近江屋跡
京都府京都市中京区塩屋町330江戸時代、名家・井口家が営む醤油屋「近江屋」があった。
昭和時代、近新商店として引き継ぐも廃業。
坂本龍馬が滞在した寺田屋で寺田屋事件が勃発。
井口新助の代に土佐藩の御用達となり、2階は龍馬らの滞在先となった。
1867年、御陵衛士の伊東甲子太郎と藤堂平助が近江屋を訪ねて国事を語り、新選組と見廻組が狙っていると告げた。
薩摩の吉井幸輔は土佐藩邸に入れないのであれば薩摩藩邸へ入るよう勧めたが、龍馬は近江屋に留まった。
以後、坂本龍馬、中岡慎太郎、山田藤吉が殺害された近江屋事件が勃発。