
ハズレ無し、飛騨高山B級グルメの旅
岐阜ハズレ無し、飛騨高山B級グルメの旅
今回の高山行きのきっかけは飛騨三十三観音巡礼ラスト3寺を制覇する事であります。しかし、行き当たりばったりは我が家の常。途中腹が減ったらテキトーに店を探し、美味しそうなものを見掛けたら即買いしてしまいます。そこには計画性の欠片もありません。いつもは国道156号線とせせらぎ街道を通りますが、今回は珍しく行き帰り国道41号線を利用して高山入りしたおかげで、いつもとは風景が違う旅になったのでした。正確な道順は岐阜→美濃加茂→白川→下呂→高山で、帰りはその逆になります。そもそも朝9時過ぎから日帰りで飛騨高山を目指そうというところから無茶なんです、本来は。
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自宅を出発したのが遅めだった為、高山へ到着する遥か前でお昼時間になってしまい、急遽探したお店。どうやら「鶏ちゃん」では有名店っぽいのです。鶏ちゃんと言うのは、早い話が地鶏肉キャベツ炒めで、特に飛騨と美濃で独自に発達したグルメです。普段下世話に食べている鶏ちゃんが、ここでは何だか上品な料理になってました。一人前がややお高めな気がするものの、その味に充分納得。満足しました。 美濃と下呂の話と写真はこちらから→
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お店の前に顔出しボード
地図を見てお店を探す場合、非常にわかりにくいです。特に名古屋方面からの方は気がついたら「上」を通過してますから要注意。
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店内は張り紙だらけ
ジンギスカン鍋を使用した、当店だけの独特な食べ方を指南した張り紙が張ってあります。締めの焼きそばは必ず注文しましょう。
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現在は道の駅になっていますが、記憶によると相当古くから存在するドライブインだと覚えています。本来土産売り場とレストランくらいだったと思うのですが、いつの間に温泉まで出来ていました。ちなみに一番の特産品は「白川茶」です。
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濃縮白川茶が美味しい
やや苦味が強い白川茶の濃縮液。一度購入してみてからすっかりリピーターになってしまいました。手軽だし、濃度を自由にできる点が気に入ってます。
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白川ハムと言うらしい
普段目にする明宝ハムとか、明方ハムと同じような形状のプレスハム。どちらが先かは知りませんがどちらも同様に美味しいのです。
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白川ハムのカツサンド
上記のハムを厚切りにして野菜と一緒にサンドした逸品。ハムカツを挟んだパンが、プレスハムの味をガッチリ受け止めてる感じ。
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隠し酒の筈なのに
本来は蔵元でしか売ってないはずの「隠し酒」なのに、全然隠れていません。個人的にイチオシの蓬莱ブランドです。
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安直なネーミングが素敵
もしかするとお茶のシーズンには販売店になるのかな? このユルいネーミングが気に入りました。
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温泉があるんですね
温泉とあるけどSPAって書いてある。しかし、軽く汗を流すには充分のはず。お値段もリーズナブル。
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夕方になり晩飯をどうしようかと思ってたら、高山陣屋前にYOU達が多数たむろしてる店があったのです。何となく気になって、結局後で入って「飛騨牛丼」を注文したら、甘辛く仕上げられた牛肉が一面に乗った丼で、牛肉がめっちゃ柔らかいのです。YOU達はずっと隣で酒盛りしてました。 古い町並みを巡る話と写真はこちらから→
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お店の前にYOU達がいっぱい
これだけの人数のYOU達が店の前に待ってたのは、席が開くのを待ってたんですね。後から入ったら店内の殆どがYOU達でした。
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気軽に入れるお店
あれだけのYOU達が押し寄せたということは、宿の方が勧めたのでしょうか。実際のメインメニューを見ても安心の明朗会計で何を注文しても安定の旨さだと想像できます。
