坂本龍馬 妻 お龍の実家 楢崎家跡
京都府京都市中京区槌屋町84-1
江戸時代に活躍した土佐藩郷士の坂本龍馬と結婚した楢崎龍の実家跡。
1841年生まれ。
別名、お龍。
楢崎家は長州の士分であったが、お龍の曽祖父の代、主君の怒りを受けて浪人になった。
父の将作は日本の皇族である久邇宮朝彦親王(中川宮)の侍医で暮らしは裕福であったが安政の大獄で捕獲され、没後、困窮。
生け花、香道、茶の湯などを嗜んだが、炊事は苦手であったとか。
母は悪者に騙され、妹の起美が島原の舞妓に、光枝が大坂の女郎に売られると知り、お龍は着物を売って金をつくると大坂に下り、刃物を懐に抱えて死ぬ覚悟で男2人を相手に啖呵を切って妹を取り返した。