鎌倉時代末期、新田義貞に攻められた鎌倉幕府最後の執権、北条高時が一族郎党とともに、この地で切腹して果てました。 落ち武者の霊が出る、近くを通ると気分が悪くなるといった報告があります。
腹切りやぐらへの道
住宅街を抜けた先に林道があります。 灯りは一切無いので、懐中電灯は必須。
腹切りやぐら
林道を登ってすぐに左へ向かう道があります。 腹切りやぐらはその先。 崖に開いたうろの奥には、卒塔婆が立てかけられています。
洞窟内部
洞窟はそう広くはありません。
健さん
卒塔婆には、なんと高倉健の名前が。 なんでも、健さんは北条高時の遠い子孫にあたるんだそうで。
古来、山を切り開いて通路を作ったものを切通(きりとおし)と呼びます。 稲川淳二の本に、ここで撮影された心霊写真が載ったことがあるそうです。
まさかの通行禁止
がけ崩れが発生したため、現在立入禁止になってしまっています。 無理はしない方針なので、引き上げることにしました。
せっかくなので
立入禁止の看板から腕を伸ばして何枚か撮影。
過去、この踏切で白い女性が通ったため電車が急停止、という事件が相次いで起きています。 …が、いずれの場合も女性が見つかっておらず、電車にもぶつかった痕跡がないとか。
しばし撮影
見た感じ、なんの変哲もない踏切にしか見えません。
謎の看板
カエルの隣りに矢印が書かれた、意図不明の看板。
久木踏切近くにあるトンネル群。 計6本のトンネルが通っており、それらを総称して小坪トンネルと呼びます。 ここは、心霊スポットとしては古くからかなり有名で、車で通行中、ボンネットに落ちてくる女の霊や、いつのまにか後部座席に座っている女の霊と言った、比較的古典的な証言が多いです。
落書き
トンネル内には、壁に付着したホコリを使った落書きが多数。 写真のものはやけにかわいいのでお気に入り。
対向車線
トンネルはそれぞれ一車線になっています。
空振り
歩いて通ったからなのか、特に妙な現象などは起こらず。
小坪トンネルの上を通る切通。 鎌倉時代に開かれたとされています。 ここも武士の霊が出るとの目撃談があります。
階段
小坪トンネル近くに階段があり、そこから登ると移動が楽です。
名越切通へ
特に立入禁止の看板も無いので、大手を振って突入。 ここも灯りが無いので、懐中電灯が必要です。
切通最狭部
ここが最も狭い場所となります。 幅は一メートルほど。
まんだら堂跡へ
名越切通奥には、まんだら堂跡と呼ばれる、古代の葬儀場があります。 巨大な岩の斜面に掘られた小さな横穴で、鎌倉~室町時代の遺骨が見つかっています。
夜間閉鎖中
…でした。 残念。 6月1日まで特別公開しているそうなので、是非日中に行かれてみては。
金網の隙間から
一応、金網にカメラを押し当てて一枚。 奥に石塔の様なものが見えます。
下山
ぼちぼち降ります。 道が大変悪く、しっかりした靴が無いと危険。
石塔
下山する途中にあった石塔。