美保神社
島根県松江市美保関町美保関608コトシロヌシの神は、美保神社に祀られている。古事記によると、“(オオクニヌシ)わたくしは何とも申しません。わたくしの子のコトシロヌシの神が御返事申し上ぐべきですが、鳥や魚の獵をしにミホの埼に行つておつてまだ還つて參りません」と申しました。依つてアメノトリフネの神を遣してコトシロヌシの神を呼んで來てお尋ねになつた時に、その父の神樣に「この國は謹しんで天の神の御子に獻上なさいませ」と言つて、その船を踏み傾けて、逆樣に手をうつて青々とした神籬を作り成してその中に隱れてお鎭まりになりました”
抜粋: 古事記 現代語譯古事記
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