大山崎の東黒門跡
京都府乙訓郡大山崎町大山崎早稲田 西国 街道かつての大山崎集落は離宮八幡宮の神領であった。
1400年代、集落の東と西の端にそれぞれ黒門が設置され、東の黒門・上の黒門と、西の黒門・下の黒門と呼んだ。
門は夜になると用心のため閉めていた。
また魔よけの石とされる石敢当があり、高槻屋さんの子供が夭逝するので、子供の無事を祈って、贔屓の力士、太孝山が建てたとも。
石敢当は中国地方から九州、沖縄にかけて分布しているが、京都府には三つのみ。
悪鬼、邪気は曲がり角を曲がれず石敢当に当たって死ぬとも。