八幡橋(旧弾正橋)
東京都江東区富岡1丁目19-1八幡堀遊歩道に架かる人道橋。
名称は付近に鎮座する富岡八幡宮に因む。
別名、旧弾正橋、元弾正橋
鉄を主材料とする日本最古の鉄橋。
国の重要文化財に指定。
日本で初めてとなる米国土木学会「土木学会栄誉賞」が贈られた。
構造形式は、ボウストリングトラス橋。
橋長は15.76m。
幅員は2.0m。
ピンの接合部には菊の紋形の花弁装飾。
1878年、京橋区の楓川に、米国人技師スクワイヤー・ウイップルの発明した形式を元に工部省赤羽分局により製作、架橋。
付近には江戸時代の武将で旗本の島田弾正屋敷があったため、弾正橋とした。
当時、馬場先門から本所や深川を結ぶ主要路で、文明開化を象徴する鉄橋であった。