北陸・福井の敦賀(つるが)で日本海を楽しむ
まいどまいど! 日本海近海で獲れた新鮮なお魚は美味しいと評判で、石川県金沢市や富山県富山市でも人気を呼んではりまんな。 そんな中で、関西地方から見て身近に感じる北陸地方の一つといえば、福井県。 兵庫県、そして、京都府のお隣で、福井県の敦賀市を散策してみることにしましてん。 毎年、冬になると日本でも有数の豪雪地帯の一つとして知られ、富山や石川、そして、福井などでは雪が降り積もりやすい場所で有名でんな。 関西地方からはJR西日本が便利。 JR西日本の京都府、滋賀県を経由して訪れた湖西線の敦賀駅を出るとそこはまるで別世界。 駅前には松本零士さん作品の「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」の像が並べられ、観光客の目を楽しませてくれまっせ。 ほんで、その奥には神宮があり日本三大鳥居に数えられる大きな鳥居を眺めながら、北へと向かうと力強い波音が聞こえてくる日本海。 ここで、冬の味覚であるカニなど海の幸を堪能しつつ、敦賀名物の敦賀ラーメン、敦賀発祥として知られるソースカツ丼を味わいつつ、松尾芭蕉の足跡を追いながら氣比の松原を散策しつつ、福井県敦賀市を堪能していくおでかけプランです。
上野家
関西での「カツ丼」の特徴として、豚カツとタマネギを醤油味の割下で煮込み、卵とじにしたものがご飯の上に載る。 福井県敦賀市では、「カツ丼」は「ソースカツ丼」のことを指すとか。 先述した卵とじにしたものを「卵カツ丼」「上カツ丼」「煮カツ丼」などと名前がつけられている。 ソースカツ丼は、卵とじではなくウスターソース(濃厚ソースを含む)をかけて味付けするスタイル。 ここでのカツは薄く切られているが、一枚一枚がとても大きく、一口では食べきれない大きさ。
おかや
ご当地ラーメンの一つ、敦賀ラーメン。 そもそも、敦賀ラーメンは1953年、敦賀に初めてのラーメン屋台が開店したと同時に誕生しました。 当時は、「中華そば」と呼ばれ、敦賀駅前で敦賀ラーメンが販売されていた。 以後、国道沿いに屋台が最大15台、集まるようになり、別名、「ラーメン街道」と呼ばれていたとか。 敦賀ラーメンの特徴は、トンコツと鶏ガラをベースにした醤油味のスープで、多加水の縮れ麺を使用し、具材にはメンマ、チャーシュー、紅ショウガが用いられているという。
ログイン