統合により備中国の10県と旧備後国福山県を統合、備中国全体と備後国東部6郡を領域とした。
当初、県庁は深津郡福山町(広島県福山市)の福山城に設置予定であったが、小田郡笠岡村(岡山県笠岡市)の幕府笠岡代官所跡に変更となった。
1872年、笠岡村の郡名から小田県に改称。
1875年、小田県が岡山県に統合され、廃止。
1876年、第2次府県統合で、備後国側の地域(福山市と