普門山 蟹満寺
京都府木津川市山城町綺田浜36宗派は真言宗智山派。
山号は普門山。
本尊は観音菩薩、銅造釈迦如来坐像(国宝)。
600年代、創建。
1711年、智積院の僧亮範が入寺し再興。
当地の地名は綺田(かばた、古くはカニハタ・カムハタ)で、「蟹幡」「加波多」等と表記され、今昔物語集で知られる蟹の恩返しの伝承で有名。
その昔、農家を営む父娘が住んでいた。
娘はある日、村人が獲る蟹を哀れみ逃がした。
父はある日、田で蛇に捕まった蛙を助けようとしたときに「娘を嫁にやるから蛙を助けて欲しい」と発言。