麟祥院
京都府京都市右京区花園妙心寺町49麟祥院は徳川三代将軍家光が、乳母である春日局の冥福を祈るために建立したお寺として知られています。
非公開ですが、時々特別公開されることがあります。
今回、「京の冬の旅」の特別公開で拝観しました。
こちらにも”驚くべき障壁画”があります。
江戸初期に描かれた巨大な龍の水墨画は必見です。
春日局が徳川家光から拝領した椿の屏風や、後水尾天皇から下賜された仙洞御所の建物をリメイクした御霊屋も公開されました。
御霊屋の中には春日局の像が祀られていました。
春日局というと”大奥で権力を振るった怖いオバサン”のイメージがありますが、やさしく上品な笑顔が印象に残りました。