花岳寺
兵庫県赤穂市加里屋1992播磨国赤穂藩・浅野家、永井家、森家歴代藩主の菩提寺。
大石良雄の祖先にあたる大石家墓地、義士墓がある。
浅野家、赤穂浪士に関する展示物が収蔵されている義士宝物館が併設。
1645年、常陸国笠間藩より転封となった浅野長直が浅野家菩提寺として創建した。
1701年、浅野長矩による江戸城松之大廊下での吉良義央に対する刃傷事件が起こり、浅野家は改易となり、赤穂浪士による吉良邸討ち入りが起きた。(赤穂事件)
その後、赤穂藩には永井家が入り、森家が赤穂藩主となった。
明治維新後、赤穂城が解体され塩屋惣門が花岳寺の山門として移築されたとされる。
現在、山門は、赤穂市文化財に指定されている。