豪徳寺

江戸時代初期 彦根藩主井伊直孝が菩薩寺として再興。
直孝を手招き雷から守った「招き猫」の伝説が有名。
＊宮坂駅下車＊

駅から歩くこと約１０分。豪徳寺に到着。
豪徳寺は曹洞宗の寺院で、山号は大谿山（だいけいざん）。秋は紅葉が美しく紅葉狩り目当ての観光客も多く訪れる。
ちなみに、何で苺や葡萄のように狩らないのに「紅葉狩り」って言うんだろう？
大昔は何かを求めて山に入ることを「狩り」と言っていたとのこと。
どうやら、平安時代に狩猟をしない貴族たちが「紅葉を愛でる（楽しむ）ために山に入る」ことを「紅葉狩り」と呼んだことに由来しているらしい。

招き猫発祥の場所は数多く存在するので、どこに行くか迷いますね。もちろん都内だったら豪徳寺は絶対に外せません。
外国人の観光客も この招き猫の風景を見ながらテンション高めだったのが超印象的です。

時間があれば、招き猫で有名な豪徳寺まで足を延ばすのも良しです。
三重塔や松林も見応えがありますよ！

彦根藩主井伊直孝にまつわる寺。井伊家の菩提寺となっていて、直孝が没すると、直孝の院号「久昌院殿豪徳天英居士」にちなみ寺の名前を豪徳寺と改めました。
幕末期の大老・井伊直弼のお墓ももちろんここにあります。
井伊直弼といえば、安政の大獄を行った張本人。言ってみれば松陰先生を処刑に追い込んだ張本人とも言える人なのです。松陰神社と豪徳寺は徒歩10～15分ほど。こんな近くでお互い眠っているとは…

時の大老井伊直弼の墓がある豪徳寺です。井伊直弼は吉田松陰が斬首された安政の大獄という大粛正を起こした責任者で、松蔭の人生を29歳で終わらせた張本人です。実は墓が凄く近くにあるのです。これも因果か。

時の大老井伊直弼の墓がある豪徳寺です。井伊直弼は吉田松陰が斬首された安政の大獄という大粛正を起こした責任者で、松蔭の人生を29歳で終わらせた張本人です。実は墓が凄く近くにあるのです。これも因果か。