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飛騨高山と言えば飛騨牛。従来焼肉とかしゃぶしゃぶなどが有名なんですが、いつの間にか飛騨牛握りもまた確固たる地位を築いています。本来寿司屋さんで提供されていたのですが、最近では店頭窓口で提供される店舗が増えています。お値段は概ね2貫で700円から。口に入れると飛騨牛がふわっと消えて旨味だけが残る感じ。高山に行ったら一度は食べてみたいですね。
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外国人向けのスーベニアがとても面白い
観光都市高山にはいかにも外国人向けと見られるお土産物も少なくありません。中には日本人でさえ思わず買ってしまいたくなる逸品も。
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飛騨高山では古い町並みに並んで有名な観光スポット。一言で言えば昔の役所です。昔の形そのままに残っているところが人気が高い理由。また、早朝には陣屋前で朝市が開催され、観光客で賑わっています。
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夜間ライトアップ
いつもは拝観時間を過ぎると門が固く閉ざされて中を見ることが出来ないのですが、たまたまでしょうか。陣屋前のイベントに合わせ門が開かれライトアップされていました。
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夜祭り前夜祭の演奏会
たまたま夜祭の前夜祭当日でした。ステージでは演奏会が、写真を撮ってる後ろ側には輪投げ等の遊び系夜店が立ち並んでいました。
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高山の古い町並みに行くとほぼ間違いなく立ち寄るお店。うさぎと猫関係のカワイイグッズがいっぱい並んでいて見ているだけで癒やされます。
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いつかは購入したい招きうさぎ
ずーっと以前から欲しいなと目をつけている招きうさぎ。彩色が手作りで、一品物なんです。季節によってモチーフや色が変化し、同じものはありません。ある程度サイズが大きくないと面白くないのですが、少々手を出しにくいお値段なのが玉に瑕。
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原型は「うぼぼ」だと思われ
元々は「さるぼぼ」があって、このお店独自のアレンジにより古くから高山に伝えられる「さるぼぼ」と子宝多産の象徴でもある「うさぎ」が合体して「うぼぼ」になったようです。
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飛騨高山と言えば最初に思い浮かべるのが古い町並み。普段は人でごった返し、真っ直ぐ歩くのもままならない状態ですが、午後5時を過ぎると静かな町を取り戻します。昼間だけの観光も良いですが、出来るなら徒歩圏の近くに宿を確保して夕方からブラブラ歩くと本来の姿を見れるし、涼しいし。車を運転しないと決めれば酒も飲めるし。一石三鳥ではないかと。
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古い街並みは概ねこんな風景
観光客で混雑するとなかなか余裕が出来ないかもしれません。しかし、目線を少し上に向けると一味違った飛騨高山を発見できるかも。
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美術館があるのです
古い町並みには昔ながらの民家や商家、博物館に美術館があります。しかし入ったにしても大昔。もしくは入ったことすら無いスポットも少なくありません。
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ろうそく立て屋さんですね
以前から和ろうそくを立てる、お手軽で面白いろうそく立てが欲しいと思ってたのですが残念ながら時遅く、店は閉まってました。
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よく見たらトイレです
鍛冶橋の近く。交番の裏にあるトイレ。たしかに「かわらや」と看板が出てるものの、これ、どうみても民家でしょ。改装に相当費用がかかったという噂も。
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ひだっちって何?
恐らくさるぼぼの派生キャラクターだと思うんですよね。手足や表情に自由度を持たせてあり、融通がきいて使いやすいんじゃないかな、多分。
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こちらはさるぼぼ派生
さるぼぼをモチーフとするお土産物が高山市内至る所で手に入ります。
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モケケという呼び名らしい
以前から高山にあるような気がするけど、いまいち知名度が高くないキャラクター。正体は妖精?
