神子畑鋳鉄橋

円山川の支流にあたる神子畑川に架かる鋳鉄一連アーチ橋。
１８８３年、神子畑鉱山で採掘された鉱石を生野の生野精錬所まで輸送することを目的に約１６ｋｍの鉱石運搬道路を建設。
その一環として手引車や牛車などのために架けられた鉄橋群の一つ。

神子畑に向かう途中の道沿いにあるトンネル跡。
選鉱所とJR新井駅（現）をつないでいた軌道跡。
銅鉱石は、播但線で飾磨港へ、そこから海上輸送で直島精錬所へ。コンクリートで閉鎖中の為外観のみ。内部はレールそのまま残っているそうです。

3月の終わりから4月の初め頃が見頃！
山の斜面にミツマタが群生しています。
近代化産業遺産として注目を浴びる神子畑選鉱所跡を目指してきてください。

明延鉱山から採掘された鉱石を神子畑選鉱所で選鉱し、生野製錬所まで輸送する為に建設された橋。
現存する鋳鉄橋のなかで最古。
近代化産業遺産、国重要文化財。