書写山圓教寺
兵庫県姫路市書写2968別名、円教寺。
兵庫県姫路市にある標高約371mの書写山上に位置する寺院。
宗派は天台宗の別格本山。
山号は書寫山(書写山)。
西国三十三所のなかで最大規模「西の比叡山」とも。
中世には比叡山、大山とともに天台宗の三大道場とも。
境内は仁王門から十妙院にかけての「東谷」、摩尼殿(観音堂・摩尼は梵語で「如意」の意)を中心とした「中谷」、三之堂、奥の院「西谷」に区分。
姫路藩本多氏の墓所「本多家廟所」、本多忠刻に仕え殉死した宮本武蔵の養子・宮本三木之助などの墓も。
1398年から1868年まで女人禁制であった。
素盞嗚命が山頂に降り立ち、一宿した故事により「素盞ノ杣」といわれ、祠が祀られた。