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宮川に掛かる橋で有名なのは陣屋前の赤い橋ですが、古い町並みの南端に位置する鍛冶橋もまた人気のスポット。橋の袂には大黒様が鎮座し、欄干両側には特徴的な像が配置され、一躍人気の撮影スポットに。橋の西側には歴史あるみたらし屋の屋台が今もなお営業しています。
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手が長い、通称手長像
見た通りです。手が長い手長像。出雲神話の登場人物・足名稚と手名稚がモデルだそうです。手長を強調するにはやや下から撮ると効果的。
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足が長い、通称足長像
こちらも説明不要ですね。足が長いから足長像。手長像も足長像も歩道が狹いので引きがとれません、くれぐれも撮影時は道路に落ちないようご注意を。
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高山と言えば古い町並みと陣屋、あるいは朝市が定番。しかし、本当に面白いのは宮川西側の商店街と歓楽街だったりします。その商店街のほぼ中央に位置するのが山桜神社。鎮火、火の用心、家内安全、無謀息災、商売繁盛、交通安全にご利益があるという、この周囲一帯の守り神的存在。
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馬頭の絵馬市がやってます
山桜神社は別名「馬頭様」とも呼ばれ、毎年8月上旬~中旬には馬頭の絵馬市が開催されます。
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恵比寿だニャン!
商店街の縁起物オブジェ。実は正式な名前は知らないのですが(笑)、招き猫と恵比須様を掛け合わせたのではないかと。w
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「君の名は」の酒がここに
「聖地の酒」というネーミングは先にあったのか、あとで付けたのか。どちらでしょうね。
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ノブナガお馴染み有名スポット
中部地方限定ネタでスミマセン。CBCのTV番組「ノブナガ」の人気コーナー馴染みの店で、ワッキーや入江、東野幸治までもがわざわざ訪れたお店。
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高山を訪れたら、他の土産を忘れても「地酒」だけは忘れません。古い町並み辺りには6軒もの造り酒屋が存在する酒の天国。それぞれの蔵を訪れると無料又はお試し価格で試飲させて頂けます。高山観光は車の日帰りではなく、電車又は市内泊を勧めるのはここに理由があるのです。もし、全部回る時間が無い場合は地域様々な酒が手に入る、古い町並みの中にある「酒屋」さんがお勧め。
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今回の戦利品はこちら
最近は美味しい地酒がワンカップになって売っています。割高かもしれないけど多くの種類を楽しめるというメリットがあります。
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飛騨三十三観音を3カ所巡り、高山市内を散々歩き回って既に汗まみれ。帰宅する前にひとっ風呂入ろうと、午後8時になろうかと時刻に探し始めて見つけた施設。宿泊施設併設とあるのでホテルか旅館かと思ったら普通に開放している感じ。高山帰り、気軽に立ち寄るのにいい場所にあります。
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落ち着いたロビー
外の駐車場の状態を思うと客が少ないような気がします。でもね、多すぎて混雑するより、ずーっとマシです。
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レトロなミシンが展示
展示というよりはインテリアですね。ブラザーのミシンを久し振りに見たような気がします。
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高山を訪れた本来の目的はこちら。4年ほど前から飛騨三十三観音を順番に巡っていました。今回は残る3箇所全て攻略し完了する為にやって参りました。札所巡りを行いますと、通常の観光では足を踏み入れない場所に連れて行って頂けます。ディープスポット観光という点から見ても、とても有効だと思うのです。お陰様で三十三箇所を無事満願致しました。ありがとうございます。
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珍しい摩尼車
仏教というのは元をたどるとインドなので当たり前かと思うのですが、風景的に少々違和感があるような。
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拝観しないと見れません
有名なスポットより、無名だけどさり気なく存在する像が面白いのです。まさしく一期一会。
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第三十一番札所
臥龍桜で有名な公園のすぐ横。桜のシーズンにもう一度行ってみたいですね。ただし、行き方はわかりにくいので要注意。
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第三十二番札所
朝からどんより曇っていたのが珍しくぱっと晴天になりました。
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全国的に有名な温泉です。高山と岐阜のほぼ中間に位置しています。温泉街には外湯もありますが、ホテルの温泉を利用する温泉巡りも可能。それぞれで入浴時間が決まってる場合があるので詳しくは駅前の観光案内所で尋ねてみましょう。ガッツリ入らない場合は足湯が温泉街に数カ所点在しますのでこちらを手軽な利用するのもアリかと。